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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1986.10
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま文庫
  • サイズ:15cm/523p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-480-02091-8
文庫

紙の本

リリス (ちくま文庫)

著者 ジョージ・マクドナルド (著),荒俣 宏 (訳)

リリス (ちくま文庫)

税込 968 8pt

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みんなのレビュー31件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

眠りの世界とうつつを二股にかける

2009/03/20 09:46

6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:野棘かな - この投稿者のレビュー一覧を見る

先祖代々続く本収集で屋敷の一階の大部分を占領した図書室。
理論としての知識にかかわる人間精神の歴史にほかのどんなものより深くこころをひかれていたわたしは、本の中に埋もれ、科学に関する古今の本を読みふけるうちに、一枚だけ離れた場所に飾られている先祖らしき人物の肖像画を目にする。

※まるではじめてその絵をみたような思いだった。いや、その絵がはじめてわたしをひきつけたようだった。※
後ろを振り返ると、背の高い人物が見えた。視神経の錯覚だと、また読書にとりかかるが、それから次々とおこる奇妙な現象に巻き込まれていく。
人影が立っていた場所にある書棚列のすき間、細工された半欠けの本、ほとんど踵までとどく燕尾服を着たやせこけた腰の曲がった老人、レーヴン氏を追いかけて不思議な世界をのぞいた。

※そのなにかがいましがたやって来て、こんどは次のなにかを待ちはじめたようだった。※

父の手記からさらに奇妙なことを知る
そして、またレーベンを追いかけて不思議な世界に行ったヴェイン。
屋敷の広間にある扉には開けることのできない世界がある。世界はいくつも存在する。その世界に通じる扉もたくさんある。
屋根裏の空き部屋の鏡、内に開くドア、外に開くドア、次元のこと、三次元よりもっと複雑な次元があること、そして、次元のうちのいくつかは、わたしたち自身のなかにあるくせに自分ではちっとも気づいていない。
うつつの夢、現実から7次元、天国とそれらいろいろな世界を行き来したヴェイン。

文章に流れがあるのでどんどん読み進んだが、長いファンタジーだった。
G・マクドナルド氏特有のものなのかすっ飛ばしがあると確認作業にページめくって戻り、閉じてほかの用事をして、また読みはじめたりしながら読み終えた長い長い物語でした。

「ローナはわたしの横にやってきて・・・」
??これは誰?
小人仲間から母と呼ばれている一番勇敢で背が高いあの娘のことなのね・・・でも突然すぎる。

そんなことはたいしたことではない。
もっとわたしに想像力をはたらかせて読めということなの?G.マクドナルドさん?

突然、ローナで、突然、マーラで、突然、リリスと呼ばれても当然のように話がつながっていく。
それまでは、魔女だったり、豹だったり、女王様だったり、様々な姿だったリリス。
アダム、イヴ、名前を変え、姿を変えて現れる畏敬の存在。
その世界の法則をいちから学ばなけれいけないような世界、、心慰める冒険をしているとは思えない、ドキドキする、どのページを開いても興味深くて不思議な世界の入り口があった。


英米の少年少女たちはこんな深い物語を読んでいたのかとあらためて思う。
それと同時に、私、この話どこかで読んだことがあるというデジャブも感じていた。
章の中のいくつかの話に、いつだったかは忘れてしまったし、どこかも思い出せないけれど、いつかどこかで読んだ覚えがあるというデジャブを感じたのだ。

※踏みしめていく草ひとつひとつを、わたしの素足は愛しているようだった。世界とわたしと、世界の生命とわたしの生命が、いまひとつになった。
小宇宙と大宇宙がとうとう手を結びあい、とうとう調和したのだ。
わたしはあらゆるもののなかに生きていた。あらゆるものがわたしの内がわにはいりこんで、生きていた。ある物に気づくということは、その生命とわたしの生命を同時に知ることだった。
わたしたちがどこから来てどこを故郷としていたかを知ることはーわたしたちがひとつだということを知ることだった。※
ワンネス、みんなどこかでつながっている、ひとつだと感じることができたら、恐怖は薄れるだろう。

これは仮説ですが
ヴェインは、心がもろい人だったのではないでしょうか。現実から逃れて、学校と屋敷の図書室を往復し本に埋もれる生活。
もしかして、父親も含めて家系的になにか弱さを抱えていたのかもしれない。
だが、現実から離れ、きびしく恐ろしい果てしない内面の旅を続けるうちに、目覚め、うつつの悩ましい悪夢にも自分なりの対応できるようになったのかもしれない。

※自分はいま目覚めているということ、それからもう疑いを抱かずにすむことを、心から感じとるはずだ。

※わたしは待っている。眠りながら、目覚めながら、待ち続けている。※

きっとまた何かがやってくる、次へいく準備ができた時に。
眠りの世界とうつつを二股にかけて、自分を信じて待ち続ける。

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紙の本

大人のファンタジー

2002/02/08 14:54

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Shinji - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ジョージ・マクドナルドが自らの思想体験をも織り交ぜて描く大人のファンタジー。めくるめく幻像シーンを体験しながら、読者の魂をも浄化に導く。荒俣氏の訳はまさにこれ以上ない名訳。

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2004/12/02 22:13

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2008/05/21 17:04

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2008/12/09 17:53

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2009/08/23 11:38

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2010/05/26 12:50

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2010/04/30 00:30

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2010/12/02 17:59

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2012/07/06 20:00

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2011/03/07 11:05

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