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大正幻影 (岩波現代文庫 文芸)
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紙の本
大正幻影
2020/11/12 20:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
男性的な明治と昭和に挟まれた稀有な平和な時代である大正時代の文学の一面について論じている。具体的には佐藤春夫、永井荷風、谷崎潤一郎、芥川龍之介の作品を取り上げ、ドッペルゲンガー、無声映画、川、精神病と死などを取り扱った作品を取り上げている。
彼らの作品は幻想的だが、それが幻想で、無視することのできない現実が存在することを知っている、という意味の文章があり、とても納得した。
紙の本
大正時代の光と陰
2016/05/31 16:43
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投稿者:シゲ - この投稿者のレビュー一覧を見る
近代の中で一際短い大正時代というものを、文学者の視点から見つめた本。明治時代が「白昼」なら、大正時代は「黄昏・夜」。明治時代が「表通り」なら、大正時代は「路地」という対比がとても興味深く、文学作品にもその時代性が反映されている。