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商品説明
奉公に出されるのを嫌い、家を飛び出て十五年。二十八歳になった弥吉は久しぶりに江戸に戻ってきて、偶然幼馴染みの三太と再会する。お互いの実家は焼失し、帰る場所はどこにもない。ふたりは、無住の荒れ寺だった築安寺に住み着き、老け顔の三太が和尚、弥吉が寺男に扮した。さらに、築安寺の和尚は千里眼の使い手だと噂を撒き、相談に来た者から謝礼をせしめようと考える。弥吉には、それができる、ある「特技」があった―。毎度、厄介な相談事に巻きこまれて、右往左往。たくましくてあたたかい、人情味溢れる傑作時代小説。【「BOOK」データベースの商品解説】
老け顔でお人好し、泣き虫の偽坊主。面倒見がよくて頭は切れるが、皮肉屋の寺男。幼馴染みのふたりは、いかさまの千里眼を駆使して、相談に来た者から謝礼をせしめようと考える。『小説宝石』掲載に書下ろしを加えて書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
ないたカラス | 5−50 | |
---|---|---|
袷のうら | 51−95 | |
カラスの足跡 | 97−144 |
著者紹介
中島 要
- 略歴
- 〈中島要〉早稲田大学教育学部卒。2008年「素見」で第2回小説宝石新人賞を受賞。ほかの著書に「かりんとう侍」「夢かさね」など。
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紙の本
気の合うふたり
2018/05/27 04:15
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
和尚と寺男の凸凹コンビの活躍ぶりが痛快でした。江戸時代の市井に生きる人たちが、生き生きと描かれていて良かったです。