電子書籍
切ないにつきました
2016/03/02 00:20
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投稿者:ころりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここまで切ない物語は久しぶりでした。
救いがあまりにもなさすぎ。
でも読んでしまいました。
やっぱりこの作家さんは原作を漫画にするのが上手だわあ。
電子書籍
また出て嬉しかったな。
2018/10/11 04:18
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投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る
氷室冴子先生原作のマンガがまた出て嬉しかった。
この少し、ミステリがかったお話がよく出来ていてよかった。
紙の本
ままならなくても
2018/09/12 15:39
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物がみんな、ままならないものを抱え生きていかざるをえな状況。心の中に空洞があるけど不幸ではないのだろう。全員が満ち足りてなぞいないのだから。
有実の貴志子への執着が印象的だった。彼にとって貴志子は救いだったのか?答えは本人にもわからないと思うけれど。
紙の本
平安時代?
2017/04/12 14:41
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投稿者:ぺろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
氷室冴子の作品はコバルト文庫を集めていてかなりはまっていました。こちらの作品はまだ読んだことがなかったので読んでみました。この漫画家さんは以前、なんて素敵にジャパネスクなどを描かれているのですが、その頃とは絵の雰囲気がずいぶんとかわったなーという印象でした。ストーリーもドタバタとした感じではなく少しおとなしめな感じに感じてしまいました。
紙の本
氷室冴子×山内直美さんの最後の作品!?
2012/11/25 00:41
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投稿者:ポムポム - この投稿者のレビュー一覧を見る
「なんて素敵にジャパネスク」「ざ・ちぇんじ!」でお馴染みの名コンビの平安物語。
17歳の貴志子は、親子ほどに年の違う恋人から、彼の娘で15歳になる晃子を預かってほしいと頼まれます。
気が進まない貴志子でしたが、やや押し切られる感じで預かる事になります。
貴志子・恋人の有実・晃子、貴志子の家族。
それぞれの思いや心の痛みが、淡々と描かれています。
ジャパネスクやちぇんじの様にテンポが良い訳でもなく、
主人公が明るく、魅力的な訳でもありません。
ドラマチックな展開もあまりありません。
ですので、ああ言ったストーリーを期待して読むと、
少しがっかりします。
でも、瑠璃姫のお話の続きが読めない今、思いがけず山内&氷室コンビの平安絵巻を読む事が出来て、嬉しかったです。
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氷室冴子さん原作で単行本未収録小説ということで買ってみましたが、大変重い作品でした。
貴族の妻も子もある年上の有実の愛人として暮らす貴志子の元に、有実の娘の晃子を預かるという話があり、二人の年の近い姫がしばらく一緒に暮らすうちに、お互いの苦しい気持ちが明らかになるって感じです。
最初からあまり有実に愛を感じてなさそうな貴志子が、実は別の男性に恋をしてるっていうのにも驚きましたが、その相手は浮気者っていうのも驚きました。少女コミックっぽくないなぁって。
文庫も発売されるみたいですけど、「ざ・ちぇんじ」はすでに文庫で読んでるし、そっちは買わないかも。
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なんかこう、胃の腑に重たい感じ?
切ない!ってほどでもない。
日常を切り取ったような感じで、エンドマークはついてるけど、続いていくんだろうと思わせる。
とりあえず、すっきりしない。
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淡々と話が進む中で、それぞれの人の醜さや悲しさが暴かれて行きます。最初の空気からは思いも寄らなかった方向に行くので、ちょっと(;´Д`)えっ、あの待ってって感じで
誰も幸せにならないのだなぁと思います。
なれないのではなく、ならない。
なりたくないわけではないのに。
このころの恋愛は総じてそうかもしてませんね。一夫多妻しかも、飽きたら捨ててもよし。
女性は悲しすぎます。悲しすぎて、悲しすぎて、人を素直に愛せないのだと思います。
嫌いではないですが、読後感のやり切れなさに☆三つです。
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読んでよかったです。
モノローグ調の、コミックにするには難しい作風だと思いますが、
よく表現されてるなぁ~と関心しました。
「物語」って感じのハッピーはお話はいくつも見てきたけど、
これはタイプが違いますね。
こういう思いを抱えて生きていく人達もいるんだっていう
ほろ苦く、しんみりとした気持ちを味わえました。
心にズガーーンと感動が訪れるようなタイプではないんだけど、
これはこれでとても良かったです!
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氷室冴子×山内直実の新作! って記事を見て、「え、氷室さんって亡くなったって思ってたけど、思い違いで生きてはるん? よかったー!」って一瞬喜んだんだけどなあ、、、亡くなってはったのはホントだったなあ。。。て思いながら、買いました。雑誌コバルトに掲載されただけで、文庫にはなってない作品だったとか。。。「なんジャパ」や「ざ・ちぇんじ」の元気な作風を思い浮かべながらページをめくると、あまりの落差に「え?」ってなりますが。その2作より、よほど”少女小説”らしい、センシティブな作品でした。読んでいると、いろんな立場の”女”が出てきて、または”男”は見た目ではわからないなあ、という万華鏡のようにくるくると見えるモノが変わっていくお話しでした。おもしろかった。。。というよりは、感慨深かった、と言った方がしっくりきます。「なんジャパ」を読んでいた時分にこのお話しを読んだならば、「?」となっていたかもしれませんが。一番恐ろしいのはなんなのか。今ならあやまたず、正解を導き出せるに違いないのです。
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氷室冴子さん&山内直美さんなので「ジャパネスク」「ざ・ちぇんじ」みたいなのかと思ったら……
こういう物語も書いていたんですね……
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氷室冴子さんの原作で、山内直美さんがマンガにするという、ゴールデンコンビですv
残念ながら、氷室先生は現在いらっしゃいませんが、このコミックを手にとった時に、中学生だった自分の色んなことがこみ上げてきてしまいました・・・
とても面白く読ませてもらいました。登場人物の気持ちがどれもこれも切なくて・・・何度も読み返してしまいました。
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年の離れた恋人の娘を預かったひと夏、胸に秘めていた思いの箱が開く。手に入らない愛を求めつづけてしまう業の深さ。割り切れない恋心。そして、野心や打算を前にあまりにも儚く壊れてしまう人の気持ち。ただそこに佇んで移ろう景色をやりすごしていくしかないヒロインの無力さが哀しい。
原作・作画者への信頼感から軽い気持ちで手に取ったらとてつもなく切ないおはなし! でも好きです。
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氷室さんと山内さんのコンビの作品は元気があって大好きなんだけど、今回は悲しいお話しでした(--、) 宮中って陰謀渦巻く本当に怖いところだ
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なんて素敵にジャパネスクが好きだったのでつい懐かしくなって買いました。
でも、この本は小説で読んだ方が良かったかもしれない‥‥