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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2003.9
  • 出版社: 朝日新聞社
  • レーベル: 朝日選書
  • サイズ:19cm/228p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-02-259836-3

紙の本

生涯最高の失敗 (朝日選書)

著者 田中 耕一 (著)

ノーベル賞受賞が決まった日の混乱、発見の背景にあった「生涯最高の失敗」、ライバル研究者の公正な態度、企業のエンジニアとして働くことの生きがい…。ノーベル化学賞を受賞した田...

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生涯最高の失敗 (朝日選書)

税込 1,320 12pt

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商品説明

ノーベル賞受賞が決まった日の混乱、発見の背景にあった「生涯最高の失敗」、ライバル研究者の公正な態度、企業のエンジニアとして働くことの生きがい…。ノーベル化学賞を受賞した田中耕一がはじめて自分を語る。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

エンジニアとして生きる 12-95
生体巨大分子を量る 96-168
挑戦と失敗と発見と 田中耕一 対談 169-214

著者紹介

田中 耕一

略歴
〈田中耕一〉1959年富山県生まれ。東北大学工学部電気工学科卒業。現在、島津製作所田中耕一記念質量分析研究所所長。「高分子のソフトレーザー脱離イオン化法」を開発し2002年ノーベル化学賞受賞。

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評価内訳

紙の本

日本も「エンジニア復帰宣言」が必要かも

2003/09/25 12:07

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオトリさま - この投稿者のレビュー一覧を見る

2003年10月連夜の日本人のノーベル賞受賞で日本中が沸き立った。
物理学賞受賞の小柴教授は何年も前から下馬評も高く、マスコミも下調べがしてあったようだが、田中さんの受賞はまさに異例尽くめで日本中の視線が一夜にして田中さんに集まった。

突然桧舞台の最前線に引っ張り出され「癒し系」「親思いの立派な人」あるいは「出世を断わり、苦労してきた変人」などとマスコミにとりあげられ、行くところ行くところでフラッシュをあびるようになった田中さんのとまどいが前書きに書かれてある。
そして逃げるよりは自分をちゃんと知ってもらうべきだと考え、本書を書く事を決めたそうだ。

田中さんが自身の半生と普段の仕事ぶりを書いた「エンジニアとして生きる」
ノーベル賞受賞記念講演を文章化した「生体巨大分子を量る」
山根一眞氏との対談を文章化した「挑戦と失敗と発見と」
の3章で構成されている。

「エンジニアとして生きる」はマスコミでも数多く紹介された田中さんの半生と研究を田中さん自身が優しい語り口で語っている。
有名になった失敗した材料を「もったいない」から使い、大発見になった「人生最高の失敗」のエピソードも語られている。
マスコミは「偶然」「もったいない」と田中さんの謙虚な言動ばかりクローズアップしましたが、下地として数え切れないほどの実験があり、その上で「いけるかもしれない」という自信もあった事がわかる。
「ソフトレーザー脱離イオン化法」を飛躍させ、現在広く一般に使われている「マトリックス支援レーザー脱離イオン化法」を開発されたヒーレカンプ先生とカラス先生の功績についても丁寧に書いてある。
全体に田中さんのエンジニアとしての自信が溢れている。

「生体巨大分子を量る」は田中さんとしては、かなり噛み砕いて優しく話されているのだろうが、他の2章と比べると専門的で難解だった。

「挑戦と失敗と発見と」は山根一眞さんが、難しい研究をどうしたら一般の人にわかってもらえるかと言葉を捜すのを上手くリードして「焦げてる場合じゃない」や「鴨川の下流で流れてくる物の重さを量っていたら上流に美味しい桃の木がある事がわかった」など面白いたとえを引き出していて、素人でも科学に興味をもちやすい話になっている。

2003年3月田中さんは「エンジニア復帰宣言」をしたそうだ。自分の人生は「エンジニアとして生きたい」という確固たる意思を示された。
田中さんが大学を卒業した頃の日本には、田中さんのようなエンジニアが数十万人もいて、しのぎを削っていた。
バブルの頃から、地味でコツコツとする仕事は「ダサい」「根暗」などと敬遠されるようになってしまった。
今の日本の繁栄を築いたのはお洒落なホワイトカラーでなく、田中さんのようなメタルカラーの力なのに忘れてしまった。
日本も「エンジニア復帰宣言」をしなければいけないのだと思った。

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紙の本

理系のプライドここにあり!でも...

2003/09/29 20:42

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本を貫くひとつの強烈なメッセージ。それは「理系
エンジニアのプライド」であろう。「ネクラ」「地味」
「変人」という世間の無責任で冷酷なレッテル貼りにも
めげず、毎日毎日こつこつと倦まずたゆまず実験を繰り
返す。技術立国日本は、まさにこうした縁の下の力持ち
によって支えられてきたのであり、田中さんはそのことに
誇りを覚えプライドを感じているんだということを
静かな語り口ながら非常に力強いメッセージとして発信
しておられる。正に、

「他に人間(じんかん)のあらざるあり」(キミタチ
俗物には理解不能な高遠な世界というものがあるのだよ)

ということなのだろう。しかし、ここまで達観しプライドを
もって変人になりきれる人は、やっぱりそうはいないの
ではないか。理科系の人だって文科系と同じで、女性にも
もてたいし、カッコ良い車にも乗りたいし、お金だって
欲しいと思っている人たちが少なからずいるはずだ。しかし
今のように、半ば「縁の下の力持ち」であることを強制
するようなシステム、平たく言えば理系の人間を器用貧乏
扱いするようなシステムは、日本の技術力をやがては衰退
させてしまうのではないか。たしかに青色発光ダイオード
を発明した中村修二さんのようにお金のことをしつこく
追求する人は日本社会では煙たがられがちだ。しかし彼を
してここまで言わせしめる理系と文系の待遇格差は、やはり
問題なのではないか。その点、「今の処遇に不満はありません」
「毎日好きな実験をさせてもらえお金までもらえる今の
境遇に満足しています」という田中さんのプライドは見て
いてすがすがしい。こういうプライドが日本のエンジニアを
支えているんだろうと思う。しかし、毎日新聞がまとめた
「理系白書」を読めば、やはり理系の人間の多くが処遇格差
に悩み、「理系は文系に比べ損している」と感じていることは
動かしがたい事実のようなのだ。資源のない日本は今後とも
優れた技術力を維持し発展させ、知恵を世界に売って暮らして
いくしか生きる道はない。変人や変人である自分に満足できる
人ばかりでなく、幅広い人材を理系に吸引していくことが必要
なんだと私は感じている。

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2008/05/12 21:01

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