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商品説明
名作が現代の病院に蘇る。毒とユーモアで生老病死の歪みを抉る超異色医療小説。【「BOOK」データベースの商品解説】
患者のエゴを風刺する「クモの意図」、医師の不気味さを描く「極楽変」など、毒とユーモアで生老病死の歪みを抉る異色医療小説集。『小説新潮』『yomyom pocket』掲載に書き下ろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
あの名作が、現代の病院によみがえる――文豪驚愕の医療小説! 医師と芸術家の不気味な交流を描き出す「極楽変」。入院患者の心に宿るエゴを看護師の視点で風刺する「クモの意図」。高額な手術を受けた患者と支援者が引き起す悲劇「他生門」。介護現場における親子の妄執を写し出す「バナナ粥」……芥川龍之介の代表作に想を得て、毒とユーモアに満ちた文体で生老病死の歪みを抉る超異色の七篇。【商品解説】
収録作品一覧
病院の中 | 5−43 | |
---|---|---|
他生門 | 45−79 | |
耳 | 81−118 |
著者紹介
久坂部 羊
- 略歴
- 〈久坂部羊〉1955年大阪府生まれ。大阪大学医学部卒。外務省医務官を経て在宅訪問診療に従事。2003年「廃用身」で作家としてデビュー。14年「悪医」で第3回日本医療小説大賞を受賞。
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紙の本
ほどよい毒がなかなか
2020/01/26 08:06
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投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
芥川龍之介の作品を医療や介護をテーマにパロディ化した7話からなる短編集。ブラックで適度な毒があり、その毒も妙に心地よく、楽しく読めました。『耳』は引きこまれ『クモの意図』はクスッと笑え、『バナナ粥』はなんとなくほっこりでした。芥川作品を知らなくても、普通に読めます。