電子書籍
講義の内容を書籍化
2023/01/04 01:26
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投稿者:アコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
講義の内容を書籍化したので文章としては読みやすいんだけど、聖書の内容をざっくりとでも事前に知っていないと内容はよく分からないなと感じる。読んでみると後から追加されたりするから矛盾みたいなのもあって、その時代に都合の良いように作られたりしていた部分もあったんだろうなと思いました。
紙の本
後半は原文の引用ばかりで解説になっていない
2016/01/09 23:17
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投稿者:おくちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
旧約聖書から「創世記」「出エジプト記」「申命記」の3書、新約聖書から「マルコ福音書」「ローマ人への手紙」「ヨハネ黙示録」の3書を取り上げ、橋爪先生と受講生の対話形式で展開されています。
聖書の話としてよく知られているアダムとイブ、ダヴィデとソロモン、イエス誕生など個々のエピソードはごく簡単か、ほとんど無視されています。
旧約聖書の部分はそれなりに橋爪先生の解説が詳しくてよくわかりましたが、新約聖書になると、「ローマ人への手紙」も「ヨハネ黙示録」も、「パウロは続けます」などと原文をひたすら引用するばかりで、ほとんど説明になっていません。例えば、こんな個所があります。
受講生「こんなむずかしい話を、キリスト教徒はみんな、理解しているんですか?」
橋爪「理解できないから、神父さんや牧師さんに説明してもらうんじゃない?」
それを説明するのがこの本の役目じゃないのか、と突っ込みを入れたくなります。
帯には「ビジネスパーソン必携!」とありますが、ビジネスとの関係に言及されている個所はどこにもありません。
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よくわからない。対話形式で読みやすいように感じられるが、かえって何が問題で、聖書のどこが分からないのかがわかりにくい。しかも聖書全般ではなく、部分的に説明がされているのでますますわからない。ある程度「教養」としてキリスト教ないしは聖書を学んでいないと、初学者にはさっぱり理解できない。あとがきに聖書の解説がさらっと述べられているが、そのような感じでまずは全体像から初めて、各論に入っていくべきである。本書を読む前に概説書を読まれることをお勧めする。
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旧約聖書は物語としても面白そう。黙示録はなんだかよく分からない、というこれまでのイメージは変わらず。
やっぱり聖書そのものを一回は読まないとだめかな。
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ユダヤ教、キリスト教の成り立ちを理解するのに役立つ好書です。聖書に触れるたびに、これを信じるという感覚が信じられない思いがします。特にヨハネ黙示録は、壮大な終末の描写で、物語としては面白いですね。確かに映画の世界です。
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カトリック系の学校にいたこともあるにも関わらず、まじめにキリスト教の勉強をしなかったため、ひいひいいいながら本書を読んだ。分かったような分かんないような感じで読み終えたけど、あとがきの”聖書のメカニズム”を読んだら、何だかスッキリ。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教が生まれた理由が腑に落ちた。
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旧約聖書・新訳聖書から、それぞれ著者が3つ取り上げられています。講義にて生徒とのやりとりの形ですすめられていますので、一つ一つ丁寧に理解することができます。旧約と新訳の違いも深いところまで理解できるところがあり、面白く読ませていただきました。物語の内容を、その時代背景を通じて読むことで、なぜそれが書かれたのかが、書いた人が何を言いたかったのかを知ることができる。そういう視点が聖書においても得られたのは大きかったです。
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ところどころよくわからなかったから飛ばし読みした。解説でこれだから聖書って思ってたより読みにくそう。
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Honzで見つけた本であり、私もつくし世代に当てはまる(年齢的に)のでこの本は読んでおこうと思ったのがきっかけであった。
読んでみると私自身に当てはまるものや、同世代でありながら意味がわからない行動に関してもよく分析がなされていて非常に面白かった。今の若い者は「ゆとり世代」や「さとり世代」などと言われてあまり良くない印象を持たれている。私自身そのように一括りに見られるのは相当に腹がたつ部分もあるのだが、今の若い人達をよく捉えた表現だと思う部分もある。しかし本書の「つくし世代」は違う面か観察し、比較的良い方向へ分析をしている。
そして筆者自身マーケティングの仕事についていた経験から、若者を消費者として捉える商品開発、CM作りなどマーケティングに使えるアイデアもふんだんに盛り込まれており、ビジネスマンにも一読の価値がある書籍だと感じた。
(恥ずかしながら、私はタイトルの「つくし世代」のつくしは植物のつくしだと最初は思っていた。しかし後になって「尽くし」のつくしだと判明したときにすごく腑に落ちた。笑)
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ビジネスパーソン必読、、、かはわからないが、相当雑学が増えて良かった。しかも読みやすい。読み終わってからだいぶたってしまったので、忘れてしまって感想が書けない。パウロが素晴らしかったんだっけ。最終的に洗脳されそうになった。
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聖書をベースにしている創作物が多いので、一度きちんと勉強しようと手に取った本。とうてい理解はできなかったけど、一神教を知る第一歩になった。2015/12/30
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久しぶりにキリスト教の本を読みたくなったが、結局、分かったような分かんないような感じで、でも死者も最後の審判を待ちGodにより一人ひとり裁かれるという構造は、やはり日本人としてついていけない部分であると感じた。
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2016.1.30読了。
2014年に行われた慶應義塾の聖書を読む公開講座を本にまとめたものらしい。なので書き方は講師の橋爪氏と受講生のやり取りのようになっている。
この本では旧約聖書の創世記、出エジプト記、申命記、新約聖書のマルコによる福音書、ローマ人への手紙、ヨハネ黙示録の6冊について解説している。
内容については、創世記とヨハネ黙示録以外は生活や生き方に関することの記述が多く、意外と独自の世界観の説明は少ないと感じた。
一方で創世記はその世界の始まりについての説明がなされていた。
またヨハネ黙示録はこれらの書籍の中で、かなり独自の世界観に基づいた予言的なものであり、異質な印象だった。本の中でも少し触れられていたが、ヨハネ黙示録はローマ帝国のキリスト教弾圧の時代に書かれたものであるようだとのことだったが、弾圧に苦しむ信徒たちにローマ帝国の権力がいつか崩壊してキリスト教信者が報われるということを説いて励ますために書かれたのではないかと思った。
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聖書を通して読むことはキリスト教徒でも難しい。
そこでこの本。
私は福音書くらいは内容を知っていたのですが、
旧約聖書の内容や、書簡、黙示録についても解説。
聖書にはこういうことが書いてあると軽く把握するのに
とても役に立ちました。
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20160204~0215 新旧聖書の6つの書物(創世記・出エジプト記・申命記・マルコによる福音書・ローマ人への手紙・ヨハネ黙示録)を取り上げた講義を書籍化。わかりやすいし、面白い。ヨハネ黙示録なんかは、色々な作品(映画やアニメや漫画)のねたになっているなあと思った。キリスト教世界の人たちの歴史観が興味深い。