0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生100年時代だと、50代からがようやく折り返し時点ですもんね、先は長い……心がけとしてはいいのではないかな。
投稿元:
レビューを見る
■たくさん飲み食いをして喜んで欲しい
書籍「あたりまえだけどなかなかできない、51歳からのルール」
(古川裕倫著・明日香出版社刊・236頁)から。
思わずハッとした視点だったので、メモをした。
もう少し詳細に書くと「外国のレストランは、
我々に立派な英語を期待しているのではなく、
たくさん飲み食いをして喜んで欲しいと思っている」。
彼らは、流暢な英語で、スムーズに注文して欲しいのではなく、
指差しでも何でもいいから、喜びながらいっぱい食べて欲しい、
と思っているに違いない、そんな内容だった。
しかし、私はそんな発想すら出来ないでいた。
まずは、こちらの単語が通じなかったら・・とか
注文したものと違うものが運ばれてきたら恥ずかしい等、
そんな理由で、英語を覚えようとしていた気がする。
これじゃ、楽しくないわけだよなぁ・・と、しみじみと反省。
言葉は、コミュニケーションの道具の一つ。
この原則を、しっかり叩き込んでおこぅっと。
著者曰く「外国のビジネスマンは、
日本人に英語を求めているのではなく、
ビジネスそのものを求めているのである」ってこと。
この視点は、外国に限らず、私たちの生活にも言えそうだ。
本質は何なのかを見極めて、生きていきたいと思う。
投稿元:
レビューを見る
1年早いが人生の変化の局面を前に読んでみた。「年50にして、49年の非を知る。」過去49年の経験を一旦否定して生きてみよう。という意味だそうな。任せの3原則等も参考になる。
(42歳のルール等、ほかの世代用もあるようです)
投稿元:
レビューを見る
50台真ん中の年齢になってしまった今、これを読むのはやや遅い(?)と思いながらも、或る意味、50台前半の我が行いをレビューする意味でも今手にして読んでも遅くはなかった気がする。
実に身近な「100のルール」が平易な文章で綴られていて、気軽に読める一冊。読み進めて気が付く事が多く、いつも鞄の中に忍ばせておきたいと思った位。
巻末の作者の言葉を引用する。これは面白いのでメモに。
「あいうえお人間になろう、かきくけこ人間にならない」
あ 明るい か かたくなで
い 活き活きと き 気ままで
う 上を向いて く 暗く
え 笑顔で け ケチで
お おもしろく こ こわい
投稿元:
レビューを見る
昨年末(2014)に品川でこのタイトルを見た瞬間、51歳までにあと3か月しかない私は思わず、この本を手に取ってしまいました。50代とは面白い時期で、会社人生では最終コーナーとなりますが、第二の人生の出発点(第一コーナー)です(p15)。
自分が中心となって活躍した、活躍できた30、40代と異なり、後輩達をいかに育てるかも大事なことになることでしょう。会社での後輩、家の中では子供たち、同様の考え方が使えると、この本を読んで思いました。
最後に強調されているように「晩節を汚さない」ことが大事です。これが品のイイ50代のおじさん、と思ってもらえる秘訣なのでしょう。
あと10年に迫った会社人生、自分がどう振る舞うべきか改めて考えさせられた本で、新年に読むにあたって最適な本でした。
以下は気になったポイントです。
・会社生活でどのような最高のゴールを迎えるか、また私生活でどのようなスタートをする準備をするか、このために50代の生き方が大切(p15)
・相手に80言わせて自分が20言う感覚がちょうどいい、自問自答させて答えを言わせてみる(p31)
・50代であっても向学心が高く、書店でビジネス書を手に取ってみようとする人達、つまり、この本の読者がもっとも危ない。自分のチェック機能が必要(p33)
・右脳リーダシップが大事、あの人の笑顔がいい、ユーモアある、気持ちいい、心が温かい、一貫性がある、逃げない、自分の失敗を認める、自分をさらけだす、いばらない、がポイント(p38)
・任せの3原則、1)結果責任は上司、2)遂行責任は部下、3)報告責任は部下(p46)
・上司である、あなたが成功をもう一つ上の上司に報告するとき、部下の固有名詞を使うこと(p48)
・ひどい上司の3類型、1)嫌な上司(性格悪い)、2)ダメ上司(決断、記憶力悪い)、3)バカ上司(責任逃れ、情報隠ぺい)(p58)
・部下育成で大事なのは、気づきを与えることが一番重要、気づきとは、自分を成長させ、自分を高めることの重要性を知る(p72)
・自分を高める→会社に貢献する→自分に返ってくる、だれが給料の金額を決めているかを考えるときのポイント(p75)
・50代のリーダーこそ、余裕をもって職場に雑談を提供する(p85)
・叱るときは、行為→能力→価値観、褒めるときは、性格→価値観→能力→行為(p95)
・自分の価値以上に自分を売ることは、50代になった貴方はすべきでない(p103)
・成功は偶然、失敗は必然、失敗するときはそれなりに理由があって、ちゃんと失敗する。成功は続くものではない(p115)
・学びは若さの秘訣、見た目も若い中身も凄いことになる(p119)
・今更、というフレーズはやめて、今から、というフレーズに変える(p120)
・学びの3原則、1)会社で、2)人から、3)書物から(p122)
・本を読んだ後に大事なのは、納得したなら行動する(p125)
・50代の人間は、関連する議論のなかで、自分の経験談(失敗談、エピソード、気づき)を語ることが大事(p131)
・会社での書類(今学んでいることの完成形)を子供に見せる、すると親は尊敬される(p147)
・1日何時間一緒にいるかではなく、どれだけ向き合っているか(p148)
・利害関係のない人脈を作れるかが大事、なんでも遠慮なく言えるので(p171)
・同窓会を続けるためにも、万年幹事をやる(p183)
・海外の一流とは、昼間の一流の仕事、夜も一流のレストラン、バーで会話を楽しみながら、一流の飲み方をする(p200)
・晩節を汚さない生き方とは、さわやかな生き方、正直に生きる、他人に思いやりがある、ガツガツしていない(p231)
2015年1月4日作成
投稿元:
レビューを見る
2015年3月15日読了『あたりまえだけどなかなかできない 51歳からのルール』古川裕倫著 評価C
まあ、自分と同じようなレベルの人が書いた本を読んでもあまり参考にならないという例かな?
前半は、結構悪くないのだが、後半は説教くさくていかん。
51歳からの生き方のルール
1.会社人生の第四コーナー、第二の人生の第1コーナー
2. お金と地位だけの人生から抜けだそう
3.年をとって開いていく人になろう
4.他人を変えず、じぶんが変わろう
5.毎日を反省しよう。おごり高ぶらない。
6.座右の銘を持ち、語ろう。
7.後生に順送りしよう。
8.『最近の若い者は』と嘆かずに若手の話に耳を貸そう
9.直言してくれる人が少ないと意識して、聴き上手になろう。
10.わがままになる自分に気づくチェック機能を持とう。
ワンランク上のリーダーのルール
11.ワンランク上のリーダーシップを持とう。
12.右脳リーダーシップを持とう。
13.いい笑顔を持とう。
14.笑顔の効用を知っておこう。
15.知力だけでなく、行動力で示そう。
16.『任せの3原則』を伝えよう。
17.『任せの3原則』を応用しよう。
18.部下を信頼しよう。
19.若手の議論を引き出そう。
20.女性の部下にも仕事を振ろう。
21.会社のためにできる人材を育て、巣立たそう。
22.『バカ上司』だけにはなるな。
51歳からの育て方のルール
23.『若い頃は仕事を創れ、歳をとったら人を創れ』
24.現場のリーダーが気づかない事をカバーしよう。
25.本気で部下を育てよう。
26.若手に研修を積極的に受けさせよう。
27.誰かのメンターになろう。
28.部下に気づきを与えよう。
29.『誰が給料を決めている?』と問おう。
30.目先のことだけでなく、先のことを語ろう。
31.友として部下に接しよう。
51歳からのコミュニケーションルール
32.男はコミュニケーション下手であることを自覚しよう。
自分がコミュニケーション下手であることに気がついていないのがもっと大きな問題である。自分が、ネガティブコミュニケーションの源かもしれないと疑ってみること。
33.男は『書類化』してしまう。 自分から毎日部下に話しかけることが大切。
34.一分間で人を感動させてみよう。
今日は何を語って、どうやって参加者を感動させる事ができるかを考えて望むべきである。
普段から書物や人から学んだいいことをメモっておき、蓄積しておくこと。
35.上司こそ傾聴しよう
相手の方に体を向ける。アイコンタクトをする。頷く。メモをとる。質問する。相づちを打つ。オウム返しをする。要約する。
幹部自身がコミュニケーションをよくし、率先垂範しなければならない。
36.言葉ではなく、心で語ろう
37.会社を主語にして語ろう。
自分のやりたいことと会社の求めていることが、必ずしも一致するとは限らない��しかし、会社を主語にすると、自分のやりたい事が会社の方針と一致しているかどうか判断できる。
38.性格・価値観・能力・行為の順で踏まえよう
叱るときは、行為 能力 価値観の順。
褒めるときは性格から褒める。
51歳からのキャリアルール
39.第二の人生を見据えたキャリアを考えよう
壮年から晩年に繋がるこの10年を大切に過ごす事が輝かしい第二の人生のスタートに直結する。
仕事への熱い思いや信念が継続している人。自分の生活を自由気ままに楽しんでいるタイプ。
自分のやりたいことがはっきりしている人。
いずれにせよ、歳をとって開いている人生としたいものだ。
40.今の会社にしがみつくのはもうやめよう
乞われて第二の職場に行っても、本当に役立てないのなら考えた方がいい。
前のしょくばに甘えることなく、関係のない新しい職場を求めるべきだ。もっと大きな新しい発見ができて楽しいことが他にあるのだ。
41.第二の職場で自分を高く売らない
自分の価値以上に自分を売ることは、50代のあなたがすべきではない。第二の職場で次第に実力を発揮していけばいい。実力にあった報酬をもらえば御の字ではないか。
42.鶏口となるも牛後となるなかれ
大会社にいた人が、これまでよりも小さな職場で働くと、多くのことが学べる。
これまで積み上げてきたことを試したいのであれば、やりがいのある職場である。やる気と経験がものを言う。所帯が小さいので、マネージメント能力も発揮できる。
43.子会社に出向したのなら子会社のことを考えよう。
要は子会社に出向したのなら、子会社の収益を上げ、親会社には連結利益や配当で貢献すればいい。
子会社のために何を行い、何を変えていくのかを考え、具申、実行していくことが大切なのだ。
44.新しい組織に受け入れてもらおう
まずは謙虚になって、新しい組織の人に受け入れられることだ。
互いに人間を知り合う前は、仕事ができない。まずは、自分を分かってもらうこと。
45. 大企業病を克服しよう
大企業に勤めて、引退するなり、次の仕事に就くなりするときは、過去をしっかり忘れて、人と付き合いをすべきである。普通のオッサンとして。
51歳からの学びのルール
46.経験だけで終わらずに学ぼう
成功は偶然で、失敗は必然である。物事の流れや道理を体系的に学ぶ必要がある。何故そうなったのか、その理由は何かを考えられるように。まず我々が勉強することである。
47.自分を高めるのはこれからだ。
何歳から勉強を始めても構わないではないか。中身の濃い勉強を効率的にやっていけばいいのだ。
48.歳は知性でとろう
壮年から上の男には知性が一番似合う。
49.『今さら』を『今から』に変えよう。
①物事に興味を示す。
②知りたがる。『なぜ』『次にどうなる』
③読書量が極めて多い。
④自分の意見・考え方がある。
⑤しゃかいに貢献したいという強い意思がある。
⑥笑顔がとてもいい。
⑦周りにたくさんの人がいる
⑧ユーモラスでお茶目なところがある。
77.GIVE&GIVEを心がけよう。
万年感じを続けよう。
90.アレソレ病を防止しよう。
何でも物事に興味を持って接する。
普段から固有名詞を口にしている。
何度も語る。
ものごとを関連づけて体系的に見ることができる
93.爽やかに生きよう。
春風をもって人に接し、秋霜をもって自らをつつしむ(佐藤一斎)
96.子孫に大事な思いを伝えよう。
自分の思いも子どもに伝えるべきだ。自分が読んでよかったと思う本も推薦しよう。
投稿元:
レビューを見る
表紙の格好いい写真に惹かれ
今日のなるほど
偉いと立派は違う。立派は人間になれ
窮すれば変ず、変ずれば通ず。
人を感動させる蓄積を。
ほめは、性格→価値観→能力→行為
叱りは、行為→能力→価値観
投稿元:
レビューを見る
今、ちょうど同じ歳の僕が、これからの仕事人生の中でやりたいと思ったことが間違っていなかった…
とてもうれしく、そして、大事なことだとあらためて思った。
そろそろやはり僕も、サポートに徹して…
頑張ろう!
投稿元:
レビューを見る
50代以降をどう生きるかについてのエッセー。著者は大小いくつかの会社を渡り歩いたのち、自営でコンサルをする方なので、ならではの自律的な50代を過ごしていらっしゃる様子。長年、年功序列のサラリーマンを続けてきた身からすると、ちょっと難しいかなという部分はあるのだけれど、まあ、元気に前向きに50代を過ごしたいという点については同意です。
投稿元:
レビューを見る
2018年20冊目
本書では51歳からはこんな風に行きていくべしという100のルールを紹介しています。
全体的には自分だけではなく、社会や世の中にいかに貢献する人間になっていくかということ。
51歳からとありますが、50代の方はいくつになっても参考になる本です。
投稿元:
レビューを見る
”古川裕倫さんの著書に初挑戦。まだ早いけどちょっと背伸びして(笑)「51歳からの自分」を考えてみた。
<実践しよう!>
・「メンターになる!」と強く心に思う
・「1分間で感動させよう」と考えて臨む
・「巡り合う」という表現を使う
・万年幹事を引き受ける
<読書メモ>
・ならば、自分のことだけではなく、「組織全体や組織を取り巻く社会にも貢献する」「人間力が高い」「いい生き方をしている」などの柱を持てば、さらに人生が輝くことは間違いない。(p.17)
★自分が信じた言葉は、やがて言霊になる。そしてその言葉を何度も語ると、次の世代に知らずしらずのうちに浸透していく。(p.25)
・大きな器のリーダーになるには、右脳リーダーシップが欠かせないのだ。
(略)
まずは、ご自分がどちらのタイプであるのか、そして何を追加すればバランスできるのか。一度考えてみていただきたい。(p.39)
#左脳が足りない…かな?
★大組織になればなるほど、「知力が高いが、行動力が乏しい」ケースが多いことだ。
(略)
あなたが自ら行動する姿を見せることによって、組織が大きく変わる。その気になれば難しいことではない。あなたも、若い頃はそれなりの行動をしたはずだ。
高いリーダーシップを求めるのであれば、高い行動力を持っていたいものである。(p.45)
・ある瞬間はできる部下ではなくても、それらをうまく早く育てていくことを常に考えているかどうかが問題である。こういうところにリーダーの懐の深さ、器の大きさの差が出てくる。
(略)
新しい利益を生み出せる優秀な部下をどんどん育てていくことが、効率的な経営にもつながる。自分のために優秀な部下を放出したくないなどと小さなことを言わず、会社のために優秀な部下を輩出することである。(p.57)
★あなたをメンターと思ってくれる部下や若手がどれだけいるだろうか。
(略)
では、どうすればメンターになれるのだろうか。
まずは「メンターにならなければならない」と、強く心に思うことだ。
若手に気づきを与えるように、自分が「メンターになる」という気づきを得ることだ。(p.71)
#ん?、今の時点で何人いるか甚だあやしい…。まずは「なる!」と決めるところから。
・「だれが給料を払ってくれている?」
(略)
「では、だれが給料の金額を決めている?」と訊くと、上司であるとか人事部とくる。
(略)
あなたが会社の利益に貢献すれば、会社はあなたをもっと重用してくれる。結果、あなたの給与が上がる。ボーナスも上がるだろう。
よって、あなたの給与はあなたが決めていると申し上げる。
つまりサラリーマンが居酒屋で「オレの給料安いんだ」とぼやくのは、自分が会社に貢献していないことを周りに宣伝しているのと同じであって、たいそう格好悪いことなのだ。(p.74)
#そうそう。そうなのだ。 ・・・それはさておき「自分が決めている」のか!
★50代にも���れば、挨拶やミニスピーチを頼まれるときが相当あるだろう。そういうときに、今日は何を語って、どうやって参加者を感動させることができるかと考えて臨むべきである。
難しいことではない。書物や人から学んだいい言葉の1つや2つはあるに違いない。普段からそういうものをメモしておくこと、蓄積しておくことである。そして、肝心なときには数ある引き出しの中から取り出してきてほしい。
会議や飲み会でもふさわしい話題を持って、参加者を1分間で感動させようと思って臨むことだ。恥ずかしがらずにやってみたらいい。
しゃべり方や表現力は二の次でいい。まずは心がけと中身で勝負していただきたい。(p.87)
・「私はおもしろいと思うが、会社としてはできない」もしくは「会社として進めよう」と言い切らないとただの議論でおしまいになってしまう。(略)
社内の議論では、参加者全員が、会社を主語にして議論するよう徹底することである。会社の一員として発言をすることで、発言者には自覚と責任が生まれ、物事が整理されてくる。(p.93)
#逃げるな。決めろ。会社を主語にして語ること。
・叱るときは、「行為」→「能力」→「価値観」。
(略)
ほめるときは、(略)「性格」→「価値観」→「能力」→「行為」という順番でほめている。
人はだれしもほめられて嬉しいが、人格であるとか人間そのものを認めてもらうのが一番嬉しい。認証欲求というものである。(p.94-95))
★「壮にして学べば老いて衰えず、老いて学べば死して朽ちず」とは佐藤一斎の言葉。(p.116)
#こういう言葉をアドバイスできるような親父になるのが、これからの自分の目標。
・これまで、多くの先輩を見てきたが、壮年から上の男には知性が一番似合う。(p.118)
・学びの3原則(p.122)
?会社で学ぶ
?人から学ぶ
?書物から学ぶ
(略)
私の尊敬する先輩は、とんでもない上司に仕えたとき、その言葉や行動を小さなノートに書き綴ったという。将来自分がそうならないようにとの自分に対する戒めでもあるが、書くことによって嫌な気分も多少は晴れたそうだ。反面教師対策である。
(略)これからは?と?が重要になる。
・これまで読んで自分が感動した本を数冊、本棚の一番とりやすいところに集めておけばいい。今現在の座右の書はそれらとなる。(p.129)
★私は、すごいと思った。彼は、いい本に巡り合ったのだ。人生で出会える数少ない自分に合った本を見つけたのだ。
私は、「今思ったことを2ページにまとめて、役員全員に配布すればいい」とアドバイスした。恥ずかしそうにしていたので、私がそれを要求したと伝えて配布するよう言った。きっと役員は、彼が会社でこうありたいというのを聞いて喜ぶだろうと思った。
さらに、「その監督とチームのことを掘り下げて調べて、そのことに関して日本でNo.1になるのはどうか」「自分の生き方を教えてくれたと著者にお礼の手紙を書いて、スペインに行って会って来たらどうか」とも言った。
(略)
その読書会は、2年ほど前に社内旅行に行ったときに部屋で一緒に飲んでいた若手数人に提案��たことがきっかけであった。続けてきてよかった。(p.132-133)
#「巡り合った」って表現、自分ではあまり使ってこなかったけど、今後使おう。
#そして、こういうアクティブな読書っていい。本まなもこうでありたい。
・「新入社員でも、20歳を過ぎているのだから、それぞれの人間形成が、ある程度できている。そんな人を育てるのと、なにもない真っ白な人間を育てるのであれば、後者がやさしいのに決まっている」(p.142)
・そこには「父は仕事の話を子供に語れ」とあった。(略)
そこで、まずは本の言葉に従ってみることにした。
子供の前で、女房に向かって、一番得意な仕事の話をしたのだ。
結果は大正解であった。(p.144-145)
#『今、父は子に何を語るべきか』(濤川栄太 著)より。
★自分たちが作ったいい製品がどう他で活用され、どれだけ喜んでもらえるかが、働く喜びであると伝えてほしい。(p.151)
#子供の就職活動における、オヤジの出番について。
・家庭において目指すところを親と子供が一緒に語っていればたいへん素晴らしいことだが、ほとんどの家庭ではそこまではいっていないだろう。
(略)
そこで、教育方針や生き方についての共通認識を家庭で持つことをおすすめする。(p.153)
・土日に何をするか前もって計画を立てておくのとおかないのでは大違いである。
(略)
ならばたとえば、「原則、月1回第○週の土曜日に一緒に食事にでかける」と、前もってスケジュールを決めておけばいいことではないだろうか。(p.156-157)
★人は幹事役をなかなかやりたがらないのである。集まりたいとは思っても。
歳をとっても、会社で偉くなっても、仲間や先輩が集まる幹事は、誰かがやらなければならない。会社では、部下にさせ、仲間内でも持ち回りにさせたい気持ちはわかる。
しかし、1つや2つは、自分が万年幹事をしてもいいではないか。(p.183)
#よし、S同期会!
★アレソレ病を防止しよう(p.208-209)
「アレソレ病」になっていない人の共通点を思いつく。
・なんでも物事に興味をもって接する。
・普段から固有名詞を口にしている。
・何度も語る。
・物事を関連づけて体系的に見ることができる。
#これから、ますます重要になってくる。特に2つ目を意識していこう。
★本にせずとも、自分のことや思うことを文章にしてみてはいかがだろうか。文章の上手い下手など関係ない。恥ずかしければ、死んでから読むようにと言っておけばいい。
書けば、びっくりするほどいろんなことに気づく。反省もあり、今後なにがしたいとも思うようになる。そういう大きな副産物もある。
自分が後世に残せるものは、ほとんどない。子供と文章ぐらいかもしれない。
莫大な財産を残しても、だいたい何代かでなくなってしまう。物も壊れてしまうだろう。子孫と文章は、続く可能性が高いものだ。(p.221)
#ブログ、facebook、twitter、続けていこう。
・「あいうえお人間になろう、かきくけこ人間にならない」(p.238:奥付の次のページ「読者の皆様へのお願い」��
あ 明るく
い 活き活きと
う 上を向いて
え 笑顔で
お おもしろく
か かたくなで
き 気ままで
く 暗く
け ケチで
こ こわい
<きっかけ>
人間塾にも参加しておられる古川さんの著書。これからの10年を考えてみたくて購入。”
投稿元:
レビューを見る
50歳からの人生の心の持ち様を理解できた。我がままにならない、give&giveの精神、晩節を汚さない、など会社人生主体の50代にありがちな人たちへの教訓と捉えた。
投稿元:
レビューを見る
50代だからと言って、部下がいるとは限らない。中間管理職だとかリーダーであるとか限らない。
ですので、前半部分は私の現状と照らし合わせると役に立ちそうな部分残念ながら少なかったです。
一方で、後半部分は会社(勤務先)とは離れてこの年代の人間としてどう生きるかといった軸での記述でしたので、役に立つ部分が多かったように感じました。
付箋は15枚付きました。
投稿元:
レビューを見る
その気になれば人間はなんでもできる。
自ら行動する姿を見せる事で組織が大きく変わる。
人材教育に貢献するものをもっと評価すればいい。
若手に研修を積極的に受けさせよう。
誰が給料の金額を決めていると思う?
引退しても現役の部下と割り勘で飲める関係。
何歳から勉強を始めても構わない。中身の濃い勉強を効率的にやっていけばいい。
学びは若さの秘訣だ。
『いまさら』から『今から』に変えよう。
坂の上の雲から学ぶ
竜馬がゆくから学ぶ
投稿元:
レビューを見る
叱るときは「行為」→「能力」→「価値観」
褒める時は「性格」→「価値観」→「能力」→「行為」
任せの三原則
・結果責任:上司
・遂行&報告責任:部下