- 販売開始日: 2014/03/01
- 出版社: 日経BP
- ISBN:978-4-8222-8516-6
心理学が教える人生のヒント
著者 アダム・オルター (著) , 林田陽子 (訳)
図形の錯視のように一見すると生物学的な現象に思えるものも、実は文化によって異なり、文化の影響を受けた心の働きに由来します。こうした無意識のうちに働く力をよく知ることで、そ...
心理学が教える人生のヒント
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商品説明
図形の錯視のように一見すると生物学的な現象に思えるものも、実は文化によって異なり、文化の影響を受けた心の働きに由来します。こうした無意識のうちに働く力をよく知ることで、その力を利用したり、逆に克服したりして、私たちは自らの健康、知恵、幸福を最大限に高めることができます。
以下は本書の例。
・私たちは色に影響される。乱暴な酔っ払いをピンク色の待機房に入れると、たちまち静かになる。ピンク色を見つめると、人は一時的に力を出せなくなる。
・青い光は人の気持ちを落ち着かせる。奈良県警察が犯罪多発地点に青い光の照明を設置すると、それだけで犯罪率が低下した。
・私たちは他人の目を気にする。人の目を描いた絵画を壁にかけただけで、無人販売のコーヒーにお金を払う人の割合が高くなった。
・ぐずついた天気は、投資家の判断を慎重にさせる。逆に晴天の日は、投資家の判断が相対的に大胆になる。金融の専門家が世界の26の株式市場を調査したところ、晴天の日の方が株価が良かった。
・私たちの記憶は場所と結びついている。知恵のある教師は、本番の試験会場とできるだけよく似た状況で、学生に試験勉強をさせる。
・胆のう手術を受けた患者の回復状況を調査したところ、「樹木が見える病室」の患者は、「レンガ壁に面した病室」の患者よりも平均して数日早く退院できた。自然の風景を見ていた患者は、壁を見ていた患者よりも幸福度が4倍も高かった。
目次
- 第1部 私たちの中にある世界
- 第1章 名前――名前決定論の誕生
- 第2章 ラベル――複雑な世界を単純にするもの
- 第3章 記号――意味を引きつける磁石
- 第2部 私たちの間にある世界
- 第4章 誰かに見られている――すべてを見ている目
- 第5章 他の人を見る目――社会的動機、人種差別、道徳をめぐって
- 第6章 文化――文化のレンズ越しに物と場所を見る
著者紹介
アダム・オルター (著)
- 略歴
- オーストラリア生まれ。プリンストン大学で社会心理学の博士号を取得。ニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネスのマーケティング学科准教授、同大学心理学科教員。
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