紙の本
夢がかなった牛のヘンドリカ 、かわいい!
2015/10/07 11:16
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投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は表紙の真ん中でにっこり笑っている牛のヘンドリカです。どうして笑っているかって?
「小ふねに のって いちばに いきたいな」という夢が叶ったからよ。
年中草を食べ、ミルクをしぼらせてあげる毎日のヘンドリカはミルクをしぼるホフストラおじさんが好きで、
彼を喜ばせようと一生懸命に草を食べていましたが、楽しくはなかったのです。
ミルク運びの少年から楽しい町の様子を聞いて、わくわくするヘンドリカ。
ある日、草を食べていたら、運河に落ちてしまい、そのまま箱に乗って流されていきました。
運河をくだり町に到着して、町を自由に歩き回ります。
まわりはヘンドリカを見ようと見物人でいっぱいです。
すべてが自由でわくわくして、うれしくて、うれしくて、かけまわる、かけまわる。
舞台はオランダ、牧場の風景も、町の様子も、心が弾むようなのびやかな明るいタッチ、です。
結局、ヘンドリカはホフストラおじさんに連れ戻されるのですが、町での楽しい出があるからへっちゃらなんですって。
最後のページは、町で見つけた麦わら帽子をかぶった姿を見せてくれています。
かわいい!
紙の本
のんびり
2020/12/27 13:43
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投稿者:owls - この投稿者のレビュー一覧を見る
来年の干支、牛の絵本を探していて目にとまりました。子どものころ、大好きだった一冊。久々に読んでみても、細かく描きこまれたオランダの景色が素敵。旅に行けない今、ひとときでも、本のなかで、のんびりした旅気分になりたいな、と思います。
紙の本
可愛いイラスト
2018/12/01 21:34
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投稿者:ウッドチャック - この投稿者のレビュー一覧を見る
日々の生活に退屈したうしの、冒険のお話。
絵のタッチと色合いが可愛くて、うしのヘンドリカが見るはじめての景色に、うっとしました。心がほっこりする絵本です。
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オランダの景色が描かれた、すてきな絵本です。オランダの建物や人物が細かいところまで描かれていて見ていて、楽しいです。また、牛のヘンドリカも愛らしく、のんびりとしたお話です。
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なんてほのぼのとしていて、あたたかくて、優雅な絵本なんでしょう。オランダののびのびとした田園風景に心を奪われます。子どもと私の一番のお気に入り。
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決まりきった毎日に退屈し、うんざりしているめうしのヘンドリカ。ある日運河に落ちて、思いがけず町へ運ばれていきます。オランダの町並み、ヘンドリカを追いかける人々、市場に闖入するヘンドリカ。細部を描きこむスピア(この本ではスパイアーとなっています)の絵が楽しい。
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牧場の田舎生活に飽き飽きしていたHendrika。毎日市場へ行く馬のPieterから話を聞いて、都会の生活にあこがれていました。ある日、牧場の草を食べていたら、運河に落ちてしまいました。流れてきた木の箱に乗ったHendrikaはどんどん川に流されて・・・。Hendrikaはなかなか胆の据わった牛です。
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食べることくらいしかやることのなかった牛が、偶然川に落ちたのをきっかけに、街中にたどり着き、様々な楽しみを知る。
最後再び牧場に戻るけど、戻って幸せ感じられるのかなぁ。
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のどかな国、オランダいきたい!
二度目に読んだのは、オランダに行った次の年だから、懐かしかった、この本そのままの国よ!
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微妙に目が死んでいて、貧相に見えるヘンドリカ嬢がいい味出し過ぎ。現代の絵本だと、こういう描きた方されないだろうなぁ。
ほのぼのとした街並みを疾走(できたの?)する姿も可愛らしいが、最後のカラーページの御姿が最高ですっ!
娘が「うんが」を理解した…かは、ちと怪しいが、跳ね橋でピンと来たっぽいw
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いかにもオランダっぽい絵。草食べて濃いミルクを出すだけの日々のヘンドリカはちっとも幸せではありませんでした。オランダという国の特徴を娘に説明したけど分かったかな?坂がないんだよ。
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山口県立図書館のHPで知り、借りてよんだ。
ヘンドリカは ふしあわせな うしでした。
みわたすかぎり、ひらべったい、オランダの はたけの なかで くらして いました。
あるひ、おいしい 草ばかり さがしまわって、あたりに きをつけなかったので、あっと いう まに、……うんがに とびこんで しまいました。
「ふしあわせな」理由が書いてないんだな。
人の役には立ちたいけれど、ここにいなければいけない、ここにしかいられない?
それならば、私にも心あたりがありますが。
あーあ。
読んでるときのメンタルの状態で、本の感想はいかようにも変わってしまうものです。
冒険ものでおもしろいと思いました。
最後に安心。
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_ヘンドリカは おじさんが すきでした。おじさんを よろこばせて あげようと、いっしょうけんめい たべました。でも たのしくは なかったのです_
お百姓のホフストラおじさんの畑で暮らすヘンドリカは、にぐるま引きの馬、ピーターから町の話を聞いて憧れます。
そしてある日、思いがけないアクシデントにより、その憧れの町へ着いてしまう!
風車小屋がくるくる回る畑から一変、しゃれた街並み、賑やかな市場。オランダの美しい風景の中を、見るもの全てが新しく、好奇心いっぱいのヘンドリカとともに走り抜ける!
まあ、さいごにはまきばに連れ戻されるんですが、このおはなしのすごくいいなぁと思うところはそのあと。
たくさんの冒険をして戻ってきたヘンドリカは「やっぱりここが落ち着くわ」とはならないんですねぇ。
私たちも、旅をした後や楽しいことの後は、こんな感じなんじゃないかしら。こうあるために、旅へ出たりするんじゃないのかな。
とても明るいけど単なるほのぼのしたお話ではなくて、大好き。
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「ちょっとした不注意から、うんがにとびこんでしまった牛のヘンドリカは、流れてきた大きなはこにのって、あこがれの町へとむかいます。」(『キラキラ子どもブックガイド』玉川大学出版部より)
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運河に落ちた牛のヘンドリカが、偶然木箱に乗って町までやっできます。絵がカラーとモノクロが交互に描かれていますが、それぞれに趣きがあって印象深いです。