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紙の本
終戦のローレライ 3 (講談社文庫)
著者 福井 晴敏 (著)
【吉川英治文学新人賞(第24回)】【日本冒険小説協会大賞(第21回)】【「TRC MARC」の商品解説】その日、広島は核の業火に包まれた。人類史上類を見ない大量殺戮(さつ...
終戦のローレライ 3 (講談社文庫)
終戦のローレライ(3)
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商品説明
【吉川英治文学新人賞(第24回)】【日本冒険小説協会大賞(第21回)】【「TRC MARC」の商品解説】
その日、広島は核の業火に包まれた。人類史上類を見ない大量殺戮(さつりく)の閃光が、日本に定められた敗北の道を歩ませ、「国家としての切腹」を目論む浅倉大佐の計画を加速させる。彼が望む「あるべき終戦の形」とは? その凄惨な真実が語られる時、伊507乗員たちは言葉を失い、そして決断を迫られた。刮目(かつもく)の第3巻。【2005年3月公開 映画「ローレライ」原作】 (講談社文庫)
ありうべき終戦の形を巡り、錯綜する想い。本土で艦内でそしてウェーク島で誰もが一心に生きようとしていた。伊507に接収されたローレライシステムは、真に幸福な終戦へと誘ってくれるのか。【商品解説】
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物語も佳境の第三巻です。
2009/02/07 22:08
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語も佳境の第三巻です。
物語の最初の方では、ローレライの兵器の正体が生身の人間であったことが悲劇的で物語の中心でした。
第3巻では、「戦争の終わらせ方」が語られていきます。
「国家としての切腹」
この作戦を考え行動している朝倉大佐と潜水艦伊507乗組員が狭い船内で、自分たちの思いをぶつけます。
でも、「国家のため」と「個人の生死」の重軽は、どうやって判断するのでしょうか?
太平洋戦争中では、明らかに前者に偏っていたと思われます。
太平洋戦争末期。原爆投下にしてもそうですが、人間の生死が政治的な駆け引きの道具に使われていたようです。
そんな中、必死に生きようとするこの物語の主人公たちの姿は感動せずにはいられません。
現代では?
国家と個人。考えさせられます。
龍.
http://ameblo.jp/12484/