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商品説明
どのような人事抗争と経営空転の果てに、旧松下電器及びパナソニックは「普通の会社」でなくなってしまったのか。元役員たちの証言で、名門・松下電器の裏面史を明らかにする。『週刊現代』連載をベースに単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
なぜあいつが役員に?なぜあの男が社長なんだ?人事がおかしくなるとき、会社もおかしくなる。巨艦パナソニックの凋落の原因も、実は人事抗争にあった。会社の命運を握るトップ人事は、なぜねじ曲げられたのか。誰がどう間違えたのか。名門松下電器の裏面史がいま、元役員たちの実名証言によって明らかになる!【商品解説】
目次
- 人物相関図・主要人物紹介・年表
- まえがき
- 第1章 カリスマ経営者の遺言
- 第2章 会長と社長の対立
- 第3章 かくて人事はねじ曲げられた
- 第4章 潰されたビジネスプラン
- 第5章 そして忠臣はいなくなった
- 第6章 人事はこんなに難しい
- あとがき
- 本文引用文献
著者紹介
岩瀬 達哉
- 略歴
- 〈岩瀬達哉〉1955年和歌山県生まれ。ジャーナリスト。「年金大崩壊」「年金の悲劇」で講談社ノンフィクション賞受賞。ほかの著書に「血族の王」など。
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紙の本
松下幸之助が偉大だったのか
2016/07/10 13:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hiroyuki - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界に冠たるパナソニックでも、結局こういう人事のゴタゴタ、情実、贔屓(の引き倒し)からは逃れられないのですね。何処の会社にでもあることと言ってしまえばそれまでだが、それによって経営方針の転換、前社長の業績、事業の否定となり、会社は迷走し多大の損失を被ることになった訳である。それらの話は、客観的には面白過ぎで、一気に読めた。
電子書籍
社長の気質
2016/02/02 10:31
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投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近有能な技術者が海外にでて行くと聞いていたが、パナソニックの工場切りも関係していたのかと驚いた。電気関係はおそらく軒並み下向きなのかもしれないが、日本の代表的企業を衰退を様子を知るのは、そしてそれがもしかしたら防げたのかもしれないものなら、とても悲しいと思った。
電子書籍
あのパナでも しかし…
2015/10/21 01:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごん太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一気に読み終えた。あのパナでもこうした愚劣できわめて人間臭い人事があったのかと。しかしこうした好き嫌いで人事が行われ社長と前社長が対立するなどはサラリーマンなら誰もが経験しているのではないだろうか?うちだけではないのだなと痛感させられる。
電子書籍
社長は実直だけではなれない
2015/08/31 04:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちち - この投稿者のレビュー一覧を見る
巨大企業松下電器産業の社長けっていの裏側が楽しめます。幸之助さんも奥さんには頭が上がらなかったのですね。今後のパナソニックに注目したくなる一冊です
紙の本
こんなことがあるんですね
2015/08/23 13:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
縁故関係が重要な時代とはいえ,そういった形で自分の適性に合わないのに
大会社の経営者となることが,いかに害悪を引き起こすのか,ということが
良くわかる本でした。経営が政治になってしまうことの害悪がよく分かる本です。
紙の本
こんな大企業でも
2015/08/22 11:17
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:旅は道連れ - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容は結構ドロドロとして企業内幕モノです。
創業家の存在という独特さを差し引いても、余りにもドロドロとしたトップの人間模様を読んでしまうと、こんな大企業ですら…なのだから自分の勤務先は…などと考えてしまいます。
しかしながら、組織の人事なんて行き着くところは人間が人間を決めるものですし、当然相性・指向・好みもある話です。そんな当たり前のことを再認識させられる内容でした。
電子書籍
大企業の一つの発展の姿
2015/08/09 09:19
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投稿者:Tsukasa - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分はパナソニックの内部は知らないが、どこの企業でも起こりうる、オーナー主導から、グローバルな一般企業に発展していく通過儀礼、と思って興味深く読みました。こんなことがあっても倒産せず経営し続けることができるのは創業者の作ったビジネスモデルの強さに、各世代のトップ、および従業員が変革を進めてきた結果、ともいうことができるのでしょう。
紙の本
経営者と労働者
2015/05/11 21:39
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ななへい - この投稿者のレビュー一覧を見る
パナソニック。世界的な企業だけど、いやそうだからこそ人の好き嫌いで人を評価するのか。
多かれ少なかれ、企業組織ではよくある派閥抗争の話です。
1回読めば、もういいワという本でした。