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  • みんなの評価 5つ星のうち 4 18件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.7
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま新書
  • サイズ:18cm/269p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-480-06557-5
新書

紙の本

ポストモダンの共産主義 はじめは悲劇として、二度めは笑劇として (ちくま新書)

著者 スラヴォイ・ジジェク (著),栗原 百代 (訳)

今こそ資本主義イデオロギーの限界と虚妄を白日の下にさらし、世界を真に変革へ導く行動原理を、まったく新しいコミュニズムを語らねばならない−。この10年の混迷を分析し、21世...

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ポストモダンの共産主義 はじめは悲劇として、二度めは笑劇として (ちくま新書)

税込 990 9pt

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商品説明

今こそ資本主義イデオロギーの限界と虚妄を白日の下にさらし、世界を真に変革へ導く行動原理を、まったく新しいコミュニズムを語らねばならない−。この10年の混迷を分析し、21世紀を生き抜くための新しい革命思想を問う。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

スラヴォイ・ジジェク

略歴
〈スラヴォイ・ジジェク〉1949年スロヴェニア生まれ。哲学者、精神分析家、文化批評家。リュブリアナ大学社会学研究所の上級研究員などを務める。現代政治から大衆文化まで扱うラカン派マルクス主義者。

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著者/著名人のレビュー

ジジェクの議論は、決...

ジュンク堂

ジジェクの議論は、決して「共産主義」を不変的な公理・教義として扱うものではない。「コミュニズム」は、新しい歴史状況がめぐりくるごとにモデルチェンジされるべきだという意味で、永遠なのだ。それを言い換えれば、“革命の課程とは漸進的な進歩ではなく、反復の運動、何度でも「始まり」をくり返す運動である。”
「9.11」、「金融大崩壊」を経て、現代グローバル資本主義が、その「無世界性」で絶えず既存体制を攪乱してきたことが明らかとなった今、むしろ革命は、グローバル資本主義の無秩序に対して「新秩序」を築く責務を負い、日常レベルで主導権をもつ「実戦的惰性態」の組織慣行へと変容できるかどうかを試金石として持つ。
そのような「革命」が本当に可能なのか?
「オバマの勝利」を、「ベルリンの壁崩壊」を、更に大きく遡って「ハイチ革命」を見よ、とジジェクは言う。それらの「出来事」は、実現不可能と思われたことが実現し、その「出来事」が不可避であったかのような、それに先立つ出来事の連鎖が生みだされる。言い換えれば、過去をも変え得る。
“人間は運命に決定づけられていながらも、おのれの運命を自由に選べるのだ。”

みんなのレビュー18件

みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

コミュニズムの命運。

2010/09/13 13:56

5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ソネアキラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

社会主義国家はほとんどが崩落したが、それは共産主義の敗北なのだろうか。共産主義(マルクス主義)は死んだのだろうか。否!と作者は言い、「勝ち誇ったグローバル資本主義」や「リベラル民主主義がしているような、道徳を押しつける脅しの時代は、もうおしまいだ」などいつものように饒舌に、ハート&ネグリの引用など、あちこち飛びながら、「コミュニズムの概念の復活」を試みている。

どうなんだろ。共産主義については個人的に外堀から攻めてはいるが、なかなかつながらない。ゾンビではないと思うが。

「現代はことあるごとにポスト・イデオロギーの時代であることを標榜しているが、このイデオロギーの否定こそ、われわれがかつてないほどイデオロギーに組み入れられていることの決定的証拠である。イデオロギーはつねに格闘の場-とりわけ過去の伝統を現在に帰属させる闘いの場だ」

関係ないかもしれないが、「ポスト○○○」っていうと、字面はカッコいいが、よーく考えると実態は案外空疎だったりする。原題は副題の方。太宰治の『人間失格』に悲劇的なものを「トラ」(トラジディーの略)と喜劇的なもの「コメ」(コメディーの略)に分類するお遊びが出てくる。当事者にとっての悲劇は第三者にとって喜劇とかいうが、そういうことなのか。

「ハートとネグリが「コモンズ」と呼ぶもの、-略-これを私有化することは暴力行為に等しく、いざとなればやはり暴力をもってしてでも抵抗しなくてはならない」

「目には目を」か。このあたりはジジェクは勇ましい。戦後の闇市マーケットにジープで乗り込んで縄を張って囲い込みする暴力団をイメージするが。

作者曰く「3つのコモンズ」があると。

「文化のコモンズ -略-主には言語すなわちコミュニケーションと教育の手段。公共交通、電気、郵便などのインフラもこれにあたる」

「外的自然のコモンズ 公害や乱開発に脅かされている石油から熱帯雨林、自然環境そのものまで」

「内的自然のコモンズ 人類が生物として受け継ぐ遺産。新しい遺伝子工学により、文字どおりの意味で人間性が変化した「新人類」の創出が、現実味を帯びてきている」

3番目のコモンズ、映画『ガタカ』あたりを引き合いにすりゃいいのに。コモンズと共産主義を意味するコミュニズム、ラップのリリックにすれば頭韻だし、改めて意味的にも似ている。

で、マルクスの「物象化」の重要性を訴えている。

「現代の資本主義では、客観的な市場の「物と物との関係」は偽りの人格化をほどこされた「人と人との関係」という形で現れがちである、と。そしてハートとネグリはこの罠に陥ったように見える。彼らが直接の「生の生産」と称揚するものはこの種の構造的な幻想なのである」

「しかし「人と人との関係」が「物と物との関係」に置き換わることの「疎外化」作用をむやみに嘆く前に、そこに解放化という逆の効果もあることを明記したい。「物と物との関係」へのフェティシズム的置換によって、フェティシズムの対象ではなくなった「人と人との関係は、「形式的」自由と自律を得られるのだ」

んーん、この言い回しがジジェクなんだけど。まだうまく咀嚼できない。「泣くのはイヤだ、笑っちゃおう」(by「ひょっこりひょうたん島」)ってことかも。廣松渉はこの「物象化」を「関係論的パースペクティブ」と見なし、つまり労働者個人じゃなくって「社会的関係」に着目して独自の哲学を構築した。

共産主義という言葉は古びてしまったとするなら、いっそのことハートとネグリの提唱する「マルチチュード」と改名してもよいかもしれない。でも、その実態は古びてはいない。

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2010/08/09 09:49

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2010/08/24 00:10

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2010/09/04 08:46

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2010/09/18 10:00

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2016/03/22 14:03

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