コーポレート・ガバナンス
著者 花崎正晴著
低迷する業績,頻発するスキャンダル.悲鳴をあげる日本企業にとって,ガバナンス(企業統治)の見直しは必須である.1990年代以降,会社法施行・改正によって企業はどう変わった...
コーポレート・ガバナンス
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商品説明
低迷する業績,頻発するスキャンダル.悲鳴をあげる日本企業にとって,ガバナンス(企業統治)の見直しは必須である.1990年代以降,会社法施行・改正によって企業はどう変わったのか.そもそも銀行をはじめとする日本企業のガバナンスにはどのような特徴があったのか.実証分析によって通説がくつがえる.
目次
- 目 次
- はしがき
- 第1章 コーポレート・ガバナンスとは何か
- 1 所有と経営の分離
- 2 エージェンシー問題
- 第2章 アメリカ型ガバナンスの特徴と限界
- 1 株主による経営者のモニタリング
- 2 経営者へのインセンティブ付与
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意外に面白かったりして
2017/02/10 14:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:フィーゴ♪ - この投稿者のレビュー一覧を見る
文芸ばかりで、自己啓発本などというのはあまり読まないのですが、仕事にも関係があり、読んでみました。
現代では、企業自身のガバナンスが問われることが多いのですが、この本は、コーポレートガバナンスを担保するものは、という視点から書かれています。経済史的な部分と、仕組み的な部分、研究とを織り交ぜて紹介してあります。
面白かったのは、同族企業にスポットを当てている事で、アジアはわかるけど、意外にここも?と思ってしまいました。
リクツも多く(当たり前か・笑)ちょっとまだるっこしいところもありますが、全体として、まとまった流れを残してくれる一冊でした。
日本のコーポレートガバナンスの構造・流れが分かる
2017/08/14 14:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:セーヌ右岸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、アメリカのガバナンスとの対比において、日本のコーポレートガバナンスの特徴、特に企業系列やガバナンスとしてのメインバンク制度の機能、評価を行っている。その上で、近年の企業法制度の改革、ガバナンスとしての社会的責任投資等の流れを概観し、今後、社会的に求められるガバナンスの重要性には言及しているが、内部統制等の問題を深く分析し、対応策を提示するような内容ではない。