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雄ヤギさんのレビュー一覧

投稿者:雄ヤギ

745 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

紙の本ペスト 改版

2019/10/12 01:22

不条理に立ち向かう人々

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

読者は『ペスト』という題から、この町の人々にペストの災いが襲い掛かることを事前知っているわけだが、それを踏まえたうえで、徐々に町に病が侵攻していく様子を描いた序盤の描写がすごかった。幼い子どもにも容赦なく襲い掛かる不条理に人々が立ち向かうさまもよく描かれている。

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紙の本

感染症

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書はSARSやエイズなどの流行を念頭にかかれた本に、新型コロナについての章を追加したものである。
日本語には有気音がないため、飛沫が飛びにくい、清潔すぎると逆に感染症のリスクがある、強すぎるウイルスはむしろ流行しないなど興味深い内容が多かった。
新型コロナに関しては、行き過ぎた予防よりメリハリをつけて行動するなど教えられるところが多かった。

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紙の本

『死の棘』の読み方を覆す一冊

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

『死の棘』『「死の棘」日記』と読み、『死の棘』関連では3冊目。前の2冊を読んで感じたことを吹き飛ばすような記述もあり、また裏付けるような記述もあって、内容にはたいへん満足。今となっては亡くなってしまった関係者への取材や文字資料の読解、時代背景の読み解きなどを通じ、従来の『死の棘』の読み方を覆す力作。買ってよかったと心から思える一冊。

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紙の本

人類と病

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書では、中世のペストから現代のコロナまで、様々な病と人間との戦いを記している。医学的なことよりも、政治的な面を主に取り上げており、読みやすかった。もちろん、必要最低限の医学の情報は載っている。
WHOへの信頼が揺らぐ昨今、その取り組みの歴史を国際連盟の頃から遡って調べることは重要なことだと思う。

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紙の本

紙の本満鉄全史 「国策会社」の全貌

2019/09/23 00:17

複雑な事情をわかりやすく

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

『満鉄全史』というタイトルから、満鉄のみについて記されているのかと思っていたが、関係する日本の政治状況や国際政治なども記されていて中々良かった。
一企業として利益を無視できないが、同時に国家の利益も無視できない満鉄、軍を代表する関東軍、政府の意見や外国との関係を重んずる領事館(外務省)、そしてその時々の政局によって変わる内閣とその内閣に指名される満鉄経営陣、さらに近隣の中国軍閥や国民党、列強、ソ連などの思惑が複雑に絡まっている当時の情勢がすごくわかりやすく記されている。

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紙の本

最近話題のVチューバー

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最近話題のVチューバーについて扱った特集。多くの論者が論考を寄せているが、中でも海猫沢めろんの論考と黒瀬陽平・さやわか・ばるぼらの鼎談が面白かった。

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紙の本

紙の本キリストはエボリで止まった

2018/05/28 12:05

南イタリアの現実

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書は、反ファシズムの容疑で流刑囚となった作者が、流刑先で見た南イタリアの村の様子を描いた作品である。
何年か前に、この作品の舞台となった村に立ち入り禁止命令が出されたというニュースを見たが、70年近くたっても変わらなかったのかと思うと、悲しくなった。作中で、青年将校が、この村における対立は、何世代にもわたるものである、と語る場面があるが、この村の支配者が、山賊になろうが、ファシストになろうが関係なく対立し続けるのだろう。

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紙の本

明暦の大火

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

明暦の大火によって廃墟と化した江戸の町を幕府が計画的な都市設計でより良い街に生まれ変わらせた、という言説があるが、そもそも大火前の江戸の町並みがよく分かっていないため、その言説は確かではない、という前提を元に、近年発見された大火前の江戸の町並みを記した資料を検証する。また、どういった経緯で復興神話ができあがったのかについても、「むさしあぶみ」への批判もあわせて記されている。

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電子書籍

電子書籍貝に続く場所にて

2021/09/09 00:57

貝に続く場所にて

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

作者の文学や絵画などへの深い教養が随所に差し込まれたとても美しい小説だったが、この文章は正直人を選ぶかな、とも感じた。難解な言い回しでスラスラ読めるというわけではないのだが、何度も頭の中で咀嚼して読むと面白い事を言っているなと感じることができた。
芥川賞の選評でも文章について、詩的だという人や難解という人、「文学的」と信じている言い回しという人、「よそからの声」という人に分かれていたので、読みにくいと感じたのが自分だけじゃなくてホッとした。

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紙の本

紙の本白い牙

2021/07/28 09:02

白い牙

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

人間に飼いならされた犬の血を4分の一引いている狼が主人公。人間ではなく狼を主人公にすえているということで、深い心理描写はできず、作中で取る行動の理由が本能や環境への馴化ということになり、さらに20世紀初頭の科学常識に基づく作者の解釈も相俟って、少し気になるところもあるが、面白かった。
物語を通して語られているのは、自然対文明ということであり、野生の狼である主人公は犬の血を引いていることで文明の下にくだり、人間に飼われるが、自然生まれなので他の犬を圧倒していく。

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電子書籍

電子書籍世界史とつなげて学ぶ 中国全史

2021/05/13 12:40

世界史とつなげて学ぶ中国史

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

中国の歴史について触れる本はアレな本が多いので、注意して読んでいかなくてはいけないのだが、この本の著者は岩波新書などからも出版していて、ある程度は信頼が置けそう。(もちろん岩波新書だから無批判に受け入れていいわけではないが、ある程度信頼が置けるレーベルだと思うので)
この本では日本と西洋は比較的類似しているので考えもある程度似通っており、特に西洋発の考え方が主流となっている現代では中国や東アジアの考え方は中々理解しがたい面もある、と書いてあり、勉強になった。
といっても著者は中国の歴史について、中国文明は他の文明と隔絶していたので独自の進化を遂げたという説を採らず、タイトルにもあるとおり、他の地域や文明と交流しつつ発展・変化を遂げたという説を採っている。もちろんその説の立証だけをするのではなく、きちんと中国の歴史を通史的にまとめていて、とても読みやすい。特に五胡十六国時代や五代十国時代についてはとてもわかりやすかったので、高校の世界史で悩んでいる人にもいいかもしれない。

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紙の本

デイヴィッド・コパフィールド4

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物語で起きた事件がみんな収束していく巻。といっても収束の仕方はそれぞれ違い、ハッピーエンドもあれば不幸な終わり方もあるので、それは読んでのお楽しみ。本当にまとめて片がついた感じがするが、それでも良い本だった。

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紙の本

デイヴィッド・コパフィールド

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コパフィールドは、伯母の支援のもと、下宿しながら学校に通い、やがて学校を卒業して代書人見習いになる。
見習いとして働く先の主人の娘が恐らく後に結婚する事になるドーラなのだが、その付き添いが幼いコパフィールドを虐待した継父の妹、ミス・マードソン。第一巻で読むのが苦しくなるほどコパフィールドを虐めた人物だが、さすがに大きくなったコパフィールドはそれほど動揺せず、冷静に対応し、幼い日々の虐待についても相手に言えるだけの成長を見せる。

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紙の本

デイヴィッド・コパフィールド

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イギリスの国民的作家チャールズ・ディケンズの自伝的長編。しかし作者の人生よりも主人公は不幸な人生を歩んでおり、父はデイヴィッドが生れる前に病死、母は再婚し、その再婚相手とその姉がデイヴィッドをいじめる。特にひどいのが母がこの再婚相手に逆らえない事であり、それでもデイヴィッドが母を愛するところが大変不憫であり、胸が苦しくなる。
その母の死後、継父の店に小僧として勤めに出され、やがてそこを脱出して父の姉にあたる人物の家を訪ね、引き取ってもらうというのが、この巻の内容。
ここからはデイヴィッドに穏やかで幸せな人生を送ってもらいたいが、あと3巻もあるので、多分また苦しい目にあうのだろう。しかしそれでも読みたくなる内容。

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紙の本

紙の本百年の孤独

2021/03/22 14:54

百年の孤独

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ラテンアメリカ文学の傑作にして、世界文学の、そして20世紀文学の傑作でもある、ガルシア・マルケスの長編小説。
近親相姦により「豚の尻尾」の生えた子どもが生れないように、という心配から生まれ育った村を離れ、新たな村「マコンド」を開拓したホセ・アルカディオ・ブエンディアとその妻、ウルスラ・イグアラン。この二人の間に生れた子どもたちが成長して子どもを作り、ブエンディア家はマコンド村とともに発展していくが、その発展にも拘わらず、不幸や悲劇が「影」のようなものが付きまとい、やがて100年がたって一族に「豚の尻尾」が生えた子どもが生れ、マコンド村は風とともに崩壊してしまう。
どれだけ発展しようとも、いい事が起ころうとも、なぜか心が躍らないのは、やはりこの一族の歴史には「孤独」が付きまとっているからではないかと思った。

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