紙の本
不思議です
2017/07/04 21:52
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投稿者:honto カスタマー - この投稿者のレビュー一覧を見る
20歳頃からアルコールを飲む機会が多く、ここ最近では自宅でほぼ毎日仕事から帰宅してビールを飲んでいました。今までに何度もやめたいと思っていたけど、なかなかやめられず、やめられない自分が嫌いでした。アルコールで毎日顔が浮腫んでいることも凄く気になっていました。この本を試しにと思って読んでみると、本当に不思議ですが、本の半ばから飲む気すら無くなり、絶対に飲みたくなっていた週末も飲まずに過ごしました。もうすぐ2ヶ月、アルコールから開放されたことがとても嬉しいです。不思議と飲みたいと全く思わないんです。忘れていたといってもいいです。
体の変化も徐々にあり、顔のむくみ、目の充血なども薄れてきています。それらを実感するのも楽しくなりました。
紙の本
本当に改善できました。
2016/08/14 07:11
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投稿者:石部金吉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
20歳から飲酒を始めて、もう25年間。1日たりとも飲酒を休むことはなかったが、肝機能の数値が悪化し、ようやく節酒を決意。だが、頭ではわかっていても、夜になるとどうしても欲しくなり、やめられない。そこで、この本を見つけて読んでみた。
結果は、節酒成功。月曜から木曜まではノンアルコールビールで、金曜から日曜は普通に飲酒。これだけで肝機能の数値は劇的に改善した。
この本の内容や主旨からすると、完全に成功とは言えないのかもしれないが、それでも第一歩が踏めたことに感謝する。同様に悩んでいる方は、一読する価値はあると思う。
紙の本
これで止められるかなあ
2018/06/25 09:53
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投稿者:オラフ - この投稿者のレビュー一覧を見る
お酒を止めるのには勇気がいります。その勇気を奮い立たせてくれる本です。止めるという行動を考えているなら、読んだほうがいいです。ただ、著者が外国のかたなので、スピリチュアルな記載は馴染みがないかも。
紙の本
タバコであれお酒であれ
2016/11/29 09:54
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
禁煙セラピーを禁酒に置き換えただけで、特別に新しい印象は受けなかった。嗜好品は生きがいともいえるので、断ち切るきっかけが難しい。
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稲川淳二の怪談に「ユキちゃん」という名作がある。次のような話だ。
Aさんという大学を出たての女性が、就職を期にアパートの部屋を借りた。引っ越した当日から、深夜にアパートの外で女の声が響くことに気付く。
「ユキちゃん、ユキちゃーん」
子供を呼んでいるのかペットを探しているのか、それにしても真夜中である。もちろんAさんは「ユキ」などという名前ではないし、心当たりもない。女の声は毎晩響いた。
「ユキちゃん、ユキちゃーん」
蒲団をかぶって無視していたが、次第に声が部屋に迫ってくることをAさんは気付いた。
ある晩、あまりにも声が近いので蒲団から視線を巡らせると、窓にベッタリへばりつく女の影を見つけた。アパートの立地上、その窓はかなり高い場所にある。位置的に不自然すぎる。そこでAさんは、やっと女が生きた人間ではないと気付いた。
次の晩、女は部屋の中まで入ってきた。畳の上を、誰かを探すように歩く気配と、いつもの声。
「ユキちゃん、晩御飯なに食べたい? ユキちゃん、明日なにして遊ぶ? ユキちゃん、ユキちゃーん……」
Aさんは蒲団をかぶり、目を閉じてひたすら念仏を唱えた。
「南無阿弥陀。仏南無阿弥陀仏……成仏してください。成仏してください……」
やがて女の足音が、Aさんの枕元でピタリと止まる。
「ユキちゃん見ぃーつけた……」
「「南無阿弥陀。仏南無阿弥陀仏……成仏してください。成仏してください……」
震えながら必死に祈るAさんの耳元で、女が囁いた。
「ねえユキちゃん、そんなことしたって無駄だよ……」
そんな話をねぇ、思い出しましたよ。
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禁煙セラピーで一躍有名になったアレン・カーの書籍。内容的には禁煙セラピーの「タバコ」を「酒」置き換えたものであるが、その分効果も期待できるように思う。
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同じ著者の『禁煙セラピー』を読んで、本当に読んだだけで、ピタリと煙草を止めたという友人がいる。その友人の話を聞いてから、ずっと読んでみたいと思っていたのだが、あいにく喫煙習慣がないため、なかなか『禁煙セラピー』には手がのびなかった。幸い(?)、ここ数ヶ月間、毎日のように飲むお酒の量が尋常ではなく、あきらかにコントロールできている状態ではなくなってきていたので、類著の『禁酒セラピー』を読んでみた。
どうやら論理構成は『禁煙セラピー』と一緒なようで、お酒を我慢する方法を説明するのではなく、「酒は百害あって一利なし」ということを納得させるという一冊。我慢する類の禁酒方法では、残りの人生を一生我慢しながら過ごすことになるが、もちろん、それはまったく現実的ではない(我慢を連想させる「禁酒」という言葉も良くない)。そうではなく、飲酒に関してメリットだと言われていることはことごとく誤謬か錯誤で、何一つとして良いことはないということを理解しさえすれば、自然とお酒を飲まなくなるというのが、この Allen Carr メソッドだ。なるほど、この本を読んだ後には、スーパーのお酒コーナーを見て「あー、毒を売ってるな」と思うようになった。
が、もうちょっと毒を飲む人生を過ごしたいので、もっと本気で(節酒ではなく)禁酒したくなったら、もう一度読む。
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レビューが良かったので購入し、楽しみにしながら2時間半くらいで一気に読み干しました。
自分のハードルが高かったせいでか、思った以下だったのでこの評価です。
アルコールは身体的な依存はない。
精神面の部分でも、自分の精神が弱いのではなく
アルコール自体が全て悪くて、アルコールにはメリットなどなにもないと言うことを著者は述べています。
話す内容としては、心理学調で自分には少し読みにくい部分があったけど、
一言でまとめれば「気づき」が重要だと言うこと。
依存症系の本だとやはり、
磯村先生の「二重洗脳」
の方が分かりやすく心に響きました。
だけどこの本でも響く部分は何個かあっので、
抜粋しておきます。
・嫌なことを忘れる為に大量のお酒で体の感覚を麻痺させる、しかし酔いが覚めれば、その悲しみはまだそこに存在する
・自分に自信をつけたり、引っ込み思案を治す為に飲んでるとしたら危険
暗くなったり緊張したりする原因から逃げてるだけ
・禁酒に代替品はいらない
人生に空いた穴をお酒が満たすのではなく、
その穴こそお酒が作ったもの
・禁酒したとしても、今まで遊んでた友達との縁を切る必要はない
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一度読んで上手くいったが、年末に気が緩んだかまた飲み続けるようになってしまった
再読してモチベーションを取り戻そう
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お酒を飲む人は、年に一度クリスマスのときに甘口のワインを一杯飲むおばあちゃんから、起き掛けに迎え酒を飲むおじいちゃんまでのどこかにいる。
アルコール依存症の区別はない。戻ろうと思って戻れないことにきずいたときが依存症。しかし、だれもいつでも戻れない。だれもコントロールできない。
お酒をやめることは、人生をつまらなくすることではなく、もっと楽しむ方法だ。
ストレスの解消になる、というのはウソ。むしろ飲んでコントロールできない現実を目の当たりにするほうがストレスになるはず。
食虫植物に捕らえられたハエと同じ。だんだん深みにはまるだけ。
精神力で我慢する、のではなく飲酒が必要ない、むしろ悪いものだと、悟ること。
飲酒に理由はなく、言い訳があるだけ。
薬物依存症だから、カンタンではない。精神力だけでは難しい。
お酒を飲んでも勇気はわかない。外交的にもならない。無鉄砲になるだけ。身体の機能は失われる。健康が損なわれる。
不快感を感じなくするだけで、不快感の元がなくなるわけではない。
ゴルフをしない旅行はいけるが、お酒無しの旅行はいけない。
お酒が楽しいのではなく、お酒の場が楽しい。お酒がなくても楽しいはず。
アルコール依存は、幻想への依存。
場がなくてお酒だけ、とお酒がなくて場だけ、はどちらが楽しいか。
ドリンカーに利益があるなら、ヘビードリンカーにはもっと利益があるはず、だが実際はその逆。
節酒はだめ。
二度と飲めない、が不安だったが、飲まなくてよいという喜びに変わる。
お酒はほどほどなら身体にいい=お酒は毒だ、と認めている。
ビンテージワインとボジョレヌーボーとの矛盾。
飲酒生活は不安との綱引き=健康の不安、ストレス解消の手段としての不安。お酒を飲まなければ両方から無塩でいられる。
飲酒には利点はない。利点が欠点を上回るのではなくそもそも利点はない。
お酒をやめたら、小悪魔が肩口からささやくが、もうじきいなくなる、と気付くこと。
もう二度と飲めない、ではなく飲まなくてよい、と考える。
代替品はつかわない。
大悪魔を追い出す=お酒に対する概念を変える。
ちょっと一杯、という一杯はない。
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GWを活用して禁酒しようと思って読んでみたけどできそうにないです。
タバコは同じ手法で辞められたけど、お酒はどうも洗脳するには難しい。
コントロール配下に置きながら摂取するという観点は大事なのでそこは入ってきたが、まったくもって辞めるのは難しいかな。
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最初は「まずい」と思って飲んでたのに、社会人になりストレスを解消するために毎日飲んでいたお酒。それが「毒」だったなんて。考えが180度変わりました。お酒を飲んでも、何の問題の解決にならないどころか、幸福を捨てているということに気づかされました。
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2018.2.4 読了
お酒をめぐる家庭内のゴタゴタを経て、自戒を込めて手にした本。
結果的には、病院でカウンセリングのようなものを受けたりしたせいもあるが、副題にある通り、断酒が続いている。
2018年の正月からスタートし、この本の内容を腹落ちさせ、友人同士の集まりはもちろん、会社の飲み会でさえも全てソフトドリンクで済ませることとし、早1年が経過した。
今思うのは医者も言っていたが、日本は酒に甘過ぎる。
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お酒は破壊。
我慢ではなく喜び。
禁煙した時と同じだなーと思ったらお酒を辞められそう。
パラダイムシフトを得たり。
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いかに飲酒の習慣が肉体的にも精神的にも経済的にも悪癖か、そしてお酒を飲まない生活がいかに自然で人間らしい生活かがこれでもかと言うくらい言葉を変えて綴られていた。
今ではお酒は気持ちの悪い液体くらいにしか思えなくなった。
よほど特別な限り、もうお酒を飲むことは無いと思う。
その特別なお酒も、おいしく飲むことは無いと思う。