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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2011.8
- 出版社: リブレ出版
- レーベル: ビーボーイスラッシュノベルズ
- サイズ:19cm/245p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86263-951-6
読割 50
紙の本
藩王宮の黒太子 (B-BOY SLASH NOVELS)
異国の王子に永遠に与えられる、毒のような媚薬とたまらないエロティック—。黒い噂のある謎の王子シルダール・シンに王宮の庭園で出会った伯爵家の子息・恭弥。「おまえは俺の嗜虐心...
藩王宮の黒太子 (B-BOY SLASH NOVELS)
藩王宮の黒太子【イラスト入り】
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商品説明
異国の王子に永遠に与えられる、毒のような媚薬とたまらないエロティック—。黒い噂のある謎の王子シルダール・シンに王宮の庭園で出会った伯爵家の子息・恭弥。「おまえは俺の嗜虐心をそそる。二度と近づくな」シルダール・シンの強烈なオーラに魅せられ、彼の警告を破った恭弥は、清らかだった身体を無理やり奪われ、快楽に目覚め喘がされて!?遠野春日が贈る、深く深く堕ちていくような官能エロス。ついにSLASHで登場。【「BOOK」データベースの商品解説】
謎の王子シルダール・シンに王宮の庭園で出会った伯爵家の子息・恭弥。シルダール・シンの強烈なオーラに魅せられた恭弥は、身体を無理やり奪われ、快楽に目覚め喘がされて…。深く堕ちていくような官能エロス。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
大人のおとぎ話
2021/02/18 06:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
この作品一言で言うなならば「おとぎ話」です。
(まあ、あえていうならば大人の)
でも、それはこの作品を貶めているわけではありません。
物語としての破綻はしてませんし、
そういうおとぎ話のような話を楽しむ作品だと思うから。
ちょっと昔の異国での王子と異邦人の恋の話
とはいえ、性別も立場も国の壁もさして高くない。
あらすじで読むほど酷いめにあわないまま、
恋愛もお家騒動(?)も解決してしまうという。
唯一お気の毒なのは媚薬を使うところかな。
そんなの使わなくても良くない?みたいな感じで。
(使っているからってハードなわけではなしな感じ)
2話だてになっていて
2話目は恭弥ちょっとお気の毒の巻でしたが、
まあ、それでもこちらが抉られるようなひどい目にはあわずに・・・
最後は「ここでいたすか!」って思いつつ、
大団円みたいな感じでした。
恭弥の友人のロジャーは実は恭弥のことどう思っていたのだろうかとか
(いや、フィアンセいるのだけど)
末子とは伯爵家の恭弥が日本に戻らずにこのまま居続けられるのかとか
なんか下賤なことを考えたりしますが、
いやいや、これはおとぎ話なのだから、
二人は幸せに暮らしましたでよしよしなんですよね。
あ、でも二人については最初から
すべてロジャーの陰謀ではないかと思ったりもしてます。
うん、この作品は作者さんのノーブルな文体だからこそ
すんなり受け入れられてさらに生きているのだと思います。
(王族とか伯爵とか・・・)
実は、当作朝南かつみさん挿絵買いです。
(以前のチョイスからはずれた作品をやっぱり買っているという)
ノーブルな文体と硬質な挿絵があって、
心地良い作品になっております。
☆3.5評価の絵分追加しての4です。