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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2000.2
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/152p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-06-210080-0

紙の本

夏の約束

著者 藤野 千夜 (著)

【芥川賞(122(1999下半期))】大学卒業後、ひた隠しにしていたのにゲイであることを社内に知られてしまったマルオ、その恋人のヒカル、男性から女性へトランスセクシュアル...

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夏の約束

税込 1,320 12pt

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商品説明

【芥川賞(122(1999下半期))】大学卒業後、ひた隠しにしていたのにゲイであることを社内に知られてしまったマルオ、その恋人のヒカル、男性から女性へトランスセクシュアルであるたま代。傷つきながらももう一つの世界で生きる彼らの姿を描く芥川賞受賞作。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

藤野 千夜

略歴
〈藤野千夜〉1962年福岡県生まれ。千葉大学教育学部卒業。「午後の時間割」で海燕新人文学賞、「おしゃべり怪談」で野間文芸新人賞、「夏の約束」で芥川賞受賞。著書に「少年と少女のポルカ」など。

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みんなのレビュー20件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

ほのぼのできる小説

2001/05/01 13:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:remi - この投稿者のレビュー一覧を見る

 本書は、最初の方を読み始めた時点で「おっ?」と思ってしまいます。最初に登場するのは松井マルオ(商社勤務)、三木橋ヒカル(フリー編集者)のふたりですが、ふたりは同性愛者です。その後も、男から女に性転換した平田たま代(美容師)、たま代の犬のアポロン(マルチーズ)、岩淵のぞみ(OL)、田辺菊江(菊チャン・小説家)、岡野さん(マルオの家の階下に住む女性)など、個性的な人間が次々に登場してきます。彼らの間でなされた「夏の約束」とはいったいなんなのか、またその「夏の約束」は果たされるのでしょうか?
 とにかく、ほのぼのと読める小説です。本書に登場する人物たちみんなが、愛すべきキャラクターだからでしょうか。

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紙の本

夏の日差しがあるとすれば、必ずそれには影がある

2001/01/23 11:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:青月にじむ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 あっさりさらっとした作品で、鈴木清剛風の、一見何でもない日常のひとコマひとコマを切り取った作品。出てくる人たちはホモ(という表現が正しいのかどうかは分からない。でも、文中にはこの表現しか無かったりするのでこう書いておく)だったりトランスジェンダーだったり、心に屈託を抱えながらも「今」を生きていく。但し、そこに妙な気張りはなく、周囲に違和感を与えることは知りながらも淡々と自分の一日を過ごす、という感じだろうか。皆が「刹那的」で、今あるこの状態がいつまでも続くとは思っていないことは中心的人物であるマルオとヒカルの関係からも分かる。

 キャンプに行こうという「夏の約束」を実行しようとするもその計画は頓挫してしまう。そこまでの当たり前の日常を、半歩違った切り口で描いてみせる作品。こういう関係って、触れたら壊れそうな部分があって、でも、緩やかに繋がっていて、この年代にありがちなものかなあ、とふと思った。
 とっても女らしいトランスセクシャルのたま代も、事故に遭えばやっぱり「男性美容師」と新聞に出てしまい、収容される病室も当然男部屋、という、現実のつれなさを思い知らされてしまうくだりがなぜか好き。

 何気ない日常の何気ないように見えるあれこれを、繊細なタッチで描いた秀作、とでも言えましょうか。

 作品自体、夏の日のようにきらきらしながらもそれぞれにその日によってできる「陰」を持っていて、でも、その日も陰も自分のものとして淡々と生きるその空気感が気持ちいい。実は、分かってはいた筈なのに、読んでいる間この作者は女性だ、とずっと思っていたのだった。こういった「性的役割」がいかに根拠無きものかを思い知らされますな。

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2008/08/28 17:46

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2009/01/20 22:35

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2010/03/28 01:20

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2011/02/19 22:31

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