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ichikawanさんのレビュー一覧

投稿者:ichikawan

825 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

紙の本チャヴ 弱者を敵視する社会

2023/01/25 13:34

日本にもこの状況はあてはまる

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

金持ちより貧しい人の方が圧倒的に数が多いのに、選挙ではなぜ金持ちが推す政党が勝つことがほとんどなのか。この疑問の一端に本書は答えてくれる。イギリス社会を描いたものであるが、日本にもこの状況はあてはまる。

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紙の本

紙の本万延元年のフットボール

2021/12/28 14:54

大江といえばやはりこれ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

誰もが認める大江健三郎の代表作であり、多くの人が大江の最高傑作と考えるであろう作品だ。現在読んでも日本社会を照らすその幻視性は新鮮であり、今なおというより、さらにその魅力が増しているかもしれない。

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紙の本

紙の本シニカル理性批判

2023/09/25 23:05

予言の書

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

予言の書とされるようになる本があるものだが、本書はまさにそうであろう。日本だけでなく世界レベルで起こっている知的倫理的退廃がどこから来ているのかを考えるうえで必読である。

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紙の本

直視し取り組まねばならな問題

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つい欧米は進んでいる、それに引き換え日本では、としてしまいがちになるのだが、むしろおぞましい現実の共通点にともに向き合うべきだろう。性加害とそれが隠蔽されるメカニズムはどの国も似たようなものであり、だからこそこの問題を直視し取り組まねばならない。

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紙の本

紙の本第三帝国 ある独裁の歴史

2022/09/28 14:24

コンパクトながら濃密

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ナチスについての本は山のようにあるが、残念ながら玉石混交であるというのが現状である。本書のようにドイツを代表する学者による信頼できるコンパクトな本があるのだから、安直なものに惑わされずにしっかり勉強したい。新書としては濃密であるが最新の研究成果が反映されたもので、知ってるつもりで古い知識にとらわれている人こそ手にすべきものとなっている。

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紙の本

紙の本ミルクマン

2021/12/28 15:06

小説の醍醐味

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2010年代に書かれた1970年代の北アイルランドを1990年代に回想している物語である。フェミニズム的作品として普遍性を持つものであり、北アイルランドの厳しさを記憶や描写の問題として前景化させる手法は見事の一言である。

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紙の本

生きづらい現在に向けて

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問答無用で中学生に読んでもらいたい。大人だって読んでほしい。明治社会の生きづらさを描くものだが、この生きづらさは現在の日本社会のそれでもある。それだけ根強いこの状況を打破するには、まずはこの起源を知らねばならない・

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紙の本

紙の本アコーディオン弾きの息子

2021/07/29 22:43

再読必至

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読み終えた途端にもう一度読み返したくなる小説というのがあるが、この作品はまさにそうだ。悲しく、愛おしいこの物語はバスク現代史であり、また少数言語をめぐる小説でもある。困難なテーマを見事に小説化している。

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紙の本

紙の本『マルタの鷹』講義

2021/07/29 22:27

面白い!

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タイトルの通り『マルタの鷹』を精読し読み解いていくものであり、優れた文学批評はそれ自体が文学的快楽を与えてくれるものだということがよくわかるものとなっている。

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紙の本

ヴォネガット入門

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著者による読解だけでなくこれまでの批評史も押さえられており、ヴォネガットでレポートを書こうとしている大学生がまず手に取るべき一冊だろう。もちろん一般のヴォネガットファンも楽しめる。

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紙の本

紙の本餓死した英霊たち

2021/07/29 22:23

とにかく読もう

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日本人なら読まねばならない本がある。これはまさにその一つだ。自身も従軍経験を持つ著者が、日本軍の恐るべき実態を明らかにする。本書が教科書として読まれその歴史が広く共有されるようになれば、日本社会も少しはマシになるかもしれない。

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紙の本

紙の本ガープの世界 上巻

2021/07/29 22:21

アーヴィング最高傑作

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ジョン・アーヴィングを一躍アメリカを代表する作家にした作品であり、最高傑作としてもいいだろう。またジェンダーやセクシャリティなど、今読んでも新鮮な刺激を与えてくれる作品でもある。

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紙の本

紙の本孤独の発明

2021/07/29 22:15

オースターのベスト

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個人的にはポール・オースターのベストはこの作品だと思っている。強いてカテゴリー分けすれば自伝的小説、あるいは自伝的エッセイとなろうし、衝撃の事実が明らかとなるのだが、この作品の核心はそこではない。何がオースターという人を作り上げたのか、その探求と分析と惑いや揺れが魅力的な文体で描き出される。

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紙の本

春樹について考えるうえで必読

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村上春樹という作家を考えるうえで最重要エッセイといえるだろう。デビュー作『風の歌を聴け』にはすでに中国での戦争が登場し、これは『羊をめぐる冒険』や『ねじまき鳥クロニクル』で前景化する。しっくりいかなかった父親との関係という私的な部分と、戦争の被害者であり加害者でもあった父親という存在をいかに受けとめるか、この両面が作家村上春樹を作り上げたのだろう。

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紙の本

紙の本羊をめぐる冒険 上

2021/07/28 23:15

長編作家村上春樹の誕生

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村上春樹初の長編作品にして春樹屈指の名作。春樹を雰囲気だけの軽薄な作家としか思っていない人はこの作品を真面目に読んでみるべきだ。戦後日本が戦中日本の延長にあることを喝破したこの作品は、むしろ現在読んだほうがよりその文脈が理解できるかもしれない。

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