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基本的な内容がわかりやすく記載されています
2018/07/29 21:15
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投稿者:one story - この投稿者のレビュー一覧を見る
マネジメントの基本的なことが記載されており、著者もターゲットは30~35歳くらいの部下を持って数年程度の人と書いています。
私は世代的にはもう少し上ですが、基本的で納得できる内容が平易な言葉で書かれていたので、さっと読めて、自分に足りない点(気づいていなかった点)を把握できて参考になりました。
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NHK白熱教室でも有名なKBS 髙木晴夫先生による、マネジメントの基本をコンパクトにまとめた一冊。恐らく数千回class/discussionに渡る内容を凝縮してるだけあって余分な贅肉は削ぎ落とされています。
書評にもある通り、「35歳前後の初級マネジャー」にはうってつけの良書。経験を積まれた皆さん方は購入するまでもなく、図書館で借りて頂ければ十分かと... (営業妨害^_^; ) ★は3つか4つ...
個人的には「危機管理」について、1章分を割いているところに、メッセージ性を感じました。
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■大学の教授が書いたリーダー論であるため、実態と理論と乖離があるのか、ないのか。そういう視点で読んだ。
■マネジャーの本質的な仕事とは、「適切な情報を配る」こと。マネジャーは「情報を獲りに行く」(マネージング・バイ・ウォーキング・アラウンド)というのも共感。ハーバート・サイモンの「限定合理性」(すべてわかって物事ができるということはあり得ないという考え方)には納得。
■しかし、P.24の①~④で最も大事な仕事は何かの正解には納得がいかなかった。マネジャーは成果を出すためにいるのであり、その他はそのための手段でしかないはずだ。
■ロバート・カッツの3つの能力や「ゆで蛙」の話はすでに知っていた。
■第5講人事部の論はピンと来なかった。企業の人事部の人に話を聞いて講義をしているのだろうが、人事部の建前論をうのみにしていて、人事部にいない人による人事部への目線には配慮がない。
■企業のサラリーマンを長くしている人間にとって、この本は理論より理屈としか感じられない。著者の理論は正しいが、著者が実践を体感していないことがわかってしまう内容だ。
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マネージャーとしてやるべきことはたくさんあるが、その動機づけをくれた書だった。出来ることからまずやってみる。
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脱・お手伝いさん、を目指して。
「配る」マネジメントができるように、情報を獲りにいく姿勢でこれからの1年チャレンジする。
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20131116 今の自分には耳が痛い話も多い。こらからの人は読んでやってみるべき。難しい事では無いので習慣にすれば役に立つと思います。
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たまたま書店でマネージメント系の本を読もうと思って
目にとまったので買った本ですが。別途会社から支給されていた
みたいでちょっと無駄にお金をつかってしまって悔しい思い
をしていたのですが。。
内容的にも、『配る』という概念を著者が言っているのは
よくわかる部分はあるのですが、それだけっていうことや
ちょっと若手向きすぎる部分もあり、
配る情報をだれにどのように配るのか、だれがだれに配るのか
その階層的な任をどのようにチェックするのか
部下の部下をどのようにするか。部下がすでにミドルマネージャー
であり配る知識なり行為への認識が思った以上にない場合
とか。。。どちらかというとそういうことが大事なような。
最近選書の力がおかしいのかとおもったりしました。会社の選書と
自分の選書が同じという部分も気にいらない部分でもありますが
しかし、若手向けの内容とは言え、『配る』情報
①状況に関する
②方向性に関する
③評価に関する
④個別業務に関する
⑤気持ちと感情に関する
という整理と情報を獲りにいくという行動には納得を感じます。
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マネージャーの仕事は部下のモチベーションを上げること
(そしてその結果として目標を達成すること。モチベーションが先に来ないとただのブラック企業になります。)
そのためには適切な情報を「配る」ことが必要。
会社の状況、その上での部下の仕事の意味・立ち位置など。
マネージャーしか獲りにいけない情報をコントロールしながら配る。
いまの会社で置き換えると、日常的に行われているかも。
会社の全体像、その中での事業部としてのミッション、その中での私の役割、果たしてきたことなどの言語化や定義付け。
おそらく新人1人では見えている世界が狭い、視座が低いので気づかないことも多いのでこちらから言語化してあげる必要を改めて感じた。
いくら部下を心のなかで評価していても意味がなくて、相手に伝えるべき。当たり前と自分が思っていても、その価値を気づけないことも多い。しっかり理解できるように伝えることが役割なのだなと思った一冊。
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著者の言いたいことは「配る」というマネジメント。
シンプルなメッセージを敷衍化し、あらゆる場面に使えるようまとめている視点は非常に面白く参考になった。
マネジャーの最も大事な仕事は「部下の動機付け」p.24
マネジャーの配る情報とは「状況情報」「方向性情報」「評価に関する情報」「個別業務情報」「気持ちの情報」p.47
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慶応大学で組織行動学を研究している先生の本。
マネージャーは上司や組織の外に情報を取りに行くべし。
仲間にはそのままの情報ではなく咀嚼して配るべし。
仕事の依頼とフィードバックは、
・そもそもなぜそれをやるのか
・現在どんな状況で
・どういう期待があるか
・自分はどう感じているか思っているか
をおさえるべし。
マネージャーに求められる能力は3点、コンセプト能力と人間力と専門力。
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配るマネジメント。
配る情報は五つ。
•状況情報
•方向性情報
•評価に関する情報
•個別業務情報
•気持ち情報
成果を上げるために、部下の動機づけが大事であり、動機づけのためには情報を配るということが有益であるとのこと。
リーダーシップについて研修資料作りたくて出会った本。なかなか勉強になった!
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◆マネージャーは、高いコミュニケーション力が求められる。情報を伝達するだけではなく、人を意図する方向へ促す力だ。
マネージャーの業務は、根本的に決まっていて、最も大切なこと。部下の動機付け。動機付けは、2つ。1つは、意味付け。2つめは、やったことに対する手応えを感じること。
マネージャーが最もすべきこと。「配る」マネージメント。経営資源のうち、情報が、若手マネージャーでも配ることができる。
部下が高いモチベーションで成果を出すために、状況/方向性/評価/個別業務/感情の情報を配る。配るための意思決定として、マネージャーは、情報を獲りに行くことが求められる。情報を獲りに行って、意思決定し、配る。
経営専門能力であるコンセプチュアルスキル/ヒューマンスキル/テクニカルスキルのスキルを活用し、適切に伝える。
・上司と部下の見える範囲は異なる。適切な情報を与えると、部下は正しく「認識」して、動機付けをする。
1,なぜその仕事を担当するのか
2,その仕事はどのような状況の中でどういう意味があるのか
3,その仕事は、どのように評価されるのか
4,上司は何を考えているのか。
・プレイングマネージャーは、自分の業務+部下のマネージメントが求められるが、自分の業務を優先し部下のマネージメントを疎かにしていると、最終的にチームとしての成果が低くなる。部下のマネージメントを疎かにしてはいけない。楽をするとしっぺ返しをくらう。
・マネージャーは、気持ちを「発散」させてはいけない。マネージャー側に「気持ちを配る」配慮がないと、上手に気持ち情報が伝わっていかず、部下との関係がおかしくなる。
・仕事の手応えは、上司から部下に配るもの。
・上司は知る努力をする。
部下が、指し手タイプか、コマタイプか。また、キャリアの季節(拡大期、収束期、結晶期)のどこに属するか(拡大期は、冒険したがる等) コミュニケーション取るとき、相手のステージに配慮する必要がある。
・上司の良し悪しは、情報を配っているかどうか
・チームリーダーは、横に配る仕組みを作る。(恒常的に/迅速に/積極的に)情報交換する場をつくる。
・情報を獲りに行く際、先方の目線を知った上で話すとよりたくさんの情報を知り得る。
・人事部は人の特性(やっかいになっていないか。信望)と、部署の様々な仕事を見る。うまくマッチングしようとする。実際は、対処療法で常に不満を抱えた状態。
・人事部に見られているという感覚をポジティブに捉える。手のかからない人材(目標達成に向けて、能動的に働いているか)になっているか。=情報を獲りに行き、意思決定し、情報を配っているか。
・「配る」マネージメントをすることが、経営専門能力を高められる。
・マネージャーの危機管理
自分の安全⇒周囲の安全・マニュアル対応等
悲観的な判断基準で仕事をし、明るい気持ちで活動する
訓練方法(笑顔を作る、背筋を伸ばす、息を吐き出す)
◆変革とイノベーション
遅くなる前に手をうつ。配るマネージメントをしていると「硬直状態」や「危機」に気がつく。
・人は、変化を嫌う。変革とは、社員に新しいことにチャレンジしていくように仕向ける。
・変革に不要な人材とならないように、常に自分の能力を磨き、車内外の変化をよく知り、新しいものへの準備を怠らないようにする。
変革ステップ:解凍⇒変革⇒再凍結
解凍:なぜ変革が必要なのか、どうしていくのか、その結果どういうことが起きるのか
山本五十六「やってみせ、言って聞かせ、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」
人の意識を変えてもらうには、行動させることも必要です。そしてその行動を評価しないといけません。この繰り返しが人々の意識を変え、「解凍」につながります。
「やろう」と思い立ったら、それを実行し終えるまでは、次のことをやらない。人間の頭は、なにか新しいことをやろうとおもいたったとき、それ以前にやろうとしていたことが消えてしまう作りになっている。
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読んでいて面白い。
マネージャーのやるべきことがわかりやすく、面白く述べられています。一般的なマネジメント論やプロフェッショナル論なども出てきますし、非常に実践的な内容で具体性に富んでいます。
ただ、マネジメント論としての新しい視点や考え方を求めている人は向いていないかもしれません。
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プロフェッショナルマネージャーの仕事とは「情報」を「配る」事が一番重視する事であると言っている。
しかしただ降りてきた情報をそのまま下に伝えるのではなく、作業者に必要な情報を何か?いつどのように配るのか?と言う事を考える必要があるし、情報を配る為にインプットとなる上司や関係他部署の状況を捉える事や
部下の状況を把握し問題を早期に発見し火消をする事等、常に最新の情報を入手する努力をする必要があり
配ると意思決定はセットになっていると言っている。
部下に配る情報5項目
・状況情報
・方向性情報
・評価に関する情報
・個別業務情報
・気持ち情報
情報を取る6つの場所
・直属の上司
・直属の上司より上の上司又は経営層
・仕事で関係する人々(横の関係)
・同期の友人
・社内文書
・社外情報
自分の中で「痛い所突かれた」と感じた文書
・人事が組織内の全ての人に対して期待している事
1.目標達成の為自分の力で向かっていける事
2.自分の能力やスキルを会社に頼らずに、自らで上げる努力が出来る
3.部下の育成を心がける事
4.会社の状況と課題を知り、それを踏まえて物事に取り組む事
「手間がかからずに、能力を発揮し、自己研さんをし、人を育て、会社の問題を自分の事の様に思って行動する人を人事は高く評価する。
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対象とされているであろう年代として、
また、人事コンサルティングに関わる人間として非常に興味深く、気付きの多かった本。
講義をまとめたという形であることもあり、
読みやすく理解が進んだ。
マネジメントというとうまくやりくりをする、
自ら動き回るような印象を強く持っていた。
その要素はもちろん含まれるのだろうが、
部下や周りが動いていくように仕向けることが重要だという論調だと理解した。
そのためにキーワードである「配る」対象やその獲り方や配り方だけでなく、
動機付けの構図、
キャリアのステージの考え方、
企業の人事の構図まで網羅されているところに納得感が強かった。
特に、人事(第5講)の話があったことが非常に興味深い。
給与(⇒生活)にも関わる、部下評価に関わる視点はなかなか学びにくいものだと思うし、盲点になりやすいものではないだろうか。
細かいところでは「?」が残る論調のところがあったり、
「配る」にややこだわりすぎているかな?と思う部分もあったものの、
今まで持っていたもやもやがかなり
30代、管理職になる前・なったころだけでなく、
今後管理職を目指す・担うであろう人にも参考になるものがあると思う。
希望としては管理職以上の方にも一読いただきたい。
今まで接してきた上の立場の方々を見ると、
まだまだ上の方々としても基本に立ち戻ってみる価値はある方もいるのではないかと思いました。