「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
紙の本
エロティシズム 上 (河出文庫)
著者 渋沢 竜彦 (編)
三十名に及ぶ錚々たる論客が、あらゆる分野の知を駆使して徹底的に挑んだ野心的なエロティシズム論集。澁澤自らが「書斎のエロティシズム」と呼んだ本書は、快い知的興奮に満ちた名著...
エロティシズム 上 (河出文庫)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
三十名に及ぶ錚々たる論客が、あらゆる分野の知を駆使して徹底的に挑んだ野心的なエロティシズム論集。澁澤自らが「書斎のエロティシズム」と呼んだ本書は、快い知的興奮に満ちた名著である。【本の内容】
収録作品一覧
男性および女性の夢魔について | 渋沢竜彦 著 | 9-16 |
---|---|---|
錬金術と近親相姦 | 種村季弘 著 | 17-38 |
タブラ・ラサ | 出口裕弘 著 | 39-50 |
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
澁澤龍彦氏によって編纂された30人の論客による「エロティシズム」についての論集です!
2020/07/07 08:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、昭和期に活躍した作家であり、フランス文学研究者でもあった渋澤龍彦氏の作品です。澁澤氏は、我が国に初めてフランス貴族で作家のマルキ・ド・サド氏の作品を紹介した人物として有名です。同書は、博識で知られる渋澤氏が厳選した30名の論客による「エロティシズムとは何か?」というテーマについて徹底的に追及した論集です。澁澤氏らしく、神話から社会学までを縦横に駆使しながら、万物に遍在するエロティシズムを掬いだし、徹底的に炙り出されるエロティシズム論は見事としか言いようがありません。澁澤氏自身も「呆れるばかりのペダントリー。ペダントリーの大洪水、ペダントリーの椀飯振舞である」と<あとがき>に書かれているくらいです。河出文庫からは上下2巻シリーズで刊行されており、同書上巻は、巖谷国士氏の訳による珍しいフーリエの断章や、澁澤氏ご自身の訳の『黒いエロス』などが収録されています。なかなか興味深い一冊です!