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商品説明
北海道・広尾→鹿児島・枕崎、34日間、乗車距離13319.4キロ。「一筆書き乗車」のルーツ。鉄道紀行文学の金字塔。【「BOOK」データベースの商品解説】
北海道・広尾から鹿児島・枕崎まで。34日間、乗車距離13319.4キロ。一筆書き乗車ブームの先駆けとなった、ユーモラスな大旅行。昭和54年刊行の名著を復刻。〔1979年刊の再刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
宮脇 俊三
- 略歴
- 〈宮脇俊三〉1926〜2003年。埼玉県生まれ。東京大学西洋史学科卒業。「時刻表2万キロ」で日本ノンフィクション賞、「殺意の風景」で泉鏡花文学賞、1999年菊池寛賞を受賞。
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紙の本
同じルートは辿れない。けれど各駅停車だったら旅情は似ているかもしれない。
2012/01/29 18:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:piecemaker - この投稿者のレビュー一覧を見る
「鉄っちゃん」の中でも「各停乗り潰し派」を目指す私として、いろいろ参考になるだろうと思って読みました。1979年に出た本の復刻版です。実に30年前ですね。切符は北海道広尾駅から九州枕崎駅まで。何日か乗っては東京の自宅に帰り、を繰り返してこの切符を乗り進んでいく訳です。しかし広尾線(広尾駅)は1987年に廃止、すぐその後に乗る池北線も1989年に三セクの「北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」となり、2006年に廃止、と30年もたてば民営化と廃線で、もう同じ路線は辿れません。しかし著者は朝が早い。一番列車に乗ってその日の旅程を稼ぐわけです。「今日は遅くて6時23分発」とかですから。真似できないなあ。登場人物は、「地元の高校生」と「担ぎ屋のおばさん」が多いですね。高校生はいますが、担ぎ屋のおばさんはめっきり見なくなりました。うちの近くの駅にも、荷物用のベンチ(腰くらいの高さのもの)が少し前まであったのですが。これからは「フリー切符」か「青春18切符」でしょうね。あと、「急行」の利用も多いです。これも今では珍しくなりました。