- 出版社:アスキー・メディアワークス
- サイズ:20cm/286p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-867239-9
別冊図書館戦争 2
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- 税込価格:1,470円(42pt)
- 発行年月:2008.8
- 発送可能日:1~3日
- 本
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商品説明- 「別冊図書館戦争 2」
大好評『図書館戦争』シリーズ、スピンアウト第2弾!そんで、結局あの人たちは?これにて幕引き。【「BOOK」データベースの商品解説】
「そんで、結局あの人たちは?」 熱血バカ・笠原郁と怒れるチビ・堂上篤、そして気になる「あの」ペアのその後を熱く描く! これにて幕引き、スピンアウト・別冊シリーズ第2弾。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧- 「別冊図書館戦争 2」
| もしもタイムマシンがあったら | 9−61 | |
|---|---|---|
| 昔の話を聞かせて | 63−115 | |
| 背中合わせの二人 1 | 117−169 |
著者紹介- 「別冊図書館戦争 2」
有川 浩
- 略歴
- 〈有川浩〉高知県出身。「塩の街」で電撃小説大賞〈大賞〉を受賞して2004年作家デビュー。著書に「図書館戦争」シリーズ、「レインツリーの国」「クジラの彼」など。
ユーザーレビュー- 「別冊図書館戦争 2」
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2008/08/10 11:23
いまのあなたを形作っているものは
投稿者:くまくま(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分が何をしたいのかを明確に自覚している人は、やっぱりカッコイイ。でも、普通に学生をやって平和に生きてきた人間が使命感に目覚めるなんて、そうはない訳で、何かしらの転機があって変わっていくのだろう。それには、稲嶺前指令にとっての日野の悪夢なんて歴史的大事件でなくとも、笠原にとっての王子さま事件のように、自分が受けるインパクトの大きな出来事があればよいのだと思う。
第一話は、本編でもあまり大きく取り上げられることのなかった、どちらかといえば良識派の緒方副隊長の過去話。ごくごく普通の大学生だった緒方が、何となく就職して、何となく生活に慣れてしまい、そして破綻する…だけで終わらずに、明確な目的を持って生き方を変えていく姿がカッコイイ。この話を読むと、緒方の根幹は以外に玄田隊長に似ているんだなあと思えてくる。
そして、本作の過半を占めるのが、手塚と柴崎の物語。ここまで追い詰めるか、というほど追い詰めておいての最後ハッピーな展開は、落差が激しい分、キラキラして眩しく見える。
ところで、銃火器の使用が禁じられた後の図書隊と良化隊の抗争はどのように変化したのだろう?戦争がなくなったら軍隊はどうなるか、という命題にも思えて、ちょっと気になります。
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2009/02/22 16:26
ゴールデンカップルの恋と大人の恋と
投稿者:YO-SHI(男性|未指定) - この投稿者のレビュー一覧を見る
「図書館戦争」シリーズの登場人物の誰かを主人公に据えた「別冊」シリーズの第2弾。それで、今回は誰が主人公かと言うと、大方の予想通り「柴崎&手塚」のカップルです。「別冊1」でも特に進展がなかったので、次に誰を書くかとなればこの2人しかないでしょう。
今回は、ベタ甘ではない。「堂上&郁」の戦闘形バカップルは、ベッドへの「投げっぱなしジャーマン」という変わった愛情表現を見せて、相変わらず甘々なのだが、主人公2人(特に柴崎)は「甘えたら負け」だとばかりに、どこまでもクールだからだ。
甘いどころか、今回のストーリーはビターだ、ダークだ。激甘の前作の続きで甘いと思って食べてみたら苦い。カカオ90%のチョコレートのようだ。苦くてもチョコだし「好き」って言う人もいる。この話も苦いけれどイイ話になっている。苦さの向こう側でやっとあの2人は、お互いを想う気持ちを確かめ合うことができた。
そしてダークさで言えば、図書館内乱での郁の査問会の時以上の暗~い展開。第一稿を読んだ著者の旦那さんが「後味があまりににも気持ち悪くて..」とおっしゃったという。確かに、こんな「悪意」はこのシリーズではあまりお目にかからなかった。(その後、旦那さんの感想が生かされたので、これから読む方は「後味」のことは心配しないで読んでも大丈夫。)
本書にはもう1つ別の物語が収められている。図書特殊部隊の緒方副隊長の恋物語だ。扉前の登場人物紹介にも出ていない、マイナーキャラが主人公として登場。でも、私はこの話がすごく好きだ。それは、求めあったり、ぶつかりあったりしない恋愛の形に心が落ち着くからかもしれない。または、私が緒方と歳が近いせいかもしれない。大人の恋心もイイものだ。
大人の恋心と言えば、玄田隊長と折口さんの話も読みたい。「別冊」もこれにて幕引きらしいが、有川さん、そんなこと言わずにもう1冊書いてもらえないだろうか?







