辛口サイショーの人生案内ＤＸ

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いやぁ、世の中にがいろんな悩みがあるものなのね。
義父義母問題、実父実母問題、介護問題、ひきこもり、精神疾患、コロナ禍の失業問題。
中には逼迫している危機的な相談もあって、最相氏も行政に相談してって親身に答えてた。
著者の人生相談に答える姿勢もほんとに真摯で的確で、悩み相談するには中村うさぎ、マツコ・デラックス、そして最相葉月も新たに加わった。

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新聞に載っていたら、必ず目を通すとおもう。
買ってまで読まなくてもいいのかな、と思えるくらいには、わたしには悩みも不満もないのかも。

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Twitterで触れられてて、回答が素晴らしかったので読んでみました。身近に感じられる質問に対する回答では目からうろこのものもあり、そうだなあ、と深く首肯しました。自分中心に考えてはいけないな、相手の立場に立って考えなければ、というのがこの本から得た教訓です。購読している紙面で上野千鶴子さんと美輪明宏さんの回答をいつも注視してますが、最相葉月さんも素晴らしいな、と改めて感じました。

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どの新聞にも必ず掲載されている人生相談だが、これは考えようによっては妙なもので、相談といいながら相談者よりもむしろ紙面の向こう側の野次馬である一般読者に対してどう答えるかを見せる芸として成立している気配がある。ネットにあるヤフー知恵袋のような実用一辺倒のものではなく、時に相談者ですら何を相談しているのかよくわかっていないのではないか？と思われるようなものにも対峙する、もはや相談にかこつけた人生観の披歴の場、相談回答文芸とでも呼べばよいのだろうか。
本書の著者もその回答がＳＮＳでも「よくぞ言ってくれました！」と時折バズる人気ぶりである。タイムラインに流れてきた名回答を眺めていると、著者は快刀乱麻を断つごとく切って切って切りまくる、時に読者が藁人形をこしらえて差し出したくなるような、そんな芸風かと勝手に想像していたのだが、案に相違して時に叱咤し、時に背中をそっと押し、時には相談者さえ気づいていない隠れた悩みを引き出し、と、老練多彩な技を駆使しており、一冊を通じてなかなか読ませる。

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「人生相談」ジャンルが大好きだ。最相葉月さんの著作も大好きだ。で、この本を手に取る。パッと開いたいくつかを読んでみた時あまりピンとこなかった。でも読む。
私は一体「人生相談」に何を求めているのだろう。

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読売新聞「人生案内」の回答者のお一人、最相葉月さん。
本書に書かれている相談内容から
投稿者のみなさんの悩みの深さが伝わってくる。
最相さんの愛のある返答にジンワリきたり
苦笑いしたり。
P 92
義母の介護で疲れている女性。
最相さんは、「ぐうたら介護で気分はかなり楽になります」と。
すぐには心に響かないかもしれないけれど
ふとしたときに思い出し、「完璧」から少し離脱しようかなと。
投稿者だけでなく、多くの人を救う名解答。
「人生案内」というタイトルも納得。

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読売新聞の人生案内、わりと辛口だが、毎回納得の回答に思わず読んでしまいます。
図書館でこちらの本を見つけて、読みましたが、最相さんの回答がキツイ時と優しい時があってとても人間味を感じました。
親子と家族にまつまる人生案内と、老いと介護にまつわる人生案内がけっこう重くて…読んでて心が沈むところもありましたが、人は本当に色々な悩みを持っているんだなぁとあらためて思いました。
同じ境遇や思いの人にはきっと良い方向へ導くきっかけになる本だと思いました。

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読売新聞の連載「人生案内」の書籍化第2弾。
読者から寄せられた悩みへの回答68本を収録。

辛口とあるけど、痛快な回答。
自分が正しいと信じて止まない質問者はズバッと斬られて、ムッとしてそうだけど。
根底にはきちんと情や思いやりが感じられる回答です。

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読売新聞の人生案内は昔から好きで読んでます。
世の中いろんな人がいるなー、というのが陳腐ながら率直な感想。
サイショーさんの答えは心に喝を入れてくれるけれど、あまり実践には役立たないような気がします笑
とくにそんなこと悩んで、新聞に投書までしちゃうの⁈というタイプの人には。彼らがこの辛口回答を読んでどう思ったのか、ぜひその後が知りたいです笑

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この本の回答だけ読んでいるとそんなに辛口でもないじゃんと思ってしまうけど、新聞のほかの回答者を読んでいると確かに切れ味抜群だなって思う。毎日読んでても最相さんの回はちょっとわくわくしてしまう。

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冒頭の奥様へのブーメラン回答はネットでも拝見した事があるので有名かと思われる。この相談者に限らずだが他責型が主だが中には自責と見せかけて…というような相談も見受けられる。そういった相談者の思惑を見抜いたうえでの鮮やかな回答は清々しい。個人的には竹原慎二のボコボコ相談室をマイルドにした感じにも思える。
新聞の相談回答は相談を発送してからどれ位で回答が新聞に載るのだろう。追い詰められてヤバい人が悠長に新聞を読んで待つとも思えないが本書の相談内容を見るにまあそういう内容で選定されているのだろうけど。

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読売新聞の「人生案内」に著者は寄せられた人生相談に回答していかれたものを再構成された一冊。
相談者は著者のイメージ像などを理解した上で投書されていることを前提として、
様々なひとが多様な悩みを持っていることや、その、悩みに対して自分以外のひとが回答される様は目から鱗だし、そう言う考え方もあるのかとすごく面白かった。
喫茶店でご友人との会話を楽しんでる人の横にちょこんと座って耳を傾けてるような気持ちになった。

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最相葉月さんの切れ味鋭い回答が楽しめる一冊。
辛口とあるけれど、実際は投稿者の状況を慮った愛のあるコメントが多いなぁと。たまに刺すように鋭い回答があって読んでいるこっちがどきどきする。
ミシマ社はこんな本も出してるのかとびっくり。