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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:1988.10
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま文庫
  • サイズ:15cm/289p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-480-02271-4
文庫

紙の本

人生処方詩集 (ちくま文庫)

著者 E・ケストナー (著),小松 太郎 (訳)

人生処方詩集 (ちくま文庫)

税込 726 6pt

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みんなのレビュー8件

みんなの評価4.0

評価内訳

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  • 星 3 (1件)
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  • 星 1 (0件)

紙の本

「年齢が悲しくなったら」「怠け癖がついたら」「恋愛が決裂したら」など36の用法別索引がついて、それに相応しい詩の掲載ページがわかるようになっている。児童文学者ケストナーのユニークな企画。

2002/02/26 11:07

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投稿者:中村びわ(JPIC読書アドバイザー) - この投稿者のレビュー一覧を見る

 [精神的に利用し得る詩句を書くことは、かねてからわたしの努力して来たところであった]と序文に書いているケストナーは、『飛ぶ教室』『ふたりのロッテ』『点子ちゃんとアントン』など児童文学に新風をもたらした超有名な作家だけれど、『消え失せた密画』『雪の中の三人男』などといった風刺ユーモアのきいたミステリーなんかも書いている。

 ヒトラーによるユダヤ人弾圧で文化人仲間が次々と国外退避をするなか、ドイツに残り出版物を焚書扱いにされ執筆を禁じられるという危機に瀕し、それでも書きつづけたものがこの詩集に編まれたということである。しかし、序文のなかで彼は弾圧のことにも、作家・詩人としての存在意義を一時期奪われたことにも、特に触れてはいない。むしろ逆に、[個人的な気分や意見の報告に過ぎないような出版は、わたし自身の欲求に反して、いっさい常にさしひかえて来た]と述べた上で、「抒情的家庭薬局」というこの本の着想について説明を始めている。

 淋しさとか失望とかの心の悩みをやわらげるには、薬品や電気蒲団ではダメだ。ユーモア、憤怒、無関心、皮肉、瞑想、それから誇張といった解毒剤の処方が必要なのだと主張する。[自分の悩みを他人から明確に表現されることはいい気持のものである。表現は薬になる]という記述に、深く共鳴した。恋愛のさまざまな症状については、すでに『恋愛のディスクール』という表現の薬を、私は棚に常備している。薬棚という発想で、本の並びを見直すというのもいいかもしれない。

 序文につづいて、リードに書いたように、36の用法が羅列された索引が用意されている。「知ったかぶりをするやつがいたら」にふさわしいページが5ヶ所、「孤独に耐えられなくなったら」には9ヶ所、「芸術に理解がなさすぎたら」が5ヶ所、「善行が利子をもたらすと思ったら」が2ヶ所、指示されている。

 かんじんの詩の内容であるが、すとんと腑に落ちてくるもの、皮肉がききすぎて観念的な感じのもの、幻想的でロマンチックなもの…とバラエティに富んでいる。詩人の感性の試行錯誤のあとを辿っていくのではなくて、事典のような作りのこの詩集らしい多彩さであると思う。折りに触れて拾い読みするスタイルが望ましいのだろう。

 本当は、ずらり並んだ気の滅入る索引にすがりつくように、この本を開きたくはないという気もする。しかし、私たちは往々にして言いようのない不安やメランコリーに襲われる動物なのではないか。幸運なことに、「関係ない内容。私には今のところ何の悩みもないし」という人には、あなたのそばにいる傷みを抱えた人を理解する柔軟な想像力を会得するために、少し服用してみてはどうかとお薦めしたい気がする。

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紙の本

詩というもの

2002/07/29 21:53

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投稿者:壱子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 詩集、というものを頻繁に手にとる、という人はある日の本屋さんに偶然居合わせた人の中では少数派に属すると思います。しかしその中で、詩というものを読んでみたい気分になったことがある人は、そう少なくないのではないでしょうか。
 でも、どれを手にとったら良いのかなあ、と思いつつ、詩集のコーナー(というのが置かれている本屋さんも少ないでしょう)を離れてしまったことが、私にはあります。
 詩を読みたいとき。それはどういう時でしょう。
 「なんだかこの気分を、うまい言い方で言い表して、うまい突破口を示してくれるような、そんな気の利いた台詞はないものかしら」
 そんなリクエストにきちんと答えてみましょう、とドクトル・ケストナーが処方してくだすったのが、この「人生処方詩集」なのです。処方箋にしたがって読むもよし、自分の好きに開くもよし。
 「飛ぶ教室」における「泣くこと厳禁」という言葉に励まされ幼年期を送ったような(勿論青年期でも壮年期でもいいんですけれど)そんな男の子にもお勧めです。
 「なんだかなあ」とつぶやきたくなる夜、枕もとに置いておきたくなる一冊になることでしょう。

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2006/08/13 12:19

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2010/10/20 12:41

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2012/10/17 18:46

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2014/12/07 14:57

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2023/02/07 20:10

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2023/12/18 08:25

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