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- カテゴリ:小学生
- 発売日:2011/07/01
- 出版社: 偕成社
- サイズ:21cm/191p
- 利用対象:小学生
- ISBN:978-4-03-530610-8
読割 50
紙の本
盆まねき
毎年8月がくるとなっちゃんの家族はお盆をむかえにおじいちゃんの家へでかけます。富安陽子が描く日本の夏。【「BOOK」データベースの商品解説】【野間児童文芸賞(第49回)】...
盆まねき
盆まねき
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紙の本 |
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- 税込価格:6,160円(56pt)
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商品説明
毎年8月がくるとなっちゃんの家族はお盆をむかえにおじいちゃんの家へでかけます。富安陽子が描く日本の夏。【「BOOK」データベースの商品解説】
【野間児童文芸賞(第49回)】【産経児童出版文化賞フジテレビ賞(第59回)】8月になりました。なっちゃんの家族は今年もお盆をむかえに、おじいちゃんとおばあちゃんの家へでかけます。おじいちゃんたちが、楽しい話や戦争の話をしてくれるのです。ところが今年は、ちょっとふしぎな体験をして…。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
富安 陽子
- 略歴
- 〈富安陽子〉1959年東京都生まれ。和光大学人文学部文学科卒業。「クヌギ林のザワザワ荘」で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞、「小さな山神スズナ姫」で新美南吉児童文学賞を受賞。
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書店員レビュー
なっちゃんは毎年お...
ジュンク堂書店三宮駅前店さん
なっちゃんは毎年お盆になると家族でお母さんの田舎へ出かけます。そこでは親戚みんなで集まってごちそうを食べたり、お墓参りや盆踊りなどの行事が待っています。それらの行事の合間になっちゃんは、おじいちゃんやおばあちゃんから不思議な話を聞かされるのでした。
お盆休みの雰囲気がとても懐かしく思えました。この家の家族のようなお客さんのような、居心地の良さと悪さの中間みたいな曖昧な感じとか、うっかり台所に近づこうものなら手伝いを言いつけられてしまうのでなるべく避けて過ごす、とか。そういうものへの懐かしさと同時に、おじいさん、おじいさんのお姉さんのフミおばちゃん、そして二人のお母さんである大ばあちゃんがなっちゃんに聞かせた話が全て、戦争で亡くなってしまったシュンスケおじさんにつながっていることに気づいた時、この人たちがどんな思いでなっちゃんに語って聞かせたのかと考えると、胸が熱くなりました。
せっかくの「お盆」という行事、ただのお休みにしてしまうのではなく、ちゃんとご先祖様や身近な亡くなった人達に思いを馳せたり、家族の一員として過ごすことの大事さを改めて考えさせられました。
紙の本
お盆を知る
2023/07/28 16:32
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
冨安陽子さん作の素敵な物語。自身とおじいちゃんがモデルになっているようだ。
お盆にお墓参りをする家族は今も多いだろうけれど、そもそもお盆って何?という今どきの子どもたちに、ぜひ読んでほしい児童書。