紙の本
子育てに“ゆとり”が生まれる「パパルール」。
2009/12/08 15:50
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:迷子の子猫ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
子育てを楽しめる期間は、長いようで短い。この本は、子育てより仕事を大事にしているパパや、子育てがわからないパパや、すでに家族をハッピーにしているパパに、今以上のハッピーが待っている“楽しい子育て”へと導いてくれるものである。
先日、パパは、3歳の娘の運動会があったときに、わが子の一生懸命な姿を、一番良い席で応援したいがために、応援席の場所取りをするために、朝5時に起きた。8時に開園するのにもかかわらず、シートとテントを持って、6時に幼稚園に並びに行ったら、すでにたくさんのパパたちが並んでいて、驚いたそうだ。運動会(発表会)などを通して、子育てに楽しんで(大変ともいう)参加しているパパたちは、たくさんいることが見て取れる。
だが、【パパルール035:運動会のライブ感を楽しむ】に、《パパよ! もっとライブで楽しもう。思い出を記録するよりも「今」が大切なのだ》とあるが、ホントその通りです。かけっこのゴール前には、ビデオカメラを構えたパパたちが大勢いる。カメラを構えているから、当然、拍手も応援も心の中、だから、今ひとつ盛り上がりに欠ける。著者はそんな光景をみて「本当にもったいない」と嘆いている。パパにカメラ係りを頼む私にも耳の痛い指摘・・・。来年の運動会は、「ビデオカメラを三脚にすえたまま」にして、パパにも運動会をライブで楽しんでもらわねば!
この本のパパルールは、全部で101ある。全部実行できれば、101倍のハッピーが待っている、ってことだけど、全部は無理かもしれない。だって、《飲んだ後のラーメンはやめる》とか、《言葉や態度に表して、ママをくどく》など、染み付いた習慣は、なかなかやめられないだろうし、シャイなパパにラブコールなんてされたら、< なんか悪いことでもしたの? >とかえって疑惑が生ずる。
著者の一人、安藤パパは、「みなさん一人ひとりが自分流にルールをカスタマイズし、作り上げていくことです」といい、もう一人の著者の小崎パパは、「ルールを作り、そして、ルールの根底にある思いや願いを形にし、その思いや願いを家族と共有することです。この本にあげていることはあくまでも一例であり、絶対的なものではありません」といっている。大事なのは、ルールを作ること。ルールを作ろうと思えた時点で、「Fathering=父親であることを楽しもう」ということなのだ。
ルールを作り、子育てを楽しむことは、家族の笑顔が増えることに繋がっていく。パパにとって人生で一番の贅沢な財産は、ママと子どもの笑顔であってほしい。そう願って、パパにこの本をプレゼントしたら、とても大事で、基本的なことでもあるけど、<健康に気をつけます>というルールを一番に作ってくれたので、飲んだ後のラーメンはやめてもらおうっと♪
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パパの育児概念について。
個人的には新しいことは特に書いてた感じはしなかった。
けどまぁ、定期的にこういうの読まないと、
自分の子どもに対しての気持ちが盛り上がらないので、
定期的に目を通す必要があることに気づいた。
俺はすぐに子育ての大事さを忘れる。
それはママが優秀だからなんだろうなぁ。
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娘が誕生したことを機に読みました。
子育てを「楽しみたい!」「子どもと一緒に自分も成長したい!」と願う父親を支援するファザリングジャパンの公式テキストです。
内容としては、育児に関心があったり、既に赤ちゃんと過ごす時間を確保している人にとっては、知っていたり・やっていたりするころが多い内容だと私は思いました。
101のキーワードをケースで紹介している点や、ファザリングジャパンの想いを感じられる点はとても共感できよかったと思います。
これからパパになる人にはオススメです。
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父親としてどう家庭で貢献していくかというヒントがつかめる。
これをヒントに自分流ルールを作りあげることが本書の意図するところだろう。
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読んでみて心に響いたのは大きく3つでした。子育てでなく親が育つチャンス。
・しつけは毎日のかかわりの中でおこなうもの。
・学校を、幼稚園や保育園のように「子供を預ける場」として考えるのではなく、「親も学ばせてもらう場」という意識になってほしい
・子育てはいろいろな感情を二人でシェアしやすい。シェアができれば、しんどさは1/2ですむ。逆に楽しさは2倍以上になる。夫婦は子供を共通項としてつらいことも楽しいことも共感し支えあって生きている
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ここんとこ「パパ系」立て続けで読んでます。 FJ安藤さん+小崎さんの本。あたりまえの話なのかもしれないけど、安藤さんのあとがきが「いいね!」
この本に書いたことは、僕らがこれまでの育児で悪戦苦闘して得た「我が家のルール」です。でもこのルールは、各家庭によって違って当然。肝心なのは、みなさん一人ひとりが自分流にルールをカスタマイズし、作り上げていくことです。
「父親はこうでなければいけない」という縛りに捕らわれず、自由に楽しく、自分流にパパを楽しんでください。
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【読書その73】父親になることがわかってから読み続けているNPOファザーリングジャパンの安藤哲也氏と小崎恭弘氏の著書。小難しいことを言うこともなく、これまで育児を楽しみながら子供に向き合ってきた著者からのアドバイスは非常に参考になる。
この本を読んでの気づきは以下の3点。
①しんどさ2分の1、楽しさ2倍。
本書では、「子育ては、色々な感情を2人でシェア」べきという。
気に入ったフレーズは、シェアできれば、「しんどさは2分の1。楽しさは2倍」。
夫婦は「子供」を共通項として、つらいことも楽しいことも共感し、支えあって生きていける。
一時期は結婚に対する憧れは全くなく、したいとも思ってなかったけど、
自分の価値観も変わった。
自分自身、結婚して色々制約も増えたけど、その分、
夫婦でシェアをして、いい方向に向かっている。
結婚っていいなと思う。
②ママの夢を応援する
本書では、「子供に「夢に向かって努力しなさい!」なんてお尻を叩くよりも、
パパやママが夢を叶うように努力して応援しあっている姿を見せる方がいい。」という。
本当にその通りだと思う。
自分は結婚後も自分の夢を変わらず追いかけているけど、妻にはかなり色々あきらめさせて
しまった。だからこそ、夢を応援したい。
③自分の親を大切にする。
この本を読んで一番ハッとしたこと。
「子供にしてほしいと思うことを今、親にしてあげる。そして、その姿を子供にみせておく。
子供が大人になったときに親との付き合い方のモデルになる。」
自分自身、子供ができて、本当にこのように感じるようになった。
自分が自分の息子にしてほしいことを、自分の親にやっていきたい。
気持ちがあっても、形にしないと伝わらないもの。
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2012年11月1日読了。ファザリング・ジャパンなるNPO団体の代表であり「イクメン」のはしり?の著者による、イクメンパパをはじめようとする男性へのアドバイス集。いろいろあるがまずは「楽しめ」ということに尽きるのか?綿密に計画を立てるが計画には振り回されず、突発事象をいかにコントロールするか?に手腕を発揮する。子育ては遊びでも仕事でもない、「楽しいプロジェクト」という面白いものであり、かつ刻一刻と変化するものであるので一瞬一瞬を見逃さぬよう、積極的に関わっていくとそれに見合ったリターンが得られる、ということか。そんなもんかね。ほっこりしたイラストがいい感じ。「おろおろしつつ堂々と振舞う」って難しいような気もするが、考えてみれば仕事だってマンションの集まりだって、なんだってそんな感じだよな。
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とても面白く、為になる本だった。来年に子どもが生まれるので、読んでみたが、子育てを楽しもうというスタンスがイイね。
堅苦しい話はなく、スイスイ入っていった。子どもが生まれたらまた読みたい。同じ著者の別の著書も読みます。*\(^o^)/*
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著者である安藤哲也氏はNPO法人Fathering Japan代表理事。2006年に父親の育児支援を行う上記法人設立。日本中を飛び回り、全国の父親たちにエールを送る。
小﨑恭弘氏は神戸常盤大学短期大学部幼児教育学科准教授。
日本ではまだまだ父親が育児をすることに対して「特別視」する向きがある。だから、父親がもっと自然に、自由に育児ができる社会にムードを変えていくこと。その空気を醸成していくことを著者はミッションとしている。
本書は、そんな思いを101のルールとして紹介している。
イクメンという言葉も死語に近いように当たり前のように育児に参加するパパは確かに増えてきている。しかし、どこまで育児に参加すれば正解であるとかいうことは一切ない。
人によってもそうだし、置かれた立場、環境によっても大きく変わる。その時に出来ることを一生懸命、周りにも理解を求めながらやっていくというのはパパにとってもひとつの使命である。
全て育児が大切だからどうぞどうぞパパも育児に参加してくださいという風潮が訪れるのは随分先になるだろう。その難しい環境の中で妻そして子供を守っていく努力をするということが求められている。
正解はない。
しかし、ぼんやりとしたそれに向かって努力をし続けることは誰でも出来ることである。
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33子どもの病気・ケガに対応できる
40子どもとパパだけの時間を作る
→俺には殆ど無かったなあ。
43仕事のことを語る
→同上。語れる様な仕事をし、かつ語れる様に自分の仕事を咀嚼できてないとダメ。
★61パパ友を作る
→子どもを媒介に地域コミュニティへの参入。これは重要な観点。
62言葉や態度に表して、ママをくどく
80自分の親を大切にする
→自分を大事にして欲しくば…
★89育児休暇は、人生のターニングポイントだ
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家族を101倍幸せにする、101のルールを紹介したファザリングジャパンの公式テキストと銘打たれた本。「一緒に寝て幸せをかみしめる」「子どもとパパだけの時間をつくる」「パパの価値観を貫く」「あたりまえに靴をそろえる」「家族で食卓を囲む」「子どもと感動を共有する」といったあたりまえで基本的なことが、すごく心に響く。できること、やってみたいなと思うことから始めて、楽しく子育てができればと思う。
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ちょっと厳しい書き方をされてるところもありますが、大事なことがいくつも書かれている。特に最後の101個目の話は忘れないようにしたいなあ。本当に子どもと家族と笑っていられるように。
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なんだろう。
こういう団体に入りたいわけではない。
パパ友も、欲しくはない。
おしつけは、いらない。
でも、パパ嫌期。どうしたものか。
ということで、考えた。
多分、原因は、自分にある。
嫌われた→頭にきてどっかにいっみる→ますます
嫌われる、という、それだけ。
ちゃんと、子供のことをみてるだろうか。
スマホをみてないか。
同じ目線でいるだろうか。
なにかを終わらせることを目的にしてないか。
やること自体が本当は楽しいのではないか。
子供の話をちゃんときいているか。
否定したり、遮っていないか。
ちゃんと向き合う、それでいいのかもしれない。
って書けばいいのに。
カッコつけずに。