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商品説明
現代の探偵業は、最高レベルの知力・精神力を必要とする厳しい職種である。松岡圭祐はその「探偵」の本当の姿をこれほどまでかと思われるほどリアルに描写する。ストーカー、犯罪被害者など社会問題を正面から取り扱いながら、被害者のひとりである女性・紗崎玲奈が、危険を顧みず立ち上がる。その勇気に溢れたヒロイズムは、読者を必ずや魅了する。独創に満ちたアイディアを詰め込んだ、まったく新しい探偵小説。【「BOOK」データベースの商品解説】
決して笑わぬ美少女・紗崎玲奈=探偵を追う探偵。独創に満ちたアイディアを詰め込んだ、まったく新しい探偵小説。講談社文庫「探偵の探偵」シリーズ開始記念の、サイン入り特装限定版。「探偵の探偵2」の1〜5章を特別収録。【「TRC MARC」の商品解説】
全冊に著者直筆サインが入り、著者落款が刻印された、講談社文庫・新シリーズ『探偵の探偵』開始記念、豪華完全限定版です。(四六判ハードカバー)
現代の探偵業は、最高レベルの知力・精神力を必要とする厳しい職種である。その「探偵」の本当の姿をこれほどまでかと思われるほどリアルに、松岡圭祐は活写する。そして、ストーカー、犯罪被害者など社会問題を正面から取り扱いながら、被害者のひとりである女性・紗崎玲奈が、命を懸けて立ち上がる。その勇気に溢れたヒロイズムは、読者を魅了する。
(文庫版同時刊行。続刊『探偵の探偵2』12月12日刊行)
探偵は正義の味方なんかじゃない。ミステリーヒーローの恐るべきリアル!―香山二三郎(コラムニスト、「江戸川乱歩賞」選考委員、「このミス」大賞選考委員)
いいタイトルだ。シンプルでありながら、作品の世界観を的確に言い表している。―村上貴史(ミステリー評論家、「このミス」大賞選考委員)
絶望、孤独、闘争。とてつもない怪物シリーズとなる予感!―藤田香織(書評家、エッセイスト)
作者のシリーズ物は、凝った設定に特色があるが、その中でも本書は飛び切りであろう。悪徳探偵専門の探偵というのは、初めて聞いた。しかし、読み始めてすぐ、こんな探偵がいてもおかしくないと思うようになった。探偵業界の現実が、克明に描かれているからだ。また、主人公の魅力も見逃せない。自分たちの仕事の邪魔になる玲奈の命を、悪徳探偵は本気で狙ってくる。それを承知の上で、彼女は危地に向かう。彼女は、頭脳派でもある。玲奈と悪徳探偵の頭脳戦は、双方一歩も引かぬ名勝負。でも、才色兼備にして文武両道の玲奈が、その力を見せれば見せるほど、彼女の哀しみが際立ってくる。タフでハードな鎧の下には、癒せぬ傷を抱えた魂が隠れている。―細谷正充(書評家、「江戸川乱歩賞」選考委員)
〔あらすじ〕調査会社スマ・リサーチが併設する探偵学校スマPIスクールに、笑わぬ美少女・紗崎玲奈が入校する。探偵のすべてを知りたい、しかし探偵にはなりたくない、という玲奈、なぜ彼女は探偵学校に入校したのか? スマ・リサーチの社長・須磨康臣は、彼女の驚くべき過去をつきとめる。須磨は玲奈の希望を鑑み「対探偵課」を設けた。紗崎玲奈はひとり、悪徳探偵を追う“対探偵課探偵”となった。【商品解説】
著者紹介
松岡 圭祐
- 略歴
- 1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーになる。代表作は『万能鑑定士Q』シリーズで、『千里眼』シリーズ(大藪春彦賞候補作)と合わせると累計1000万部を優に超える人気作家。著書には他に『ミッキーマウスの憂鬱』などがある。『万能鑑定士Qの事件簿』は2014年春、映画化され好評を博した。
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紙の本
女性主人公シリーズ
2015/03/29 12:25
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投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
千里眼シリーズ、万能鑑定士シリーズに次ぐ女性が主人公の本。
悪徳探偵を探偵するという対探偵課の主人公。これまでの正義感あふれる千里眼の岬美由紀、万能鑑定士Qちゃんこと凜田莉子らとは少し異なり、目には目を歯には歯を的な点見えるが、その内面には正義感があふれており自己の信じる正義に基づいて行動している。
これからが楽しみ。
松岡啓祐氏には女性が主人公の作品が多いが、本シリーズは第3弾か?