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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2013/06/14
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/423p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-277581-6

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文庫

紙の本

決戦 (講談社文庫 奥右筆秘帳)

著者 上田 秀人 (著)

かなわぬ。隙がない―宿敵冥府防人との生死を賭けた闘い。あらゆる忍を退けてきた最強の相手を倒さねば、衛悟は婚礼を前にした瑞紀のもとに帰ることはできない。義父併右衛門や師大久...

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決戦 (講談社文庫 奥右筆秘帳)

税込 792 7pt

決戦 奥右筆秘帳(十二)

税込 792 7pt

決戦 奥右筆秘帳(十二)

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商品説明

かなわぬ。隙がない―宿敵冥府防人との生死を賭けた闘い。あらゆる忍を退けてきた最強の相手を倒さねば、衛悟は婚礼を前にした瑞紀のもとに帰ることはできない。義父併右衛門や師大久保典膳の助力は届くのか?そして将軍位をめぐる骨肉の争いの決着は!?大人気シリーズ、堂々の完結!文庫書下ろし。【「BOOK」データベースの商品解説】

あらゆる忍を退けてきた最強の相手を倒さねば、衛悟は婚礼を前にした瑞紀のもとに帰ることはできない。義父併右衛門や師大久保典膳の助力は届くのか。そして将軍位をめぐる骨肉の争いの決着は!? シリーズ完結編。【「TRC MARC」の商品解説】

目次

  • 第一章 盾の焦燥
  • 第二章 獣の誕生
  • 第三章 泰平の価値
  • 第四章 内意発動
  • 第五章 各々の戦い
  • 終章 明日へ
  • あとがき

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みんなの評価4.0

評価内訳

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紙の本

遂に完結の約7年続いた長寿シリーズ

2013/07/28 22:15

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

上田秀人の長寿シリーズ『奥右筆秘帳』の完結編である。すべての書付けが奥右筆という幕府の部署に集中する。書付けというのは、いわゆる申請書や報告書のペーパーであるが、その中でも武家にとって最も重要な書付けが家督相続に関する許可申請書ともいうべきものである。奥右筆はこの書付けが来ると、どのような順序で上に回すかを差配できる。

 したがって、奥右筆との日頃の付き合いが重要になってくる。そこに上田は目を付けた。たしかに、武家の運命を握っているといっても過言ではない。筆先一つでその武家の将来が決まってしまうわけである。主人公はこの組頭である。身分はそれほど高い役職ではないのだが、武家社会を左右する権力を持っている。

 この用心棒ともいうべきものが旗本の次男坊である。この旗本と組頭とは隣家同士で、組頭の娘とは幼馴染という設定である。これだけの権力を持っていると、それをうまく使って幕政を仕切ろうとする者が出てくる。その中には老中、目付、若年寄などの幕府の重要な役職につくものばかりか、朝廷や寺社などの外部勢力まで含まれる。上田はこれにあろうことか将軍や御三卿までかかわらせている。

 これで面白くないわけがない。上田はこれまで文庫本11巻を費やして朝廷、寛永寺、御三卿、幕閣などの幕府を動かしている要人を中心に後継将軍位を巡る争いを描いてきた。
本編が最終回であることは冒頭から読者には広めてある。

 最終編の本編ではいきなり剣劇である。これがしばらく続くと、後は将軍や御三卿が登場してタイトルにあるように対決の上、決戦を行ったわけである。そうでもしなければなかなかこの物語は終わらないのである。将軍が動けばさすがに最終決戦ということになる。

 その決戦もあれば、剣劇での決戦もある。御三卿の用心棒である甲賀の忍者が好敵手として登場するが、これまで勝負で黒白を付けるという予告編はあったのだが、先延ばしになっていて実現していなかった。遂にそれも終わり、残されていたすべての課題が終を遂げてしまった。

 勘定吟味役の水城聡四郎のように、役柄を変えて再登場することがあるかも知れないが、それまでのお別れである。奥右筆組頭の立花併右衛門はともかく、娘婿の柊衛悟はまた活躍してもらいたいものだ。

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紙の本

コリャ次があるな

2013/07/11 17:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:私はラスカル - この投稿者のレビュー一覧を見る

ホント女を描くのがうまいな
瑞紀も絹も カワイイったらありゃしない

それにしても 続編書く気満々って感じの終わり方だな

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2013/06/18 23:25

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2013/06/28 22:15

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2013/07/17 23:01

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2013/10/26 04:45

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2013/06/15 19:25

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2022/06/13 22:39

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