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おもいでエマノン(徳間デュアル文庫)

  • 発行年月:2000.9
  • 出版社:徳間書店
  • レーベル:徳間デュアル文庫
  • サイズ:16cm/350p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-19-905008-4

文庫

  • 国内送料無料

おもいでエマノン (徳間デュアル文庫)

梶尾 真治 (著)

紙書籍

823 ポイント:7pt

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ユーザーレビュー

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物語の魅力と、ヒロインの魅力

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2010/11/14 04:05

評価4 投稿者:木の葉燃朗 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 タイトルにある「エマノン」は、物語のヒロインの名前。彼女は、生物が誕生してからのすべての記憶を引き継いで生きる存在。この作品は、現代の様々な時代に現れるエマノンと、彼女と出会う人々を描く連作短編集。
 エマノンの特殊性に頼った物語にしていないので、各短編とも趣が異なり、マンネリ化していない。ロボット、超能力、タイムトラベル、ファーストコンタクトなど、様々なジャンルになっている。とはいえ、エマノンは魅力的。物事を悟っているようなクールさも、彼女の抱えているものの重さも。
 それから、徳間デュアル文庫版はイラストを漫画家の鶴田謙二氏が手がけている。このイラストが、エマノンの魅力を増していることは間違いない。

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いろんな出会いあり

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2002/03/06 18:10

評価3 投稿者:チェリ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 30億年の記憶を持つエマノンが、いろんな所を旅する度にいろんな人との出会いをする。そして、それらの出会いの終わりにはいつもしんみりさせられてしまう。いい感じなお話です。

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膨大な記憶を抱え旅を続ける少女

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2001/02/14 19:51

評価0 投稿者:ゆぎり - この投稿者のレビュー一覧を見る

 100億年以上も前に宇宙が誕生し、太陽が生まれ、地球が生まれた。さらにそれから、多くの歳月をかけて地球に生物が誕生し、海中から地上に上がり、二本足で歩き始め火を使うようになり、人類が現れ文明を起こし、多くのものを築き上げてきた。それは数えてみれば地球が生まれてからでさえ、何十億年という気の遠くなるほどの年月。
 21世紀を迎えた今、人間の寿命は医療の進歩などによって「人生五十年」よりは多少延びたものの、それでも地球が生まれてからの年月に比べれば瞬きするほどのことでしかない。もし地球と同じだけの年月を生きているものが存在するとすれば、一人の人間の生などは一瞬に目の前を通りすぎていく風のようなものであろう。

 旅を続けているエマノンという少女がいる。彼女はこう言う。「私は地球に生命が発生してから現在までのことを総て記憶しているのよ」 言葉どおりに、彼女は30億年分の記憶を持っているのだった。
 いったい彼女はなんのために存在するのか。そんな生命が生まれてからの何十億という年月の記憶を抱えて彼女はいったい何をしようというのか。それは彼女自身もわかっていない。そのために彼女は旅をしながら様々なところに現れ、人々と出会っていく。「きっと、私が生命発生から総てを記憶しているというのは“おもいで”のためなのよ。誰にとっても“おもいで”って必要なものでしょう。人類全体にとっても……。」

 そして今日も彼女は“おもいで”を残すために旅をしている。

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評価4 投稿元:ブクログ

2004/10/11 22:26

地球のすべての記憶を持つ少女の放浪譚。
このシリーズは何冊かあるけれど、最初の2冊が一番完成されていると思ってる。
(特に高野文子のイラストバージョンがお気に入り♪)

評価3 投稿元:ブクログ

2004/10/15 16:18

失恋旅行中の「僕」がフェリーの上で出会った美少女、エマノンは「地球に生命が産まれてからの記憶」を全て持っていると言った……。(鶴田謙二のさし絵はハマりすぎで反則!/笑)

評価3 投稿元:ブクログ

2012/05/12 18:36

作中で少年も言っていますが

「エマノン すげえ」まさにその通り。

設定からしてもう凄い訳ですが
そんな事しちゃうのは普通の人間としてちょっとおかしい…いや
最初から普通じゃない人なんですけど;
肉体的には普通の女性と変わらないかと思っていたので。
かなり吃驚でした;

評価5 投稿元:ブクログ

2006/07/16 20:00

15歳の時に初めて読みました。不思議な話だな、といつも感じます。エマノンは本当に居るんじゃないか、と思える様な優しく温かい本です。

評価5 投稿元:ブクログ

2006/05/07 16:50

やっぱり梶尾真治の代表作だと思います。この徳間版も絶版?かも、その前の文庫版も絶版になっています。でも、一度読んだら忘れられない作品です。」

評価3 投稿元:ブクログ

2006/10/30 14:58

他人の記憶まで覚えていたらなんかすごく気持ち悪くなりそう・・・
忘れたい記憶・思い出そんなのを抱えて生きるってどんな気持ちなんだろうか。

評価5 投稿元:ブクログ

2012/07/21 18:11

30億年の記憶を持つ少女の物語
特に印象的だったのは、「おもいでエマノン」と「あしびきデイドリーム」
この作品集自体が、ある意味時間ファンタジーである中で、特に時間SFとして特徴的なのが「あしびきデイドリーム」。
そしてこの作品の主人公である布川輝良は「クロノス・ジョウンターの伝説」での主人公と同じ名前である。
「クロノス・ジョウンターの伝説」では自身が時を越えている。
話の連続性がないので、単なる偶然なのかもしれない。もしかしたら、作者に何らかの思い入れがあるのかもしれないが、その点については分からない。

評価3 投稿元:ブクログ

2011/03/27 20:12

生命が生まれてからの記憶をすべて持つエマノン。謎の多い彼女を取り巻く人々が織り成す物語。楽しんで読めました。ただ続きを見つけられるかどうか…。

評価5 投稿元:ブクログ

2009/09/28 20:32

40億年の、おもいで。


長い髪、スレンダーな身体、ジーンズにナップザック。
「ぼく」がフェリーで乗り合わせた不思議な少女は、エマノンと名乗った。

地球に生命が誕生してからの記憶を全て持っているという少女。
彼女は何者なのか。
彼女が40億年の記憶を持つのはなぜか。

「数時間一緒にいても、数十年間一緒にいても、好きだったというおもいでは私にとっては同じことなんだもの」

日本SF史上最も美しい連作短編シリーズ。

最近人気のある「キノの旅」をはじめとする、謎の多い主人公が旅から旅を続けるという形の連作短編型式のライトノベル小説群は、おそらくこの小説に大きく影響を受けているのではないかと思います(初版は1983年)。

残念ながらこの本は現在出版社品切れ状態なので、古書店などで探してみてください。
ぜひオススメしたい小説です。

評価5 投稿元:ブクログ

2008/09/18 03:02

エマノンシリーズが文庫で復刊すると聞き、喜び勇んで購入したことを覚えている。単行本は古書店でも見掛けず、ようやく「さすらい」を先に手にした数年後に、本家「おもいでエマノン」と出会うことができ、しかも勝手に敬愛する鶴田謙二氏の表紙絵と有っては、何とすばらしい組み合わせだろうと胸躍らせたことは、つい先日のように記憶に新しいと思っていたのに、8年も前だった。軽くショックである。胸に染み入るように入って行く、すべての記憶を引き継ぐ少女エマノンの物語はここから始まっており、そしてきっとどこかで今もなお続いているのだろうと思わせる。

評価4 投稿元:ブクログ

2010/10/09 16:03

エマノンがどんな人かわかる。なんか火の鳥みたいな‥。

エマノンの真意?とゆーか心は隠されちゃってる。

もうちょっとエマノンの気持ちの描写が欲しいな…エマノンを取り巻く人達の話で、エマノンがどれだけすごいかみたいな‥感じがむぅん‥でした。
エマノン自身の深い記述は無い。30億年の記憶があるからって言っても、何かしらあるでしょうさ!と思ってしまいました。

他のシリーズはどうなんだろう?
病院の男の子の話と超能力兄弟(笑)の話が好きです。

評価4 投稿元:ブクログ

2009/04/26 12:53

おもいでエマノン、コミック版を読んだ後に気になって読了。

この設定でいくつもの話を書ける。さらにそれが面白いというのは凄い。

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