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紙の本
この改訂は悪手だったのでは?
2017/06/25 00:04
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名無し - この投稿者のレビュー一覧を見る
旧版の「古文解釈の実践」、「古文解釈の完成」はレベル別になっていた。
中堅国公立大志望者や時間の取れない難関国立大理系志望者は「実践」のみ、難関国立大文系志望者は「完成」まで、という使い分けが可能だった。
しかし、今回の改訂で「実践I」〈日記・随筆篇〉と「実践II」〈説話・物語篇〉の分野別の構成になり、概ね、それぞれの第一部が「旧・実践」を、第二部が「旧・完成」を、それぞれ踏襲している。
そのため、中堅国公立大志望者や時間の取れない難関国立大理系志望者で、第一部のみ使いたいという人でも、2冊とも購入しなければならなくなった。
古文は、現代文の「評論」と「小説・随筆」と違って、ジャンル別で分けるのは得策ではない。
実際、旧版に比べて、本書を敬遠する人が多くなり、残念ながら、今回の改訂は悪手だったのではないかと言わざるを得ない。
内容自体も、旧版も申し分なかったが、それ以上に良くなっているだけに残念である。
内容自体をそのままに、第一部を「実践I」、第二部を「実践II」として、再編成する(元の編成に戻す)のが妥当である。