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商品説明
人間の身体的、社会的、物質的な脆弱さを浮き彫りにするカタストロフィを前にして、人文学になにができるだろうか。人文学系の研究者たちによる、カタストロフィの表象・解釈・思想をめぐる考察を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
これまで人間はいかにしてカタストロフィを表象し、解釈してきたのか。被災者たちの苦痛をどう受け止めればいいのか。今後いかにリスクをさけ、歴史的教訓として記憶すればよいのか。人文学は異なる歴史的・社会的文脈を通じ、さまざまな遅延や迂回を経て届けられる言葉を聞く耳を洗練させることで、私たちが破局的現実にいかに向き合えばよいのかを指し示す。【商品解説】
目次
- 序論 カタストロフィと人文学 西山雄ニ
- カタストロフィの概念
- 自然災害の文化的解釈
- 人為的破局の凡庸化
- フィクション的アナロジーの効果
- カタストロフィを利用する英雄主義的な物語
- カタストロフィの時間性
- Ⅰ カタストロフィをめぐるフランスとの対話
- 第1章 マグニチュード ミシェル・ドウギー/寺本成彦、西山雄二訳
収録作品一覧
カタストロフィと人文学 | 西山雄二 著 | 1−27 |
---|---|---|
マグニチュード | ミシェル・ドゥギー 著 | 31−46 |
「フクシマ」という名を通じて思考すること | ジャン=リュック・ナンシー 述 | 47−57 |
著者紹介
西山 雄二
- 略歴
- 〈西山雄二〉1971年生まれ。首都大学東京准教授。専門はフランス思想。著書に「哲学への権利」「異議申し立てとしての文学」など。
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