「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/07/01
- 出版社: 小学館
- サイズ:19cm/192p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-09-388430-3
読割 50
紙の本
保育園義務教育化
著者 古市 憲寿 (著)
もしも保育園が義務教育化されたなら、子どもの学力は向上し、児童虐待は減少し、景気まで回復する!? 社会学者・古市憲寿が、社会全体のレベルを上げることにつながる「保育園義務...
保育園義務教育化
保育園義務教育化
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
もしも保育園が義務教育化されたなら、子どもの学力は向上し、児童虐待は減少し、景気まで回復する!? 社会学者・古市憲寿が、社会全体のレベルを上げることにつながる「保育園義務教育化」を提言する。【「TRC MARC」の商品解説】
もし保育園が義務教育になったら…?
『もしも保育園が義務教育化されたなら…』
子供の学力は向上し、児童虐待は減少し、景気も向上?
もう世界では始まっている!!
社会学者・古市憲寿が提言する、母や子供、日本を救う少子化対策!
「保育園義務教育化」はただ少子化解消に貢献するというよりも、社会全体の「レベル」をあげることにつながる。良質な乳幼児教育を受けた子どもは、大人になってから収入が高く、犯罪率が低くなることがわかっている。
同時に「保育園義務教育化」は、育児の孤立化を防ぐ。今の日本では、子育ての責任がとにかく「お母さん」にばかり背負わされている。
子どもが電車や飛行機の中で泣くことも、学校で勉強ができないことも、友だちと起こしたトラブルも、何かあると「お母さん」のせいにされる。
だけど、本当は育児はもっと社会全体で担ってもいいもののはずだ。しかも子育て支援に予算を割くことは経済成長にもつながる。いいことずくめなのだ。
(本文より)
はじめに 「お母さん」が「人間」だって気づいてますか?
第1章 「お母さん」を大事にしない国で赤ちゃんが増えるわけない
第2章 人生の成功は6歳までにかかっている
第3章 「母性本能」なんて言葉、そもそも学術用語でもなければ根拠もない
第4章 少子化が日本を滅ばす
第5章 草食男子が日本を滅ぼすというデマ
第6章 女性が今、社会から待望されている
第7章 0歳からの義務教育
【編集担当からのおすすめ情報】
本書を出版するにあたり、東京で子育てする「お母さん」「お父さん」に本書を読んでもらいました。
「乳幼児期の教育がもっとも人生の成功に影響するという、ノーベル賞を受賞されたヘックマン博士の考察には、驚いてしまいました。今すぐ義務化して欲しい。」
(3歳児の父)
「3歳児神話の欺瞞など、知らなかった部分が明らかになり面白く読めました。すでに導入しているハンガリーの例や、検討中のフランスの状況など含めて、『なにこれ、マジ神じゃね?』ってくらい食いついてしまいました。これができれば最高じゃないですか!! 預ける後ろめたさが消えて、追い詰められての虐待も減るのでは。これが実現したら日本の育児状況が変わりますね!!」
(6歳児、0歳児の母)
「まさか古市さんの本を読んで、泣いてしまうとは思いませんでした。『「お母さん」というだけで「人間」扱いしてもらえなくなる異様な状況』に怒り、『「女性」ではなく、「国」が悪者になるべき』『「お母さん」だけに責任を負わせるな』と言ってくれるのが、まさか古市さんなんて!(笑) 夫とか姑とか色んな人に読んでもらいたい。実現して欲しいです!とても!!!!」
(2歳児の母)【商品解説】
著者紹介
古市 憲寿
- 略歴
- 〈古市憲寿〉1985年東京都生まれ。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。株式会社ぽえち代表取締役。日本学術振興会「育志賞」受賞。著書に「だから日本はズレている」など。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
著者嫌いの人も必読です
2016/01/31 11:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の古市氏と言えば,とにかく厭世的で,なにごとも他人事で,コメントは賢いけれど,好きになれないという印象だった.駒崎氏が推薦していなかったら,読んでいなかったかもしれない.だけど,内容は「知ってほしいこと」が満載だった.いかに,「お母さん」が大変で,いろんな仕組みや思い込みが「お母さん」を苦しめているかがわかる.この本の欠点があるとしたら,古市氏が著者だということで読まない人がいるんじゃないかということだけじゃないだろうか.小栗とか向井とかイケメンパパとの対談本で出しなおそう.いや,マジで.
紙の本
政治家、どうにかして!
2017/12/14 05:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はる - この投稿者のレビュー一覧を見る
何気に著者が好きなので手に取って読んでみました。わたしには子供はいないけれど、ふむふむと思うところもあり、興味深かったです。
紙の本
親が人間だって気づいたのはいつだっただろう
2015/09/14 17:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たる - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭からガツンと効いたメッセージだった。日本は母親に完璧を求めすぎている。三歳児神話や、母乳育児etc…いろんなプレッシャーから子供を可愛く思えないという母親を生み出していまっている。そんな社会への処方箋として著者は保育園義務教育化を提示している。非認知能力を向上させ社会全体のレベルを底上げする。子育て支援が経済成長へつながるデータもある、と。 「人の生き方、価値観が変わった。制度が追いついていない」まさにその通りだと思う。
電子書籍
面白かったよ
2015/09/04 00:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たいちょう - この投稿者のレビュー一覧を見る
知らない統計のお話しがたくさんあって興味深かった。社会を変えていけるといいなと思った。
電子書籍
『「学力」の経済学」を元ネタにしたおしゃべり
2015/12/11 19:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
使用されているデータや、たとえ話など、すべて『「学力」の経済学』からの引用である(とはいえ引用元をいちいち明記していないのは、もはや悪質なパクリに近い。そもそも引用されているデータが、学術的なものであり、オープンソースであるとはいえ『「学力」の経済学』著者が、自説を述べるために効果的に引用していたデータである。それをそっくりそのまま引用して、あたかも自分の意見を述べるためにこんな実験見つけてきました、というかのように記すことには、モラルを感じない)。
前書きの言い回しまで同じなのには、苦笑するしかない。とにかくすべてのデータやたとえ話が、同書からの引用であり、その他は、あまりに不要な人脈自慢(佐藤健と人狼ゲームやってます、とか、朝井リョウは夏休みの宿題早く終わらせるタイプです、とか)。
「教育に関しては、政治家たちが自分の経験から意見を述べる変な世界」としておきながら(ちなみにこのたとえ話も、同書からのパクリ。『「学力」の経済学』からの引用部分以外は、自分だって同じようなことをしているじゃないか、と、読んでいて辟易とさせられた。
保育園の義務教育化自体には、反対ではないのだが、どうも著者が好きになれない。