「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2014/07/19
- 出版社: 里山社
- サイズ:19cm/572,16p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-907497-01-9
- 国内送料無料
紙の本
井田真木子著作撰集 第1集
著者 井田 真木子 (著)
2001年、44歳で夭折した著者の「プロレス少女伝説」「同性愛者たち」「かくしてバンドは鳴りやまず」、詩集「雙神の日課」を復刊。ほか、本木雅弘、池田大作ルポやエッセイ、柳...
井田真木子著作撰集 第1集
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
2001年、44歳で夭折した著者の「プロレス少女伝説」「同性愛者たち」「かくしてバンドは鳴りやまず」、詩集「雙神の日課」を復刊。ほか、本木雅弘、池田大作ルポやエッセイ、柳田邦男の寄稿などを収録。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 「リアリティとは生きた証」——書くことは生きること。夭折の作家が今、蘇る!
- 伝説の作家、井田真木子の主要作品が待望の復刊!大宅賞受賞作「プロレス少女伝説」「同性愛者たち」「かくしてバンドは鳴りやまず」他単行本初収録エッセイ12篇も収録。
- 「〝心が折れる〟って言葉は、井田さんのインタビューが引き出した」神取忍(女子プロレスラー)
- あぶれ者の女子プロレスラー、中国残留孤児2世、同性愛者、援助交際をする少女など、社会の「周縁」に居る人々の人生を圧倒的なリアリティを持って描き出した井田真木子。その筆致は第三者の「取材」の域を越えた切実さを持つ。井田真木子の取材方法は、被取材者の人生に介入し、運命を変えていくという強引かつ大胆なやり方だった。だがおそらく取材される側との間には、「魂の契約」とも言うべき結びつきがあった。なぜなら井田にとって「書くこと」は「生きること」であり、周縁で人生に苦闘する被取材者同様、切実な行為だった。
- 「リアリティとは生きた証しであり、今も生きていると私たちに感じさせるなにものかだ。それさえあれば、私たちは孤独も破壊も狂気も恐れなくてすむ。だから、それは切実な『私』と相互寄生する切実な本なのである。そして、私や『私』や、その本の著者や書かれた人が死んだあとも、一瞬にして、それらを蘇生させる力を持つ本。さらには次世紀に持っていく価値のある本だ。」
収録作品一覧
プロレス少女伝説 | 9−181 | |
---|---|---|
同性愛者たち | 183−410 | |
かくしてバンドは鳴りやまず | 411−488 |
著者紹介
井田 真木子
- 略歴
- 〈井田真木子〉1956〜2001年。慶應義塾大学文学部哲学科卒業。早川書房を経て、フリーライターに。「プロレス少女伝説」で大宅壮一ノンフィクション賞受賞。ほかの著書に「同性愛者たち」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
もう二度と
2021/12/26 16:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひでくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
井田真木子は特別な作家だった。
対象との向き合い方は凄まじいほど切実だった。
それは遺作となった「かくしてバンドは鳴りやまず」で、更に新しい境地に向かっていたが、燃え尽きるようにいなくなってしまった。
井田さんと同じような作家は現れない気がする。
亡くなってもう15年。
この本を発刊した出版社に心からお礼申し上げます。
どうか、たくさんの人に読まれますように。