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紙の本
澁澤龍彦書評集成 (河出文庫)
著者 澁澤 龍彦 (著)
書評には流儀がある。澁澤流の書評は、時に厳しく時に偏愛的に書物の間を逍遥しながら、簡潔にその要諦を示し、一瞬の独自な世界をつくりあげていく。一九五八年から最晩年の一九八七...
澁澤龍彦書評集成 (河出文庫)
澁澤龍彦 書評集成
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商品説明
書評には流儀がある。澁澤流の書評は、時に厳しく時に偏愛的に書物の間を逍遥しながら、簡潔にその要諦を示し、一瞬の独自な世界をつくりあげていく。一九五八年から最晩年の一九八七年にかけて発表されたおびただした数の書評を集大成した本書は、澁澤龍彦による時評とも、澁澤自身の軌跡とも読める。待望の文庫オリジナル・アンソロジー。【「BOOK」データベースの商品解説】
書評には流儀がある。澁澤流の書評は、時に厳しく時に偏愛的に書物の間を逍遥しながら、簡潔にその要諦を示し、一瞬の独自な世界をつくりあげていく。一九五八年から最晩年の一九八七年にかけて発表されたおびただした数の書評を集大成した本書は、澁澤龍彦による時評とも、澁澤自身の軌跡とも読める。待望の文庫オリジナル・アンソロジー。【本の内容】
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澁澤龍彦氏による1958年から1987年の間に発表された書評集です!
2020/07/01 10:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、日本にフランス貴族で作家のマルキ・ド・サドを初めて紹介し、自身も数々の傑作を発表されてきた澁澤龍彦氏による書評集です。同書に収録された澁澤氏の書評は1958年から1987年の間に発表されたもので、澁澤氏の考えや読み手の軌跡が伺えます。同書に収録された書評は、吉行淳之介氏の『男と女の子』、大江健三郎氏の『日常生活の冒険』 、東野芳明氏の『パスポートNo.328309』のほか、『ラディゲ全集』、『アレキサンドリア四重奏』、さらには、瀧口修造氏の『エルンスト』、ジャン・パウル氏の『美学入門』、フランク・ハリス氏の『わが生と愛』、山名正太郎氏の『ひげ』 などです。