紙の本
落涙、必定。
2022/02/10 17:46
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投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
下巻である本書ですが、上巻に引き続き一気呵成に読了してしまいました。
幾つかの箇所で、知らないうちに涙が音を立てず頬を伝ってしまいました。
電子書籍
組織変革の仕方2
2016/09/30 22:14
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投稿者:かぶたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
鷹山の改革はとても参考になりました。特に自らの自己犠牲と利他の心には脱帽しました。また昔からの仲間でも失態について厳重に対処し泣いて馬謖を斬るところは見ものです。
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治憲は養子で米沢藩に入った、よそ者の殿様だ。少数の味方しかいない中、近代的な改革をコツコツと成し遂げていく。未来を信じて頑張る人には、いつしか周りも心を動かされるのだと本当に思った。また、この治憲の生き方は、経営者・TOPに立つ人の真実のあり方ではないだろうか。
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J.F.ケネディが最も尊敬していた日本人。優れた指導者が必要なときに必要な場所に現れるというのはとても幸せなことです。
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これで上杉鷹山がどういうことをした人なのか分かった。
納得。感動。
組織作りの上で必要な事を考えさせられた。
読後の爽やかさもまた良し。
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泥沼の米沢藩を救った藩主の考え方に触れられる本。内村鑑三の「代表的日本人」に紹介された人の話。
これだけ成熟した人間はなかなかいないだろう。
(小谷)
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九州から養子として上杉家を告いだ鷹山。
「人の心にある小さな火種に火をつけたい」
という想いが崩れかけの米沢藩を立ち直らせることになる。
彼の行動力、人との接し方、信念、芯の強さには学ぶものが数多くある。
そして、贅沢を抑え、生きる上で役に立つものを生産し、人が生きる喜びを
常に考えていた彼の生き様は、今の時代に忘れかけてる心に火を燈してくれる
ことと思う。
故ケネディー大統領も一目置いた人物。
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重役の反乱を克服し、家臣や領民一人ひとりの共感をかちとりながら、地域と人を活性化してゆく鷹山の経営手腕とリーダーシップのすべて。“最も尊敬する日本人はウエスギ・ヨウザン”と、かつてケネディ大統領が語ったように、「愛と信頼の政治」を貫いた鷹山の不撓不屈、信念の生涯を描く。
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夢中で読んであっという間に読み終わった。どんなに有能であってもどこかで壊れてしまうこともやはりあるもので、それがなかった鷹山はやはりすごい。清濁併せ呑むことが当たり前で、それができなければむしろ否定されるような現代。これは昔も変わらない世界だったが、鷹山は清くなければいけないと筋を貫き通し、改革を成功させる。最終的にはやはり清いものが勝つのだろうか。
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はとかくビジネスマン向けの書評の取り上げられ方をすることがあり、この『上杉鷹山』もそのような印象を持っている方も少なからずおられると思います。そうしたイメージだけではない鷹山の生きた軌跡を追いながら、生きることの意味も...
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【読後の感想や読書会当日の様子などはこちら↓】
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「私が騙されようとも私が人を騙したりはしない。」
我々の目指すべきリーダー像がこの本にはびっしり詰まっている。
すばらしい。
星五つ★★★★★
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上杉鷹山の改革が進み、藩は大きく変わっていく。
だが、最も信頼をしてた竹俣が、鷹山を裏切る。
50歳を迎えた竹俣。竹俣がいて改革はなったとまでいわれた、
功多き彼が、なぜ、改革を後退させるような堕落の道を進んでしまったのか。
その原因のひとつを「惰性」であったと喝破する堂門冬二。
「惰性」とはなんなのだろう。。。。。
なれる・・ということなのだろうか。
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上下巻で同じレビューです。
設定は江戸時代ですが現在のマネジメントに通じるものがあります。読んでいて素直におもしろいです。現代でいえば、ダメな会社をV字回復させる最も良い方法と感じます。
しかし、そこそこな会社が飛躍的な企業に成長するには、「ビジョナリーカンパニー2」のような経営が必要であると考えます。
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これこそ真のリーダー。最後のシーンは泣けた。私も自分に部下が出来たら、こんなふうに自分の足りない部分をしっかり認めて助けてもらいながら、でも組織の向かうべき方向性はしっかり示すことが出来るようなリーダーになりたい。この本をくれた上司に感謝。
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身のある書とは本作品のことをいうのだろうと思える書であったあ。「小説」と題しているが、紛れもなく経営書であり、企業の管理職や役員の研修において課題図書として使用できそうな内容である。
著者による脚色はいくらかあるとはいえ、名君:上杉治憲の私心の無さには本当に恐れ入る。米沢藩の中興の祖となりえるのであるが、改革の見通しが立つや否や前藩主重定の世子:治広にさっさと家督を譲り隠居してしまう。それも35歳で、である。視野の広い経営者とは上杉治憲のことをいうのだろう。
故ケネディ米元大統領が「もっとも尊敬する日本人」として上杉治憲を挙げているが、このような世界に誇れる名君が存在したことを、誇りに思うべきである。
経営とは縁遠い私も、仕事や家庭で改革が迫られる際に、もう一度読み直してみようと思う。