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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2004.12
- 出版社: ミネルヴァ書房
- サイズ:19cm/232p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-623-04254-5
紙の本
手話でいこう ろう者の言い分聴者のホンネ
最初のケンカの原因は「物音」だった−。妻がろう者で、夫が聴者。ときに活動の同志、ときにろう者と手話通訳者。「聞こえる世界」と「聞こえない世界」という2つの世界の接点に立つ...
手話でいこう ろう者の言い分聴者のホンネ
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商品説明
最初のケンカの原因は「物音」だった−。妻がろう者で、夫が聴者。ときに活動の同志、ときにろう者と手話通訳者。「聞こえる世界」と「聞こえない世界」という2つの世界の接点に立つ夫婦の日常の暮らしぶりとホンネを描く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
秋山 なみ
- 略歴
- 〈秋山〉1972年生まれ。同志社大学科目等履修生。聴覚障害を持つ学生の講義保障運動に取り組む。
〈亀井〉1971年生まれ。関西学院大学COE専任研究員。人類学・アフリカ研究専攻。
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紙の本
視点が興味深い
2021/03/16 18:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒグラシカナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
聴者のご主人と聾者の奥様にまつわるお話し。肩肘はらずに読むことが可能な、気さくな文章でいろいろな人が読みやすいものとなっている。軽快な文章の中に共通して大切なメッセージが込められている。
紙の本
自分と違う世界観をもつコミュニティに近づくための心の準備ができる良書
2007/09/05 21:34
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鯛三 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「読者のみなさんには、眉をひそめて深刻に読んでいただくことは願っていない。ソファにでも寝転がりながら、私たちの暮らしぶりを笑って読んでいただければ本望である。」とあとがきに著者が書いている通り、読んで楽しい本である。平易な文章で、異文化間結婚(国際結婚みたいなものか?)の若い夫婦の日常が描かれている。
著者の一人が友人であることもあり、手に取ろうと思っていたがなかなか手に取る事が出来なかった本である。なぜ、なかなか手に取れなかったかというと、私が偽善者だからである。偽善者であるが故に、本書の中で描かれているような「癒される」者(詳細は本書を参照のこと)となってしまう事や、「障害者」の現実を目の当たりにしたときに当たり障りの無い感想を持ってしまう自分に自己嫌悪を持ってしまう事が怖かったからだ。しかし、著者の一人のHP (http://www-soc.kwansei.ac.jp/kamei/index-j.html)の日記を読み進む中でそのような心配が払拭されてきた。
自分と違う世界観をもつコミュニティに近づくための心の準備ができてきたように感じる事が出来た。
さ、次は実践かな。