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紙の本
唱歌誕生 ふるさとを創った男 (中公文庫)
著者 猪瀬 直樹 (著)
向学心に燃えて故郷長野を飛び出したが、志を果たせず下級官吏になった高野辰之。鳥取県の没落士族の家に生まれ、賛美歌に出会い音楽の道を進んだ岡野貞一。多くの文部省唱歌を生み出...
唱歌誕生 ふるさとを創った男 (中公文庫)
唱歌誕生 - ふるさとを創った男
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商品説明
向学心に燃えて故郷長野を飛び出したが、志を果たせず下級官吏になった高野辰之。鳥取県の没落士族の家に生まれ、賛美歌に出会い音楽の道を進んだ岡野貞一。多くの文部省唱歌を生み出した明治の青年たちを描く群像劇。【「TRC MARC」の商品解説】
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猪瀬直樹氏の明治から大正にかけて文部唱歌が次々に生まれたその原動力と社会状況を解き明かす一冊です!
2020/09/15 09:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『ニュースの考古学』、『僕の青春放浪』、『禁忌の領域 ニュースの考古学』、『黒船の世紀 ミカドの国の未来戦記』、『交通事故鑑定人S氏の事件簿』などの作品で知られるとともに、東京都知事も歴任された猪瀬直樹氏の作品です。同書によれば、島崎藤村氏の『破戒』のモデルとなった信州・蓮華寺にまつわる人々、シルクロード探検に情熱を燃やした大谷光瑞氏など、明治から大正にかけての日本には楽天的な国際主義と日本回帰の心情が奇妙に交錯していたようです。その渦の中で高野辰之氏と岡村貞一氏のコンビによる文部唱歌「故郷」、「春が来た」、「紅葉」などが次々と生まれたということです。そんな時代の背景とその原動力をつぶさに描いた一冊です。