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紙の本
難解な小説なので、自分で理解できるところでついていくしかないようです
2006/01/09 23:15
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
大河小説であれば、その中に活劇もあれば陰謀もあり、叙事詩的であったりと何でもありといったところですが、この「デューン」シリーズで恋愛小説が読めるとは思いませんでした。そう、この『砂漠の神皇帝』はここへきて恋愛小説の様相を見せているのです。
というか、どうも読んでいてもレトとフウイのやりとりしか頭に入ってこないというのが正直なところです。
全体を通して言えば、きっとレトの治世の崩壊の予兆をみせながら、アッと言うどんでん返しが待っているのでしょうが、レトはレトで、ダンカンはダンカンで、シオナはシオナで動き回っているのについていくのに精一杯です。