紙の本
直心影流の神髄と奈緒の旅立ち
2015/10/20 23:22
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投稿者:なっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
田沼親子の対決、しがらみ、心砕く周りの方々
何度読んでも飽きることのない世界、勝手に空想しています
若い弟子2人共に苦労してきたことの報われる日が近くまで来てるなんと幸せなことでしょう。続が楽しみです
紙の本
予定された暴発。
2017/01/07 18:51
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投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
実際にあった江戸城内での若年寄・田沼意知の暗殺という事件をもとに、存分に想像力を膨らませて人間関係を描いている。
武家も民衆も米の値上がりと田沼政治のありかたにうんざりしていたために、ただ家の恨みという私怨で動いた佐野善左衛門の暴発を防がず世直し大明神とあがめる。
その影で動く弥助の覚悟が悲しい。
紙の本
終焉に向けての1作
2014/07/11 17:44
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投稿者:しるく - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語も何度目かの転換点か。
大きな事件は起こるも、磐音が直接動くことなく巻が終わったのは初めてかな。
シリーズ終焉に向けて、いろんなエピソードが回収の準備を始めた。
時折説明を挟んで回顧しないと、わけがわからない。
シリーズを通して読んでいなければ、面白くもなんともないと思います。
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いよいよ物語が終結に向けて動いている、という感がありありの巻。一浪人が市井で生きる話から、いつのまにか巨悪に立ち向かう大河小説に変じていたのが,また元の身近な人たちの日々の生活の話に戻ってきて、寂しくもあり、ほっとするところもある。作者が意図的に、磐音の周りの人たちの今後を示唆するような動向をちりばめている。どんなエンディングを用意しているのか、待ち遠しくもあり、まだまだ続けてほしい気持ちもある。
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46巻にして終わりが見えてきた。
鎌倉河岸捕物控でも田沼意知に斬りつけた佐野のことが詳しく書かれており、、シリーズの重要なターニングポイントとなった事件。
こちらでは、江戸城での弥助によるもう一つの闘いが見せ場になっていた。
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冒頭からの描写は「一番長い日」か、と驚いたけれど、途中からは、「困ったちゃん」のあぶりだしだった。笹塚が化物になってたのが残る。
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いよいよ、その日です。
ここまでが主人公の政争といえるところでしょうが、佐野のエピソードの書かれ方に独自性がありましたね。
これからは後片付け的な話になるのかなぁ。
あまりだらだらと続かなければいいんだけど。
……ま、気にかかる人達が何人かいるので、それぞれ片をつけるのに何冊かはかかるのかな。
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シリーズ46弾。作者自身50巻までと言っているのでラストスパートに入ったところか。磐音の宿敵である田沼親子の息子が死んだことで、磐音の心境にも変化が生じた。仇を討つと言う意識は薄れ、この先死闘を演じるような展開にはならないと感じさせる。
とすれば、この先の4作は、これまでに登場した一人一人をピックアップして、ゆるやかなハッピーエンドとなるのか。
乗りかかった船だから、最後まで付き合うつもりだが。
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2014年の52冊目です。
佐伯泰英さんの「居眠り磐音江戸双紙」シリーズの46巻目です。何の掛け値もなく”面白い”と感じながら読める数少ない時代小説です。この”面白い”は、たぶん、息子が”仮面ライダー」のDVDをレンタルして見たり、娘が”銀魂”のコミックをケラケラ笑いながら読んでいる感覚に近いと思う。内容的には、大きく事が進展していきます。若年寄田沼意知(老中:田沼意次の長男)の江戸城中での暗殺という史実を絡めて大きくストーリーが展開していきます。主人公の坂崎磐音と彼を取り巻く多様な人物がとても素敵な存在感を示しています。毎巻同じなのだが、もと雑賀衆(いわゆる忍者です)の女、霧子の強くて献身的な行動にウキウキしてしまいます。さて、そろそろこのシリーズも最終章に向けて展開していくのだろうか?
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磐音さま、周囲の状況の変化から、生きる方向へとシフトしているよう。
師から受け取った物を、受け継ぎ、次へと渡していく事が、生きるという事なのかなと思う。
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坂崎磐音シリーズ46~新番士・佐野善左衛門が松平定信邸から戻った時,粟田口一竿子忠綱を持ち帰り,病気療養中であるにも拘わらず,明日登城すると屋敷で宣言すると,家の者が慌てているのを霧子は確認した。磐音の許可を得て神田橋を見張る弥助に知らせ,弥助は速見左近に告げて,非番でありながら登城する速見の供に加わった。佐野家から拝借した差料を腰に手挟み,殿中の床下を走り回り,昔の仲間の倅を一刀で刺し殺し,佐野が田村意知を殺害する場に間に合ったが,他の役人が動かない中,田沼を救う手だてを講じられるはずもなかった。血刀を粟田から佐野の本来の差料とすり替えることには成功した。意知が死に,佐野が切腹を命じられて,意次が平静を装って勤務に励む中,磐音は田沼時代の終わりを感じ,暗闘は終わりを告げたと解釈し,辰平と杏,利次郎と霧子の祝言を挙げることを考えつく。松平定信と佐野の関係を探り出した田沼の一派は,小梅村帰りの定信を襲うが,道場から駆けつけた磐音の弟子たちにより撃退された~ 佐野某による田村意知殺害事件を一冊まるまる。あちこちの風景を見せているが,どの人もどの人も霊感のある人たちみたいで,将来が透けて見えているのが不自然。今回は,磐音シリーズに鎌倉河岸の豊島屋が出てきました。その前は,鎌倉河岸シリーズに吉原会所が出てきたね。リンクさせようってことかな?
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久々に磐音さまを堪能。有終の美に向かっているのかな。奈緒様が気がかりで、やはり私は「奈緒さま」と夫婦にさせたかった。未練。
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L 居眠り磐音江戸双紙46
今か今かと待ち望んでいた佐野善左衛門の所業。思ったよりも粛々と処理された感じ。
ってか、もうこの巻でシリーズ締めになってももはや良かったような勢い。ここへ来てチョコチョコ奈緒を出すあたり、出し惜しみというか、まだ終わってないですよ的な。もう過去の人でしょうよ〜。ここまで来たら、利次郎と辰平の合同祝言に、それぞれの士官、弥助と金兵衛の死で幕閉めかなぁ。所々そんな匂いがプンプンするよ。
やっぱり磐音の頂点は家基が死むまでだったような気がする。読み返しても面白いし。
まだ少し続きますか…。
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やっと意知が襲われた。
今回は居眠り磐音らしい話であった。
あと4巻何を描くのか?楽しみにしよう。
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居眠り磐音シリーズも残り5作。
今回は、田沼意知がチョメチョメされる。
磐音に考えの変化が出てくるが、
ドンパチを期待している身としては、
ちょっと物足りない。
でも最後は結局大きなドンパチが
あるんだろうけど。
あと、懐かしい登場人物がいっぱい出てくる。
終幕に向けた伏線なのだろうか。