「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2013/01/16
- 出版社: 松籟社
- サイズ:20cm/223p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-87984-312-8
紙の本
火葬人 (東欧の想像力)
グロテスクな恐怖が日常を侵蝕していく、恐怖がページから立ちのぼる。ナチスドイツの影が迫る1930年代末のプラハ。葬儀場に勤める火葬人コップフルキングルは、愛する妻と娘、息...
火葬人 (東欧の想像力)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
グロテスクな恐怖が日常を侵蝕していく、恐怖がページから立ちのぼる。ナチスドイツの影が迫る1930年代末のプラハ。葬儀場に勤める火葬人コップフルキングルは、愛する妻と娘、息子にかこまれ、平穏な生活を送っているが…。【「BOOK」データベースの商品解説】
ナチスドイツの影が迫る1930年代末のプラハ。葬儀場に勤める火葬人コップフルキングルは、愛する妻と娘、息子にかこまれ平穏な生活を送っている。だが、その平凡な日常はグロテスクな恐怖によって侵蝕されていき…。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ラジスラフ・フクス
- 略歴
- 1923年、プラハ生まれ。カレル大学で博士号取得後、学芸員として国立美術館等で勤務。並行して短編を雑誌に発表していた。
1963年に長編小説『テオドル・ムントシュトック氏』を発表。収容所への移送を待ちかまえるユダヤ人の心理を幻想的に描き、一躍脚光を浴びる。ユダヤ系の出自ではなかったフクスだが、ユダヤ系住民と同じく同性愛者が迫害されるのを目の当たりにし、自身も同性愛の傾向を持っていたために衝撃を受け、ユダヤ系の人びとに共感を抱くようになったと言われる。
ほかの作品に本書『火葬人』や『公爵夫人と料理人』など。
『火葬人』は、ユライ・ヘルツ監督によって映画化されている。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
夜ひとりで読んではいけない本
2013/05/23 10:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:SS - この投稿者のレビュー一覧を見る
スプラッターな訳じゃない。おそれるべきは人間。
ひとつの殺害における被害者の最後の表情、、、。
紙の本
静かなるグロテスク
2015/10/02 18:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:RN205 - この投稿者のレビュー一覧を見る
善良な市民、と本人は思っている。
確かに最初から少し偏狭なところはあるが、話が進むにつれ
グロテスクの具合がじわじわと、ただ、確実に進行してゆく。
結末はあまりにも残酷。
読んでいる途中は、こんなアホな奴ほんとにおるんかと客観的になれる。
しかし、もう一度立ち止まり、よくよく考えると、皆、彼になりうる。
そう考えると本当に恐ろしいお話。