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紙の本
『夜の寝覚』の構造と方法 平安後期から中世への展開
著者 大槻 福子 (著)
寝覚上の心理描写を、物語の構造の中にどう位置づけるかといった本質的問題を解明。末尾欠巻部分の資料を丹念に検討し、「夜の寝覚」の全体像を正確に捉える。【「TRC MARC」...
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商品説明
寝覚上の心理描写を、物語の構造の中にどう位置づけるかといった本質的問題を解明。末尾欠巻部分の資料を丹念に検討し、「夜の寝覚」の全体像を正確に捉える。【「TRC MARC」の商品解説】
『夜の寝覚』の、寝覚上の心理描写を物語の構造の中にどう位置づけるか。
女主人公の心理のありように注目が集まるあまり手薄になってしまった、作品の主題をどう捉えるか、物語史上にどう位置づけるかといった本質的問題を解明する。末尾欠巻部分の資料を丹念に検討し、『夜の寝覚』の全体像を正確に捉える。加えて、散佚物語をも含めた中古・中世の王朝物語群から『狭衣物語』『小夜衣』『かばね尋ぬる宮』『松陰中納言物語』を取り上げる。
【本稿で取り上げた作品の考察に当たっては、『竹取物語』『源氏物語』といった先行物語だけではなく、中世王朝物語の作品群を視野に入れ、ストーリー・表現の類似といった面からも検討を加えてみた。中古〜中世の王朝物語は、源氏や竹取の影響を抜きにしては考えられないことは当然であるが、それ以外の多くの物語—今日に伝わらないものも含めて—の影響を受けつつ成立してきたこともまた、間違いあるまい。先行物語だけでなく、後代の作品から物語史をさかのぼって見ることを通しても、新しい見方が生まれてくるはずである。】—終章より【商品解説】
目次
- 序章
- 第一部『夜の寝覚』
- —欠巻部分の復元と物語の構造をめぐっての考察—
- 第一章 『夜の寝覚』末尾欠巻部分の再検討
- —新出資料の解釈をめぐって—
- 第二章『夜の寝覚』末尾欠巻部分の構造
- —新旧資料の解釈の再検討—
- 第三章 『夜の寝覚』末尾欠巻部分の構造 補遺
著者紹介
大槻 福子
- 略歴
- 〈大槻福子〉昭和35年兵庫県生まれ。甲南女子大学大学院文学研究科(国文学専攻)博士後期課程単位取得退学。立命館大学・武庫川女子大学非常勤講師。著書に「中世王朝物語の表現」など。
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