「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
村上春樹はグローバル・ポピュラー・カルチャーとしての「アメリカ文学」を日本語で書いた作家である…。アメリカ文学、カズオ・イシグロ、ディザスター映画、宮崎駿などを縦横に論じる。『文學界』掲載等を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
村上春樹はグローバル・ポピュラー・カルチャーとしての「アメリカ文学」を
日本語で書いた作家である…。
アメリカ文学、カズオ・イシグロ、ディザスター映画、宮崎駿、新自由主義と
ポストモダニズムなどを縦横に論じる新たな「文学論」の冒険。
急逝した気鋭の批評家が残した遺稿を編む(「文學界」2013年9月号、
2014年2月号掲載ほか)。
【商品解説】
目次
- 第一章 グローバル化の文化と文学
- Ⅰ はじめに−雑貨としての洋書とその背後にあるもの
- Ⅱ グローバル化する文学のポストモダニズム
- Ⅲ 純文学と内外の分別−大江健三郎の村上春樹評
- Ⅳ 故郷の喪失−『本当の戦争の話をしよう』
- Ⅴ 「誤読」の世界−村上春樹とレイモンド・カーヴァー
- Ⅵ おわりに−グローバル化の文学とは
- 第二章 村上春樹とポストモダン・ジャパン
- Ⅰ 「魂の行き来する道筋」と『1Q84』のセカイ
- Ⅱ イシグロ、『ナウシカ』、『AKIRA』における核
著者紹介
三浦 玲一
- 略歴
- 〈三浦玲一〉一橋大学大学院言語社会研究科前教授。専門はアメリカ文学、ポストモダニズム。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
隘路からいかに脱出するか
2023/05/28 13:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
村上春樹論であるとともに、とりわけ1990年代以降隘路に陥ったポストモダン(左派)を分析しつつ、その隘路からいかに脱出するかを模索するものでもある。著者は命を奪われることになる病の中にも関わらずというか、そうであったからこそ書けたものなのかもしれない。