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跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2014/09/03
  • 出版社: イースト・プレス
  • サイズ:19cm/219p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-7816-1245-4

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紙の本

跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

著者 東田 直樹 (著)

たとえ、うまく話せなくても、心には、言葉を持っているのです−。重度自閉症の著者が「生きる」ことの本質を鋭く、清冽な言葉でとらえた珠玉の一冊。『cakes』連載に書き下ろし...

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跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること

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商品説明

たとえ、うまく話せなくても、心には、言葉を持っているのです−。重度自閉症の著者が「生きる」ことの本質を鋭く、清冽な言葉でとらえた珠玉の一冊。『cakes』連載に書き下ろしを加えて書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

東田 直樹

略歴
〈東田直樹〉1992年生まれ。アットマーク国際高等学校(通信制)卒業。第4回・第5回「グリム童話賞」中学生以下の部大賞受賞。著書に「自閉症の僕が跳びはねる理由」など。

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みんなのレビュー68件

みんなの評価4.4

評価内訳

2015/08/20 19:30

投稿元:ブクログ

 人生という物語が、いつ終わってしまうのかわかりませんが、僕は、ひとつひとつのできごとに解説が必要な長編小説ではなく、単純明快な詩を描き続けたいのです。
(P.183)

2015/01/14 13:52

投稿元:ブクログ

壊れたロボットの中にいて操縦に困っている人のようなのです---人と会話することのできない22歳の自閉症者、東田直樹さんが考えていること、見えている世界をやさしい言葉で表した一冊。人間を見つめる深い思考と理解が届けられます。

2015/08/31 10:03

投稿元:ブクログ

発語がなくても、パソコンや文字盤などを使えば、会話という方法一つに頼らなくてもここまで表現することができるんだ。大きな可能性を感じさせられた。

2015/01/04 16:14

投稿元:ブクログ

2015.1.4
自閉症患者の家族が書いたものはたくさんあるが、本人が書いたものは読んだことがなかった。
もっと、拙いものだとも思っていたが、とてもそんなことはなく、私の頭の中よりもすっきりしていた。そこに驚いてしまった。
それぞれ、症状が違うのだから、一括りにされるととても困る。私も同感だ。こういった障害ではないが、病気を抱えていたりすると尚更だと思う。

”命のリレーを引き継ぐ中で、たまたま僕の順番の時、変異が起こった。
これを必然ととらえれば、今よりもっと幸せになれるかというと、そうでなく、偶然という結論の理由に納得している。
必然も偶然も友達のようなもの”(一部要約)

5章のこの部分が好きだ。
私たちに起こっていることは、必然であり、偶然の積み重ねでもあるのかもしれないと思うと、嫌なこともさほど嫌ではなくなるかもしれない。

2015/01/16 23:34

投稿元:ブクログ

『自閉症の僕が跳びはねる理由』で有名な自閉症者、東田直樹氏のエッセイ。

いわゆる定型発達の人間とは脳の配線が違っているだけで、彼らも同じように考え、悩み、喜んだり悲しんだりしているということは十分理解しているつもりだったが、彼のエッセイを読み、改めて自閉症者の深い世界を垣間見る思いだ。

できない気持ちをわかってほしかった、ただ抱きしめて「大丈夫だよ」と言ってほしかった、自分だけができず悪い人間だと思っていた、ありがとうが言えない自分をこの世から消えてしまえばいいと思っていた、など、どれもこれも胸に突き刺さる言葉ばかり。

一番困っている、苦しんでいるのは彼ら自身であることを今一度胸に刻んで、またあの子たちに会いに行こう。

2014/12/24 00:12

投稿元:ブクログ

重度の自閉症の東田直樹さんの著作
NHKで彼についてのプログラムを見て、
彼の本がどうしても読みたくて探した。

有名な『自閉症の僕が飛び跳ねる理由』は
10月に図書館で予約したのにまだ35番・・

これは電子メディア「cakes」に1年間掲載されたもの
読みながら、NHKの映像が蘇った。
急に走り出したり、
「おわり!」と叫んでインタビューへの応答を終えたり
そんなわけのわからない行動をするのだけれど
それを彼は
「壊れたロボットの中で途方にくれている感じ」と
理路整然とした表現で説明している。

彼が「居場所がない」というとき
私たちがちょっと凹んで疎外感を味わうのとは
全く次元が違うように思う。

書いてくれて、ありがとう。
すごくたくさんの人が、そう感じたに違いない。
何十ヶ国語にも訳されているというのも頷ける。

ぜひ読んでください!

2016/03/15 09:30

投稿元:ブクログ

この本は自閉症の方の思考を知れるだけじゃなくて、わたしは癒されたような気持ちになりました。
とっても読みやすいです。

2015/02/20 09:58

投稿元:ブクログ

自閉症の東田直樹さんのエッセイ

東田さんの作品を読むのは3冊目だが、いつも心の底から驚かされる。それは物事の本質をとても自然に伝えてくれるから。
そしていつも思うのは、自閉症という障害があってもなくても、人間の本質は変わらないのだといういこと。
彼はこういう思考をどのように自分自身で掴んでいったのだろうか?
なぜ、健常者と呼ばれる私たちはこうした思考に気が付かないで、つまらぬことに振り回されるのだろうか?
こんなことを考えていると立場が逆転したような、結局変わらないのかなというような気持になる。
~できることできないことがある~
先日読んだ本の中で出会った言葉だけど、世の中は本当にそうなのだと思う。
ひとつのことで完全なことなどありえない。
自分への反省もこめて、いつもそのことを忘れないでいたいと思う。

P13知ることと、行動することは別の問題だからです。

P14理解できたから、協力するとは限りません。正しさがいつも、世の中を動かすわけではないのです。いろいろな矛盾も含め、多くの人たちの意思でこの社会は成り立っています。

P18
苦しくてたまらなくなると、空を見上げます。
目に飛び込んでくるのは、抜けるような青空と白い雲でうs。見ている僕はひとりぼっちなのに、世界中の人とつながっている気分になります。
自然はどんな時も、人々に平等です。そのことが僕の心を慰めてくれるのです。

P29
僕には、人が見えていないのです。
人も風景の一部となって、僕の目に飛び込んでくるからです。山も木も建物の鳥も、全てのものが一斉に、僕に話しかけてくる感じなのです。

P33
頭の中を一度からっぽにしたいためです。
書いている内容から離れると、逆に新しい発想がわいてくるような気がします。何も考えないことが、解決への糸口になるのはおもしろいことです。


P78話しかけられれば、それに答えようとする気持ちは、障害があってもなくても同じだという気がします。答えられないからこそ、尋ねてほしいのです。

話せない人が言葉を伝えるためには、ものの名前を理解するとか、文法を学ぶことだけではなく、考える力をそだてることが重要だとおもっています。

話ができず不便だったり、大変だったりすれば、どうしたら少しでも言葉が伝わるか、自分でも工夫し、何とかしようとするはずです。これは報われるためではなく、生きるための努力なのです。

与えられた運命に立ち向かううことができるのなら、自分をもっと好きになれるのではないでしょうか。
何より大事なのは、その人の生きる意欲を支えることだと信じています。おわり


P133
人生にとって重要な学びはふたつあるのではないでしょか。ひとつ目は、勉強して、考える力を身につけること。ふたつ目は、自分の幸せにきづくことです。
外から知識を吸収するだけでなく、自分の内面を豊かにするのも大事なことだからです。おわり

P142結局は、自分の気持ちに折り合いをつけながら、見通しのきかない現実に慣れていくしかないのでしょう。

P145
言葉は時に無力です。優しい言葉をかけてもらっても、心に届かないばかりか、まるでひどい言葉を浴びせられ時のように傷つくことさえあります。

P150
感動とは、自分が知らなかった世界を見せてもらえた時、感じるものなのでしょう。

P189
生きるというのは、生物として当たり前のことなのに、いろいろな理由が必要なのは、進化というより、退化ではないでしょうか。

P190
生きるための理由に満足できれば、それでいいと思います。
必然も偶然もどちらも、人の力ではどうにもならないことですが、自分のとらえ方次第によっては、良いほうに考え直すことができるのではないでしょうか。
だから必然も偶然も友達のように近い存在なのです。

P202
つらい経験は、時に自分を強くするからです。
人の手伝いがないと生きられないからといって、気持ちまで助けがいるとは限りません。
自己の確立というのは、人とのつながりの中で育つものではなく、自分で自分のことを支えようとする生き方から、生まれるものだと思っています。

あとがきの佐々木俊尚さんの文章もすてきだ

本「呪術師ドン・ファン」カルロス・カスタネダ
お前ら西洋人は何かを見るときにじーっと目で見て観察しすぎだ、横目でちらっと見た時にこそ、本当のものの真実は見えてくるんだ。
「目から重荷を取り除くために耳を使わにゃいかん。わしら生まれたときから物事を判断するのに目を使ってきた。わしらが他人や自分に話すのも主としてみえるものについてだ。戦士はそれを知っとるから世界を聴くのさ。世界の音に聴きいるんだ・

見ないで聞く

P218人間が本来持っていたはずのそういう根源的な豊かさみたいなものを強く感じる。近代の合理的な科学ではない、もっともっと根源的な世界観を感じる

P217
時間の感覚~~~~
今はほとんどの人が「時間は一直線に流れて、歴史には過去と未来がある」と理解していますが、中世ぐらいまで人々は「時間は春夏秋冬でぐるぐる回っているだけ」「時間は夜と昼があるだけ」というようにもっと、単純な見方をしていました。|~~~人類は
近代科学を得たことで、合理的なものの見方をするようになり、世界史や日本史という歴史があることを学び、その結果として、今のような世界観を作り出してきました。

2015/06/02 12:45

投稿元:ブクログ

自閉症の筆者のエッセイ。途中に挟まれるインタビューのルポから、行動の抑制の利かない様が窺えるが、エッセイ自体は、人間関係の洞察が深まり、静寂かつ豊かな思いが感じられる。

2014/10/17 12:58

投稿元:ブクログ

発声言語や音声によるコミュニケーションが出来ない自閉症者が書いたもの。
内容的には,本当に言葉が話せないのかと思ってしまうほど,豊かな内面世界が描かれている。そうした内面世界や思考を特別な技術を使って言語的に表現しているが,そうした思考言語はどうやって生み出されるのだろうか。他の自閉症児者も音声言語は持たずとも,思考言語を持っているのだろうか,それはどうやって形成されていくのだろうか,などといろいろと考えてしまった。

2015/08/14 23:15

投稿元:ブクログ

重度の自閉症者である東田直樹さんが
自身の考え、感じ方などを語った1冊。
(一部、インタビュー形式あり)

自閉症の方の心の中、素敵な言葉をたくさん
くれる東田さんのことをもっと知りたくて
手に取りました。

とても素晴らしい。
何度も読み返したいそんな1冊になりました。

僕には上手く表現できないのですが、
巻末の「佐々木俊尚」さんが触れていらっしゃる
「根源的な人間の豊かさ」を沢山感じさせてもらいました。

世の中は、どんどん便利になって、ひとのつながりも
薄くなって…「根源的な人間の豊かさ」は、
もしかすると、誰もが知らず知らず忘れてしまったり、
気づかなくなったり、それでも、くすぐられると
その豊かさに憧れるような…
そんな感性を彼は持ち続け、表現をし、
伝え続けてくれているのだと思いました。

第1章 僕と自閉症
第2章 感覚と世界
第3章 他者とともに
第4章 考える喜び
第5章 今を生きる

2015/01/25 14:54

投稿元:ブクログ

自閉症の東田さんの書く文章はとても簡潔に解りやすく
私が思っている自閉症のイメージと違っていて驚きました。
インタビューの部分で、他に興味が行ってしまい少し席を離れたり、連想して今必要じゃない言葉を連呼してしまう場面の
状態が書かれていて、そういう部分しか
見ていなかったので、本当に頭の中で考えている事を
文章にすると、変な言い方ですが一般の人以上に
捉えている。考えている。こういう風に見えているから
こういう対応をしてしまうなど客観的にもとらえているし
感性も鋭いと思いました。

2014/09/30 13:22

投稿元:ブクログ

「誤作動」という言葉が、まず頭に浮かびました。
魂が人間に宿るとしたら、その人間=「入れ物」は選べないだけのことで、中身は何ら問題がないのです。

と、ここまで書いたところで、「誤作動」というのは、上からの物言いだと気づきました。
正常とは何なのでしょう。
誤作動ではなく、「特徴」に過ぎないということだと思います。

そういう特徴を認め合い、かつ自分自身の特徴も受け入れられれば、もっといい世の中になる気がします。
僕にも「何でこう考えてしまうのか」「何でこういう行動に出てしまうのか」など、コンプレックスという名の特徴がありますが、そこを受け入れるところからスタートです。

しかし正直なところ、イライラしているときにそういう考え方でいられるかは、自信がありません。
心の中で、呪いの言葉を吐いていることなど、しょっちゅうなのです。

「こうあるべきだ」「こうでなければいけない」という概念にとらわれすぎなのかなと思います。
とすると、正常なはずの僕と筆者を比べれば、明らかに筆者の方が自由で豊かです。

すぐには無理ですが、自分を受け入れることで、周りの人も大切にできるようになりたいです。
本文中の、特に印象に残った一節を載せます。

---

行動に悪意がないのは、自分が一番よく分かっています。僕は、僕自身のために生きることを決心しました。
社会のルールを守るための練習は続けなければいけませんが、たとえできなくても、落ち込む必要はないのです。毎日の生活の中で重要なことは、注意された今日とは違う明日が来るのを、信じ続けることです。明日に希望を求めるのではなく、今日のやり直しを明日行うのです。

善い人間に近づくために、僕は今日を積み重ねていくつもりです。

(『悪い人間』~第3章「他者とともに」より)

2014/12/02 10:19

投稿元:ブクログ

読みながら、何度も何度も涙をぬぐった。悲しいのではなく、胸がしめつけられるように切なくて。(「切ない」と言う表現は日本語にしかないんだった、などと思い出したりもしながら。)

重度の自閉症を抱えている著者は、自分のことを『まるで壊れたロボットの中に閉じ込められているかのよう』と表現する。
自分の願いどおりに身体が動かず、『線ではなく点になっている記憶』が何らかのきっかけで蘇ると、『突然笑い出したり』恐怖のあまり『叫んでしまう』というのだ。
その場にふさわしい言動を取ることが出来ず、それを止めることさえ出来ないのだと。
自分の居場所がないと訴える人は近年かなり多いが、その人たちはそう言葉で表現できるし、それを言える場もあるし、たとえネット上であれ聞いてくれる相手もある。
だが東田さんは、こんなにも深く人生を思索し哲学し、自分を見つめる鋭い眼を持ちながらそれを表現できなかったのだ。
自閉症の彼を抱えて生きてきた家族の方々の長年の辛苦も含めて、もう涙しか出ない。

ややユニークな構成の本で、著者の言葉たちが綴られている合間に、編集者とのインタビューも載せられている。
そのやり取りがとても面白いのだが、この場面で自閉症である彼をあらためて認識してしまう。 
彼の言葉を綴った部分は、常日頃私たちが「これはこうではないかな」と漠然と思うことをすっきり言語化してくれてあり、それがまた実に凛として清々しい。
繰り返し語られる『自分はこう生きたい』という意志と願いの部分は、心の深部をえぐられるような感動さえよぶのだ。
ああそうだ、そうだった。かつて確かに私もそう思っていた、と。
そしていつの間にか忘れていた無垢な言葉の数々に、ただもううなだれてしまう。

自閉症の子を抱える世界各国の親たちの間で、東田さんの本は感謝され賞賛され求め続けられているという。
いえいえ、健常のはずの私だが、もしや障害を抱えているのは自分ではないかと悲しくなってくるほどの素晴らしい内容だったと言い添えておく。

かつて、常に動き回り飛び跳ね、奇声を上げる男の子がいた。
かたや、常に動かず視線も下向きで表情も乏しい男の子もいた。
不思議なことに、動き回る子の方が、動かない子をいつも代弁し、フォローしていた。
この子たちの言葉が分かりたいと、あの頃どれほど渇望していたことだろう。
ふたりは、『壊れたロボットの中に閉じ込められて』、どんなにか不自由だったことだろう。今にしてそれが分かる。
ふと心の中に芽生えてもそのままやり過ごしてしまう、純粋な「気づき」や考えることの喜び、魂と対峙するような数々の瞬間、そんな豊かな時間を与えてくれたあのふたりに、あらためて感謝でいっぱいになる。
そうだ、今からでもお礼に行こう。間に合ううちに。

2014/12/14 21:03

投稿元:ブクログ

・人の行動は何を基準に異常だと決められるのでしょう。
・毎日の生活の中で重要なことは、注意された今日とは違う明日が来るのを、信じ続けることです。明日に希望を求めるのではなく、今日のやり直しを明日行うのです。

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