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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2001.6
  • 出版社: 毎日新聞社
  • サイズ:20cm/257p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-620-31521-4

紙の本

発掘捏造

著者 毎日新聞旧石器遺跡取材班 (著)

実は自作自演だった上高森遺跡での発掘捏造はなぜ起きたのか? 一部で暴走する考古学と、それを止められなかった学界の体質。さらに報道のあり方と使命を、毎日新聞旧石器遺跡取材班...

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発掘捏造

税込 1,540 14pt

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商品説明

実は自作自演だった上高森遺跡での発掘捏造はなぜ起きたのか? 一部で暴走する考古学と、それを止められなかった学界の体質。さらに報道のあり方と使命を、毎日新聞旧石器遺跡取材班が自戒も込めて総括・検証する。【「TRC MARC」の商品解説】

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みんなのレビュー10件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

2000年の一大スクープ「石器は自分で埋めてました」事件の取材顛末記。一通の電子メールが発端だったそうです。

2001/09/28 00:22

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:torikata - この投稿者のレビュー一覧を見る

 新聞って、どの新聞も一面から社会面(三面)からどれも似たようなもんじゃないですか。家庭欄とかは違うんでしょうが。それから社説の論調も違いますが。でも、一面トップが違うってのは、日経新聞とその他の「全国紙」くらいで見られるだけで、全国紙ってみないっしょ。と思ってたら、2000年11月5日の新聞は違いました。毎日新聞だけ全然違う。そこには「自分で石器埋めてる」おじさんの連続写真。わたしはこの手の考古学もの、ここまで古い話にはあんまり興味が無かったですが、この「スクープ」には驚きました。この本を読むと、撮影がほんの15m先で行われた、とあります。その直前は、「カメラに向かって歩いてきたので、カメラの所在がばれたと思った」とも。この考えられないくらいラッキーな撮影の前哨戦もあったそうです。北海道での撮影失敗(本人はそれらしい疑わしい行動をやってたにもかかわらず)。その失敗の雪辱戦だったそうです。恐らくこの本は、このスクープの取材経緯に関する「定本」になり、今後細かいところで「実はそうではなかった」的お話しがでてくるのではないか、と思います。最初の発端となるメールが8月、撮影成功が10月、そして11月初旬に本人とのインタビューを経て、新聞掲載に至ります。こういう取材って、スパイというか、「諜報」チックで面白そうだな、と素人は思うのです。新聞社って、1部100円ちょっとのものを作ってる割には、すごい陣容なんだな、と思いました。

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紙の本

2000年11月5日毎日新聞朝刊、あの衝撃をもう一度

2001/08/01 13:09

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:鈴木クニエ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 去年の11月5日、私は朝刊を見ることなく出掛け、夕方帰ってきて朝刊を開いて、驚愕した。「なに、これ?」。いまでも覚えている。テレビをつければ、黄色いパーカーを着たままうなだれる藤村氏の姿があった。確実に久々にゾクゾクするようなスクープだった。
 本来重要なのは、この事件が起きた考古学研究の問題点だ。それは第1章の「スクープの背景」と第4章の「報道の影響と課題」に関係する。この後にあふれたいろいろな検証や反省が今後どうなっていくかを見つめ続けなければならない。

 たしかにそうではあるが、やはりこれだけの大スクープの裏側を描いた2章と3章が、この本の真骨頂だ。警察だけでなく記者さんも好む単語「端緒」から、取材チームを組んで対象を追い続ける物語は、調査報道という「ジェットコースター」に同乗しているようだ。
 途中、非常にマヌケな失敗(と不運)で決定的な場面を取り逃がし、その後の発掘現場で再び決定的瞬間をおさえるまでのあれこれ。まさに『プロジェクトX』ばりにどん底からの復活劇が描かれる。
 考古学研究の問題としてではなく、ジャーナリズムという観点から読んでいてスカッとする本だ。

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紙の本

歴史の歪曲を阻止したジャーナリズム、考古学の明日を探る

2001/07/23 23:35

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:風紋 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 1946年に岩宿遺跡(群馬県)が発見されて以来、旧石器時代の遺跡があいついで見つかった。しかし、これらはもっぱら後期旧石器時代(3万年前から1万年前まで)の遺跡だった。はたして日本人のルーツは3万年より前に遡るのか。これが1960年代から考古学界で論争の的となった。
 1981年、民間の考古学愛好グループ「石器文化談話会」は座散乱木遺跡(宮城県)で4万数千年前の地層から石器を発見し、論争に決着をつけた。「談話会」及び「談話会」から分かれて独立した「東北旧石器文化研究所」は、その後も矢つぎばやに前期旧石器時代のものと目される石器を発見していった。「日本最古」の発見を更新し、1999年には上高森遺跡(宮城県)で70万年以上も前の石器を発掘した。
 ……ということになっているが、じつは「石器文化談話会」及び「東北旧石器文化研究所」の主要メンバーであった藤村新一(敬称略、以下同じ)は、自ら埋めた石器を「発掘」していたのである。
 この事実をすっぱ抜いたのが毎日新聞。2000年11月5日、石器発掘捏造の報は日本列島を駆けめぐった。
 スクープにいたる経緯が本書の3分の2を占める。これはこれで興味深い。関係者のうちでひそかにささやかれていた疑惑をキャッチした記者、取材班の組織を決断した北海道支社報道部長、執念の取材、動かぬ証拠をつかんだ後の全社的対応。決定的瞬間をカメラにおさめた後も、藤村新一から直接取材するまで(発掘捏造を認めたのは2か所)、2週間も報道を抑えた慎重な姿勢。報道のあるべき姿のひとつがここに示されている。
 これはさて措き、考古学に多少関心を寄せる者は、本書の残り3分の1に注目するだろう。すなわち、第四章(報道の影響と課題)、座談会(佐原真・国立歴史民俗博物館長、馬場悠男・国立科学博物館人類研究部長、竹岡俊樹・共立女子大学非常勤講師、及び聞き手の橋本達明・毎日新聞東京本社編集局長)、前期旧石器問題を考えるシンポジウム(文部科学省科学研究費特定領域研究「日本人および日本文化の起源に関する学際的研究」考古学班の主催)である。
 歴史の歪曲がなぜ生じたのか。藤村新一が関わった旧石器遺跡は全国で186か所、うち33か所は直接発掘に関わっているが、これらをどう再評価するか(次第によっては日本の旧石器研究は根底から覆される)。
 報告書がないままマスコミの報道が過熱した事情、再検証法「褐鉄鉱」への注目など、発掘捏造が引き起こした混乱と考古学再生への試みが素人にもわかりやすく整理されている。
 ただ、読んでいて気になるのは、阿部謹也のいわゆる「世間」(参考文献:岩波新書『学問と「世間」』)である。ここで言う「世間」とは、仲間うちで狎れあい、この狎れあいを権力に変える関係である。たとえば馬場悠男は「後輩は先輩の業績を批判しない。批判すると恨まれる。若いうちにやるとまともな職に就けない。」と指摘する(シンポジウムにおける基調講演)。こうした「世間」が維持されるかぎり、検証されないまま「発見」がひとり歩きするような事態がふたたび生じないとは限らない。

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紙の本

2001/06/24朝刊

2001/06/29 15:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 昨年十一月に発覚した旧石器発掘ねつ造問題の発端から現在までをドキュメンタリー風にまとめている。マスコミが「神の手」と評した藤村新一・元東北旧石器文化研究所副理事長の相次ぐ発見はまゆつばであるとの情報がもたらされる。半信半疑で取材を重ねるうち、発掘現場でのビデオ撮影を思い立つ。
 機材調達に難航し、失敗を重ねながらも、石器を埋める場面の撮影に成功するまでの記述は、現場に立ち合った者にしか分からない迫力がある。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001

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2010/10/10 10:24

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2010/08/12 23:19

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