TOEIC TEST単語→熟語→例文→演習4ステッププラチナマスター

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　一度挫折したのですが、再び、英語勉強の指標としてTOEICを受けてみようという気になりました。
　最初に単語集に取り組もうと思いました。
　以前、『トリプルマスター』が良いと書いたことあります。
　　　　　　
■[学問]TOEICの単語・熟語ならトリプルマスター！
　　　http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20130310/p1
　　　　　　
　確かにこの本はいいのですが、掲載されている例文が非常に難解で高度で、どれが動詞か、どの単語がどこにかかっているのか、一見すると分かりにくく、英文解釈に苦労して時間がかかります。
　確かにそれも英語の力になるのですが、もう少しテンポ良く速読できる単語集はないかと思って書店に行ったところ、同じ著者が次に出された本書がいいのではと思ったわけです。
　　　　　　
　トリプルマスターは複数の見出し語で一つの例文を構成していましたが、プラチナマスターでは、一つの見出し語で一つの例文という構成。
　見出し語と例文の間に、「フレーズ」があるのが特長。
　見出し語と「フレーズ」だけを速読することもできます。
　また、例文も、トリプルマスターのように解釈に苦労するような凝った例文ではなく、意味のとりやすい例文です。
　この構成は、速読としてテンポ良く進めていけるフォーマットとなっています。
　　　　　　　
　例えば、トリプルマスターを紹介する時に紹介した以下の例文があります。
　　　　　　
235）
　We are respectful to Mr. and Ms. Evans,who have held respectable positions in the industrial and political worlds respectively.
　　　　　　　
　これと似た例文がプラチナマスターでは、
見出し語「respectable」
フレーズ　have a respectable position
の例文として出てきます。
　　　　　　
371）
　Mr.and Ms.Walker have respectable positions in the industrial and the political worlds respectively.
　　　　　　
　プラチナマスターの例文の方がシンプルですね。
　しかも、見出し語と例文の間に「フレーズ」が入っているので、余計に解釈しやすい仕組みになっています。
　　　　　　
　トリプルマスターでは相互参照機能という、他の例文へのリンクの記載が便利でした。
　プラチナマスターでは他の例文へのリンクの記載はないのですが、他の見出しに使われていた単語が他の例文に使われていることが多く、復習になります。
　　　　　　
　また、プラチナマスターの後半部分は、前半の単語集パートと同じくらいの分量の「問題演習編」が収録されていることが特長です。
　前半の単語集パートの見出し語全てが問題になっています。
　細切れ時間にランダムに見ていくだけでも復習になります。
　　　　　　
　さて、トリプルマスターとプラチナマスターの使い分けについてですが、単語のレベルというより、掲載されている例文の難易度に違いがあります。
　トリプルマスターの例文の方が難易度が高いです。
　私のように自信のない初心者はプラチナマスターの方が取り組みやすい。
　また、プラチナマスター後半の問題集が秀逸なので、問題集として使用するために購入する手もあると思います。
　　　http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20150411/p1