紙の本
パソコンよりノートのほうがよい理由は明確になっていない
2010/09/17 22:02
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
パソコンより手書きノートのほうがすごいんだと著者はいう. しかし,読んでもその理由はなかなかわからなかった. 読みすすんでわかったのは,著者にとってはパソコンで書くよりノートで書くほうが脳が活性化されるということだ. 個人差があるが著者にとってはノートのほうがよいということだろう. 読者は自分でどちらがよいかを判断すればよい. 当然のことだが…
過去の有名な作家などがどのようにノートをつかっていたかが紹介されている. 著者にとってはそれもノートをつかう動機なのだろうが,彼らが現代に生きていたら,ノートをつかっていたかどうかはわからないだろう.
それから,著者はブログについてもふれている. ノートに書くのは日記にちかいが,おなじく日記にちかいブログとちがうのは,ノートが個人的なものであるのに対してブログは他人によませるものだということだ. これはあきらかなちがいだが,ノートしかつかえなかった時代に生きていたひとが,いまだったらブログをつかっていたという可能性もあるのではないだろうか. ひとによませたくないものはノート,よませたいものはブログというように,わけて書くかどうか… うまくブログを書くことで,完全ではないがノートのかわりにもなるようにおもう.
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技術についてはそれほど多くのページを割いているわけではない。第二章 かの著名人たちは、こんな「ノート」をつくっていた は、ノート=日記として永井荷風から伊丹十三まで、古今の日記を紹介していて、実に興味深い。
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6/19
著者の著作については昔々、システムノートが流行った時代だったか、何か読んだ記憶がある。
思えば私も著者と同様、システムノート、ワープロ、パソコンと経験してきて、アナログのノートの重要性にあらためて気づいてきた。
がしかし、要するにA6ノートにきちんと書こうということを述べているだけ。
そのことは、この著作の価値を否定するわけではない。
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こういうタイトルを見るとつい手が…
ほとんどわかってることがたくさん書いてありました。でも実践してなきゃ意味ないw
メモとノート(日記)を使え!使い分けろ!な内容で
ノートを作るとこんなことが…とメリットを書いてある。感じ。
お決まりのマトリックスとかマインドマップにも最後にちょっと触れてました。
良かったのは過去の文豪の日記本を取り上げて詳しく紹介してたとこ。
面白そうなのでいくつか本当に読むつもりw読めるんかな…
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ノートと,メモと手帳の使い分け方を書いている.ノートは文章化して事実を後で読んで理解出来るように書くことである.その場にメモがないときは,頭の中で紙と鉛筆を用意して書けば記憶を助けることは実践したい.書き写すだけでもそこからわかることがある,ということも興味深い.パソコンや携帯も便利だけど,読み書きの重要性を感じさせられた.
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今や「手書き化」がテーマとなりうるのですね。パソコンという非効率な手段から手書きへと飛びたて、という本だ。
パソコンと手書きノートとは何が違うか?それは「集中力の違い」(p.141)と著者は言う。
「手書きの場合は、“今書いている文章”だけに集中している」(p.141)「脳と文字が直結している」(p.145)
確かにこれはその通りだ。業務はノートに書くと集中できる。それはメモではない。ノートだ。
また「価値のある情報のストック」(p.156)には
「自分が気になった記事や情報は手書きでノートに書き写すという方法をとっている」(p.157)とのこと。
このほか、コーネル大学式ノートという手法のこと、加藤昌治さんのこと、伊藤真さんのことなどの紹介もためになります。
以上
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メモでもない。to doリストでもない。
「ノートする」とは?
それは文章化された、「思考」のストック。
文章にすることで、普段感覚的に捕らえている事を
明確にする。
自分の言葉を生み出す事は自分の思考を生み出す事。
まずは今年一年付けていこう!!!
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なにをはじめたらよいのかわからないひとは、とにかく書き写す
古川ロッパ昭和日記
脳を見える化する思考ノート
手書きで脳活性 キーでは脳は全くはたらかない
自分がなぜその決断をしたか記録をつづけてみる
高見順 敗戦日記
手書きにすると脳の使い方が変わる
東国原知事は気になる記事を書き写す
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パソコンを中心に色々仕事をしていた自分としては、
「はっ!!」
とした一冊。
タイトル見ただけで「どきっ」としましたね。
内容も◎
最近上司に
「お前はパソコンに頼りすぎなんだ!」
と注意されたばかりなので、余計しっくりきました。
【こんな人にお勧め】
パソコン中心の生活をしている人
なんでもパソコンに頼ってしまう人
【目次】
第一章:なぜノートがスゴイのか?ノート概論
第二章:かの著名人たちはこんな「ノート」をつくっていた
第三章:自分に合ったノートの方法を発見する
第四章:手帳、メモ、ノートの連携
【印象に残っているとこ】
「誰しもミスやクレームのような負の出来事は、できれば忘れたいのが心理だろう。
しかし、心が拒みたがる情報こそ、記録しておくべきだと断言したい」
そうなんですよね。。。
そして結局同じミスをする。
冷静に考えてみれば、
今、現実を受け止めて改善したほうがいいに決まっているのに。
デジタルとアナログ記録のメリットなど、
パソコン中心の現代だから見つめなおしたい「アナログ」の世界。
手帳・メモ・ノートetc...
自分が現在使用している「記録ツール」を見直してみるきっかけの一助となる一冊かも。
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メモをとってノートをおこせ。
メモはその時の記憶の手助けなようなもので、
キーワードだけだったりして後から見てもわからないもの。
ノートは後でもわかる文章になっていること。
ノートを作ること=字を書くことで、記憶に刷り込まれ、
文章ひとつも考えながら書くことになる。
ノートは自分のために書くもの
=人に見せる前提のブログとは非なるもの。
自分だけのオリジナルの書き方になりルールはない。
人に言えないこともかける。書き方も自由。
有名人のノートを紹介。皆ノートの書き方はばらばら。
継続して書くこと、そしてそれを後でみると楽しい。
デジタルでは代用できない点
・製作の過程が見えない
・ICレコーダーでも文字を起こすと、確認が大変
その場面(リアルタイム)での情報整理ができない。
全体的に思考云々とか話ではなく、
ノートをつけることがどれだけ素晴らしいかという話でした。
個人的にはデジタルの限界は文字の装飾とか、
図解が出来ないほうが要因としては大きいと思うのですが、
最近確かに記憶力に自信がなくなってきました。
単純に仕事が忙しいとか、うっかりしてた。
とか感じじゃなくて、普通に思いついたこととか、
家や会社に着くと忘れてるんですね。
それを携帯使うのも面倒だし、というか好かないし。
スマートフォンでもないしね~。
モバイルスイカがないから買う気も起きてないし。
でも、ちょっと前に
「消せるボールペンの多色Verが出たらはじめよう」
と思ったのですが、意を決してノートとボールペンを
持ち歩こうかと思います。
そんな決断するような内容じゃないんですが。
ノートは超ふつーのノートの小さいやつです。
まさに手のひらサイズのにします。
ボールペンは気に入るものがなかったのでネットで買いました。
そんなものまでネットで選んでるんですが。
スリムで見かけがある程度良くて、
継続するように、使い捨てるようなやつじゃないの。
でも最終的なアウトプットはやっぱりまだデジタルで行こうかと。
検索できるかどうかは大きな壁だと思うんですよね。
併用するのは時間的に厳しいし。
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キーボードを打つよりも、手書きで文字を書くことでより脳に情報が定着するんでしょうねー。
確かに、PCばっかりだと、どんどん漢字を忘れていく。。。
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[ 内容 ]
あなたの思考・発想を凡庸にしているのはパソコンだ!
コピー&ペーストで、記憶力、構成力、表現力が衰える。
パソコンは大量の情報の収集・整理には便利だが、知的創造には不向き。
そこで「手書きノート」だ。
ふと浮かんだアイディアは、断片をメモするだけでなく、可能な限り文章化する。
文章にすれば記憶に定着しやすいし、そのプロセスが、自己分析力と他人に伝える力をつける。
漱石、熊楠から、野村克也監督、中村俊輔選手まで、古今各界一流人の使えるノート術も一挙公開。
[ 目次 ]
第1章 なぜノートがスゴイのか?ノート概論(できるビジネスマンはなぜかノートを持っている 「仕事ノート」はお小言帳 ほか)
第2章 かの著名人たちは、こんな「ノート」をつくっていた(宮崎駿氏も、“文字だらけ”の手書きノートをつくっている!? 何かあったらノートだけは持ち出すという人たち ほか)
第3章 自分に合ったノートの方法を発見する(営業マン時代の私の手帳 パソコンがあればノートなんて必要ないと思っていた ほか)
第4章 手帳、メモ、ノートの連携(株で儲けるのも、東大合格も、秘訣はノートにあり 左ページに板書、右ページに復習。学生時代のノートの取り方が基本 ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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ソフトウェア業界で、思考、発想にパソコンを使わない人がいる。
プログラマは、プログラムを組むための思考、発想のためにパソコンを使うのが仕事である。
プログラムを組むのでないのに、パソコンを使うのは邪道だろう。
文章でも同様である。
パソコンで文章を書くのがよいのは、タイピングでタッチタイプをする人である。
タイプに気をとられるような人はパソコンで文書を書いてはいけない。
パソコンで文章を書くと独りよがりになりがちである。
書いたら、印刷して見直すことができない人は、パソコンで文章を書いてはいけない。
そういう基本的なことを理解していない人は,読んでも理解できない本かもしれない。
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「『知』の手書きノート作り」という副題が付いているように、ノート術の本である。
ノート術の本がちょうど流行していたころに出版されている。(2009年)
単なる便乗本ではなくて、古今東西の著名人のノートを紹介するなど、一種の研究と見れば違った読み方ができる。
正確には「ノート術」の方法論というよりも、効果分析論とでも言えばよいだろうか。
色々と読んだせいか、大して目新しい情報はなかった。
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クラウド関連の本を数冊読んだ後で、敢えてその内容と相反するようなアナログのすすめみたいな本を読んでみました。
デジタル全盛にも関わらず、メモやノート、手帳などのアナログツールの活用の重要性を謳っております。
頭を使って何かを考えたり、アイデアを考える時は、何といってもアナログですよね。