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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.1 27件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2006.9
  • 出版社: 日本放送出版協会
  • レーベル: NHKブックス
  • サイズ:19cm/318p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:4-14-091067-4

紙の本

日本という方法 おもかげ・うつろいの文化 (NHKブックス)

著者 松岡 正剛 (著)

日本を「方法の国」として考える日本論。史書の編纂から日記、短歌、また政治・経済のシステムや、書くこと話すこと、生きることそのものまでを編集行為として捉え、日本を日本ならし...

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日本という方法 おもかげ・うつろいの文化 (NHKブックス)

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商品説明

日本を「方法の国」として考える日本論。史書の編纂から日記、短歌、また政治・経済のシステムや、書くこと話すこと、生きることそのものまでを編集行為として捉え、日本を日本ならしめている「日本的編集方法」を探る。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

松岡 正剛

略歴
〈松岡正剛〉1944年京都生まれ。編集工学研究所所長。ISIS編集学校校長。著書に「日本流」「空海の夢」など。

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みんなのレビュー27件

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評価内訳

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紙の本

そうなってしまう勢いの国へ

2009/08/15 14:15

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kc1027 - この投稿者のレビュー一覧を見る

らしさというものを最近よく耳にする。
経済的に言えばそれはきっとビジネスモデルのことで、
政治的に言えば憲法論議になったりするのだろうけど、
らしさが蔓延すると、らしさに凝り固まって、らしくなくなる。
本書で松岡先生は、主題に固執して散り散りになった20世紀を越えて、
方法の国として21世紀を疾駆しそうな日本を編み出しくれた。


方法の国とはすなわちなんでも編集してしまうという意味だ。
極東に流れ込む様々な情報をいったん飲み込んでしまって、
一神教的でもなく、二項対立のあれかこれかでもなく、二項同体。
漢と和と洋、邪馬台国と平城京的なものと鎌倉と江戸的なもの、
蝦夷と隼人、夏と冬、聖と俗、生と死が、完全に混ざり合うでもなく
原型をそれなりに留めながら共存してしまう。脳みそ的ではなく、
実に内臓的な処方、それが日本なりの二項同体。


その消化の仕方から有機的に育まれる何かがこれからの日本のエナジーと
なるわけだが、それはポジティブなベストプラクティスが水平展開する
だけではなくて(それは往々にして経済的価値観に偏る事例が多い)、
ポジティブかどうか分からない「もののあはれ」さえ、日本的編集を
施すことでそこはかとなく生き残る。


日本が中国からの正統性に頼ることなく日本が日本として存在することに
かけた江戸時代、漢字以前の「もののあはれ」を探求した本居宣長は
古代の言の葉の中に「つくる」よりも「うむ」や「なる」を数多く発見
したそうです。「そう、そこで、そうなったのです。」という説明にも
ならない説明が創生神話の中に散りばめられたこの国は、「うむ」「なる」
を「つい」で「いきほい」をつけて理屈でなくこの国を編み出してきたの
でした。様々なものを混在しながら「うつろう」過程の中に「ものあはれ」
を見つけ、その過程の躍動感を「やまとだましい」と呼びながら。


『代表的日本人』と『武士道』と『茶の本』を100年前の日本人が英語で
必死で書き上げてから、西洋流近代化をほぼほぼ成し遂げてしまった
今の日本人には、これから更なる壮大な編集作業が待っているようです。
それは日本の地方分権だけに留まらず、東アジアの編集であり、
近代化の歴史の再編集であり、核廃絶の想像力から生まれる終末論の
再転換になるのでしょうが、基点となるのはどこまでいっても内臓的で
皮膚的なこの身体的人間。心地よく生きるために、日本風二項同体を、
移ろいゆくあはれな身体の中にこそ、見出したいものです。

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紙の本

母の嗜(たしな)み。母の溜息。

2009/09/08 11:56

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:和田浦海岸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この本、日本の歴史文化を俯瞰しながら、「本来」と「将来」という2つのキーワードを、器用に箸のようにあやつっていきます。日本という生きのよいお刺し身を、テーマごとに流れに沿って盛り分けて提示しております。素材は日本。料理人は松岡正剛。一夜のフルコースの醍醐味を味わえるかどうか。新鮮な読者の味覚を開拓してくれております。
日本の歴史全体を見渡す視点は、鯛でいえば、尾頭(おかしら)つき。スーパーで切り身のパックを普段見慣れている当方にとっては、それだけで何やら、こちらの居住まいが正されてくる。まるで、普段着で、祝宴にまぎれこんでしまったのに、そんなとまどいすら、祝宴料理に魅せられて、忘れてしまうような始末。

そういえば、小林秀雄著「本居宣長」のチンプンカンプンを、わかりやすく解き明かしてもたったような読後感が、私にはありました。さて、読後に要約しようとすると、これが、鯛の頭と骨と尾が残っている構図しか思い浮かばなかったりします(笑)。ということで、要約なんかしないことにして、松村氏の「母の溜息」が登場する箇所を引用して終わります。

「公家社会に武家が交じってくると、無常はそこらじゅうに充満していて、むしろその無常をどのように変じていくかという苦心工夫のほうが目立ってきたほどなのです。こうして『山川草木悉皆成仏』や『己心の浄土』の感覚は、その後の日本の遊芸、すなわち能、連歌、茶の湯、立花、作庭、陶芸など、まことに広い分野で生かされていきます。私の母は茶や花や俳諧などいろいろ嗜んでいた人ですが、景色のよい茶碗や見事に活けてある花を前にすると、しばしば『ええ浄土やなあ』と溜息をついていたものでした。日本の浄土はかくのごとく悉皆浄土(しっかいじょうど)となっていったのです。」

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2006/12/16 01:00

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2008/03/18 13:42

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2008/07/27 20:13

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2008/11/09 11:18

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2009/04/29 15:37

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2009/07/22 21:43

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2010/01/09 07:37

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2010/12/28 22:38

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2011/02/12 02:26

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2012/03/12 12:28

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