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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2014/07/18
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:19cm/345p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-219052-7

紙の本

水底の棘 (法医昆虫学捜査官)

著者 川瀬 七緒 (著)

水死体からも「虫の声」は聞こえるのか!?第一発見者は、法医昆虫学者の赤堀涼子本人。東京湾の荒川河口で彼女が見つけた遺体は、虫や動物による損傷が激しく、身元特定は困難を極め...

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水底の棘 (法医昆虫学捜査官)

税込 1,650 15pt

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商品説明

水死体からも「虫の声」は聞こえるのか!?第一発見者は、法医昆虫学者の赤堀涼子本人。東京湾の荒川河口で彼女が見つけた遺体は、虫や動物による損傷が激しく、身元特定は困難を極めた。絞殺後に川に捨てられたものと、解剖医と鑑識は推定。が、赤堀はまったく別の見解を打ち出した。岩楯警部補はじめ、捜査本部は被害者の所持品から、赤堀はウジと微物から、それぞれの捜査が開始された!【「BOOK」データベースの商品解説】

損傷の激しい水死体を見つけた法医昆虫学者の赤堀京子。解剖医と鑑識は絞殺後に川に捨てられたものと推定するが、赤堀は別の見解を打ち出す。捜査本部は被害者の所持品から、赤堀はウジと微物から、それぞれの捜査を開始する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

川瀬 七緒

略歴
〈川瀬七緒〉1970年福島県生まれ。文化服装学院服装科・デザイン専攻科卒。子供服のデザイナー。デザインの傍ら小説の創作活動に入り「よろずのことに気をつけよ」で江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。

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みんなのレビュー53件

みんなの評価4.0

評価内訳

電子書籍

今度は水の中の「虫」を追い詰める

2015/11/10 12:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:マル神保 - この投稿者のレビュー一覧を見る

河口付近で見つかった遺体。
果たして、川から来たのか、海から来たのか。死因は何か。
相変わらずのマイペースで赤堀の探求が始まる。

1作目のキャラクターも再登場します。
事件自体は悲惨ですが、登場人物一人一人の描写に温かみが感じられるのが、このシリーズの魅力です。
法医昆虫学による捜査の描写もマンネリに陥らないよう工夫されています。
続刊が楽しみです。

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紙の本

充実したミステリを読んだ満足感がたっぷり

2015/08/24 20:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:紗螺 - この投稿者のレビュー一覧を見る

おもしろかった。虫の描写は気持ち悪いし、死体の損傷なども詳しく描かれるからグロいし、そういう面では苦手なタイプのはずなのに、そこから導き出される謎解きは未知のおもしろさに満ちていて刺激的。映像化は絶対にしてほしくないが、ミステリとしての出来はすごくいい。
登場人物も魅力的。赤堀の、昆虫学にどっぷりはまった学者ならではの奇矯な行動は時に行き過ぎなくらいだが、これが岩楯・鰐川のふたりの刑事と組んだ時、コミカルなものに見えてくるのがおもしろい。キレのいい会話がおもしろくて、純粋に楽しめる。法医学や昆虫学の特殊な知識をびっしり盛り込んでいるので書くのは大変かもしれないが、このシリーズ、もっと書いてほしい。

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2014/08/18 22:50

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2014/08/28 11:05

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2014/09/01 20:17

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2014/11/05 13:02

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2014/10/24 03:15

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