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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2012/08/22
- 出版社: 幻冬舎
- サイズ:19cm/239p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-344-02232-4
紙の本
ここは退屈迎えに来て
著者 山内 マリコ (著)
地方都市に生まれた女の子たちが、ため息と希望を落とした8つの物語。フレッシュな感性と技が冴えわたるデビュー作は、「R‐18文学賞」読者賞受賞作「十六歳はセックスの齢」を含...
ここは退屈迎えに来て
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商品説明
地方都市に生まれた女の子たちが、ため息と希望を落とした8つの物語。フレッシュな感性と技が冴えわたるデビュー作は、「R‐18文学賞」読者賞受賞作「十六歳はセックスの齢」を含む連作小説集。【「BOOK」データベースの商品解説】
ぼんやりトボケた地方のユルさの、なんとも言えない侘びしさ。くすくすと笑いが止まらないのに、いつのまにか切なくなる…。地方都市に生まれた女の子たちが、ため息と希望を落とした8つの物語。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
私たちがすごかった栄光の話 | 5−40 | |
---|---|---|
やがて哀しき女の子 | 41−80 | |
地方都市のタラ・リピンスキー | 81−104 |
著者紹介
山内 マリコ
- 略歴
- 〈山内マリコ〉1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒業。「女による女のためのR−18文学賞」読者賞を受賞。
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書店員レビュー
この小説はわたしたちの日常と地続きになっているのではないか。
ジュンク堂書店大阪本店さん
この小説はわたしたちの日常と地続きになっているのではないか。
都会に出て、ハイカルチャーやサブカルチャーの洗礼をうけようと背伸びしながらも、その感覚に染まりきることもできない。かといって、田舎の純朴さ、つまりはダサさを馬鹿にすることで保たれてきたプライドも今さら捨てられない。わたしたちはソフィア・コッポラじゃない。そんなことはとっくに知っている。知っているけど、それでも、ここにはいたくなかった。だけど、なににもなれない日常もそう悪くもないのかもしれない。その証拠にこの小説はちっとも退屈じゃない。 桟奈津子